「父と過ごした夏休み」aftersun アフターサン odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
父と過ごした夏休み
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31歳になったソフィーが11歳の頃、両親が離婚して離れ離れになった父カラムとトルコの鄙びたリゾートで過ごした夏休みの思い出を噛み締める、父と娘の回想録。
劇中、ホームビデオが出てくるからなのか、クローバーフィールドのような手振れした映像や細切れのフラッシュカット、過剰ズーム、極端に暗いシーンなどを随所に散りばめ、見にくいことを逆手に取った奇妙な絵作り、演出が鼻に付きました。
女性監督シャーロット・ウェルズさんが自身の思い出を被らせて撮った長編デビュー作とのことだが、まさにホームビデオの世界観、大した出来事もなく父娘の楽しそうな、時に反目する様を淡々と描いているだけなので、同じような境遇を持つ人には共感が得られるのでしょうが私には退屈な作品でした。
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