インフィニティ・プールのレビュー・感想・評価
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240 確かマリネラ国も人を殺めたら例外なく死刑だった
何のためにこんな仕組みを作ったのか?
これで美味しいおもいをするのは誰なのか?
主人公はたまたま対象になったのか、それとも
はめられたのか?
ミアゴスはなんでいつも凄いのか?
あーわからん(笑)
しかーし確かに見知らぬ国に行けば多かれ少なかれ
自分の立場が危うい状況になる恐怖が
常に存在すると思う。
自分が子供のころはトンでも本に香港の店で
着替えをしたらどこかに拉致されて
女性なら売られる、と書いてあり怯えましたよ。
で、本作のような状況になれば私なら
相当病むでしょうね。
ただ金持ちは刺激を求めて何度でも罪を犯す。
自分を何度も殺すだけでなく
あーあそこにいる一見さんをはめようぜ。
二回も三回もドッキリしかけようぜ。
結構理にかなったストーリーだと思います。
70点
MOVIX京都 20240413
過激で面白くて、良かったです!
主人公がどんどん深みにハマっていくのがとても面白く、時々笑えるところもあり、楽しく観ました。ミア・ゴスがますます好きになりました。
クローンを作る技術があるのに、液体に浸かって型取りって楽しいですね!
お父さんと比べられることも多いでしょうが、監督の今後の作品に期待したいです。
罪悪感を負ける者には大金持ちにはなれない
かといって、強くなれないし、後にも前にも行けない。
そうやって、同じ場所を何回も往復するだけ。
プールで泳ぐようなもの。
そういう人間をいっぱい見てきたのだろう。
ただ、自分の処刑を見るシーンは、あんな皆で見るのではなく、やはり別室にすべきでは。
他の人は気にしないのか?
富裕層が行き着いた恐怖の遊び
ブランドン・クローネンバーグの長編3作目は架空のリゾート地を舞台に売れない作家が倒錯した世界に巻き込まれていく、SFサスペンススリラー。
妻と共に孤島の高級リゾートにバカンスで訪れている作家のジェームズ(アレクサンダー・スカルスガルド)は偶然知り合ったファンだというガビ(ミア・ゴス)に誘われて、観光客には禁止されているリゾートの敷地外のビーチに誘われる。
その帰り道、車を運転していたジェームズは現地の人を轢き殺してしまう。
この国では殺人は即死刑という法律なのだが、観光客は大金を払えばクローンを作成し、クローンに死刑を身代わりしてもらえるという制度だった。
ジェームズは妻と一緒に自分のクローンの死刑を見学する・・
ガビは作家の売れないコンプレックスに付け込み、クローン処刑を経験する富裕層仲間に引き込み、ドラッグや愛欲の世界に溺れさせる。
荒唐無稽な悪趣味な設定で、クローン処刑の設定をまあSFだから、と容認しない人にとっては最悪の映画だ。
むしろ、ホラーはコメディと紙一重なので笑えるくらいの寛容さが必要かも。
低予算のB級感が満載で、クローンは不思議な機械で瞬時に生成され、科学的な根拠はない。(そこは主題ではないので受け流さないといけない)
クローン生成やドラッグの錯乱状態のシーンはVFXというよりも照明や映像表現で工夫しており、ヴィジュアルアートの表現で、前作「ポゼッサー」から採用し監督が気に入っている表現だという。
大金を持て余し、なんでも金で解決できると思う富裕層の堕落を風刺しているのだろう。
しかし、この作品の見どころは今やホラーアイコンともいえるミア・ゴスのタガが外れたキレキレの演技に他ならない。
ミア・ゴスが画面に映るだけで、ああ、もう滅茶苦茶にされるんだろうな、と思わせる存在感だ。
低予算とはいえ、クローン生成のこじつけなどをすっ飛ばすところなどは、作品の深みがなく、B級スリラー映画に感じてしまう要因。
リアリティを追求することでB級感を払拭すれば偉大な父に追いつける可能性はある。
才能はある監督である。
次回作も楽しみ。
倫理を超えるほどの格差
バカンス先で人を轢き殺してしまった男が
悍ましい悪夢に飲み込まれていく。
殺人を犯してもクローンが身代わりをしてくれる、
狂った抜け道が存在する島で
悪びれることなく戯れるセレブたち。
一寸先に広がる闇に魅せられ
後戻りできなくなるジェームズ。
もはや、そこに主体性は無い。
ジェームズを翻弄するミアゴスが
Xシリーズとはまた違った悪の魅力を放っていた。
暴力、セックス、麻薬…
倫理を超えるほどの格差が生み出した
狂乱のバカンスは現実に存在する。
懐かしきエログロスリラー
子供の頃、ホラー映画というと、エログロが主流だった(特にスプラッタやスラッシャー)。
まさにその流れを汲んだ作品。現在のコンプライアンスなんて何のその。
旅行中に交通事故で人を殺してしまった主人公。死刑を宣告されるが、他国の観光客特権として、大金をはたいてクローンを作り、身代わりにする事も出来る。
クローンとは言え、記憶もあれば感情もあり、勿論痛みも感じる。そんな自分自身が殺される所を見なくてはいけないという、何とも胸糞悪い展開。いや、スリラーとして面白い。😁
そうか、監督はあのデビット・クローネンバーグ監督の息子さんか。そう思うと、引き継いでいるとも言えるけど、お父さんはその中に倒錯した深い愛情が見えて、切なさがあったけど、この映画にはそれはなかったなぁ。
#インフィニティプール
売れない作家のネタ探しが…
