「・明確に語られない部分が多く、その解釈を鑑賞者側に委ねている -父...」aftersun アフターサン ひめひろさんの映画レビュー(感想・評価)
・明確に語られない部分が多く、その解釈を鑑賞者側に委ねている -父...
クリックして本文を読む
・明確に語られない部分が多く、その解釈を鑑賞者側に委ねている
-父はこの夏からそう遠くない将来に亡くなってしまったのか
-父は故郷のエディンバラでどんな日々を過ごしたのか
-ソフィはそれから手紙や電話で父とやり取りを続けていたのだろうか
-ソフィは父の死に目に会えたのだろうか
・何度も、「父が死んでしまった…?」となるシーンがあった
-俺だけ?
・非日常を日常的に、脚色過多にならず自然体で描いている
-演技という感じがせず、リアルな親子の様子をそのまま眺めているようだった
・カットの構図が洗練されていて、芸術的な美しさを感じさせてくれる画面が多くあった
-芸術的:無駄が削ぎ落とされており、本質的な美しさだけがそこにある
-特に海のシーンなどは引きのカットが多く、地中海の風景はずっと眺めていたくなるほど胸に焼き付いた
-水中のカットもまた神秘的で美しいものだった
-フィルムカメラの質感が、この時間が過去であることを突きつけてくるようで胸を締め付ける
コメントする