欧州、アメリカ系の白人が好むビーチリゾートでの話 リゾートホテルから治安(貧困による)が悪くて出れない状況にはビックリ👀 しかしそのエリアのクローンを造る技術は素晴らしいもので、その技術を持ってすれば…とまず違和感 そのエリアの法律は目には目を歯には歯を的なものだが、クローンを造るり、そのクローンを犠牲にし、本人は生き残れるといった金持ち資本主義的な自分勝手な行動に
休暇で羽目を外しすぎたグループに、ズブズブに飲み込まれ、最後には…
最後には廃人となった主人公が痛々しい 羽目を外しすぎるなといった教訓❔わからなかった…
しかし、眉毛のない女優にはビックリ😨まろ?今流行りなん❔
駅の入り口
何かを語るとか訴えるとかではなく、こういう絵を撮りたいという意思の現れだろうが、とりも直さず映画とは「画」であるからこれでいい。
キメセクはじめ薬物の影響を描写したサイケ場面は70年頃のドラッグ・カルチャーへのオマージュみたいでジミヘンかドアーズをかぶせてほしかった。
ラストシーンは「人間やめますか?」ってテロップが出るかと思った。
音響が最も印象的でした
予想していた通り、エロくてグロくて、謎に満ちた作品でした。画質はあまり満足がいくものではありませんでしたが、オシャレで凝った絵づくりのための質だったかなと・・・それをカバーするかのように音響は結構なもので、音が作品へと誘うような印象でした。内容・展開、ロケーションや装飾物等々、独特の演出や複雑な構成ではありましたが、全体のストーリーはしっかりと把握できた気がします。まぁ細かな疑問は満載なんですけどねー。結局どうなの?っていうふうに思っちゃいましたし・・・。
なかなか興味深くて、カルト的な雰囲気も感じましたが、いくら音が良くてオシャレな作品だといえ、ハマりづらいじゃないかなー、などと思った次第です。
正気と狂気の境界
サスペンススリラーを予想していたものの、そんな感じの作品ではありませんでした。おまけにエログロ描写もそれなりにあり、チョット苦手なタイプの作品でした。とはいえ、考えさせられるものはありました。
ストーリーは、新作のひらめきを求めて妻エムとともに高級リゾート地にやってきた、スランプ中の作家ジェームズが、自身のファンだという女性ガビの誘いを受け、ガビとその夫とエムの4人で禁止されていた敷地外へのドライブに出かけるが、その帰り道に人をはねて警察に身柄を拘束され、警察から「観光客は大金と引き換えに身代わりのクローンを作ることで罪を免れることができる」ともちかけられ、この誘いに乗ったことから数奇な事態に巻き込まれていくというもの。
本作の世界観を構築する上で欠かせないのがクローンの存在です。どうやらこの島に伝わる秘伝の技術のようですが、現在と同じ風貌で、しかも記憶を保った状態で短時間でクローンを造り出せるという、パーマンのコピーロボットもびっくりのかなりプッ飛んだ設定です。しかし、ここにツッコんだら本作は成立しないし、これこそが本作のキモだということがだんだんわかってきます。
では、いったいなぜこの島でこんなことが行われているのでしょうか。これは、島のクローン技術を悪用した富裕層向けの非合法アクティビティなのではないか? 刺激を求める富裕層が金にものを言わせて好き放題に暴れて憂さ晴らしをして、その利用権利がわりに新たな顧客を引き込むことで、島にまた大金が入るという、富裕層と島のウィンウィンの関係が裏で成り立っているのではないか? こんな予想をしましたが、見事に外れました。というより、そこに明確な答えはありませんでした。
おそらく描きたかったのは島の秘密ではなく、クローンに罪の身代わりをさせることでさらけ出される、人間の心の闇だったのではないかと思います。当初は自身のクローンが殺されることに強烈な不快感や嫌悪を覚えたジェームズが、同様の仲間がいることを知り、罪悪感が薄れ、勢いに任せて暴れ、少しずつ壊れていく様がシュールです。平素は決して表に出ることのない人間の心の醜い部分が、じわじわと、やがてなんのためらいもなく言動に表れていく様子は、下手なホラーよりよっぽど怖く感じます。
人は誰しも負の感情をもっています。ジェームズの場合、それは新たな作品を生み出せない苛立ち、才能のなさを自覚しての絶望、義父の世話にならざるを得ない惨めさや反発などだったのではないでしょうか。内に眠るそんな負の感情の根源は、すべて日常生活にあります。だから、帰りのバスの車内で、レジャーを終えたセレブたちが日常モードに切り替えて帰国後の予定を話すのを耳にしたジェームズは、やりたいことも帰りたい場所もない日常生活に戻ることを拒み、島に残ったのではないでしょうか。
タイトルの「インフィニティ・プール」とは、ふちに手すりなどの視界を遮るものがなく、目の前に広がる海や湖と繋がっているように見えるプールのことらしいです。作中でもそんなプールの設計の話題が出てきます。これは、正気と狂気の境界線を曖昧にし、心の底にあって見えないはずのものをさらけ出す、この島の異常性を見事に言い表したタイトルのように思います。冒頭で確か「雨季の嵐の前の時期を“ウンブラマク”といい、意味は“召喚”です」と、“エキ”の仮面をつけた人たちが語っていました。今にして思えば、召喚されたのは己の醜い心であり、おぞましい仮面はひた隠しにしている素顔なのかもしれません。
ただ、クローン技術以外にも、島の不思議なルール、リゾート施設の厳重なバリケード、ガビがジェームズを狙った理由など、腑に落ちないことも多く、鑑賞後もすっきりしません。安っぽくてもいいので、なんらかの理由づけがあれば、もう少し満足度が高まるのではないかと思います。あと、実は最初に処刑されたのがオリジナルで、最後に残ったのはクローンだったとほのめかすような描写があっても、おもしろかったのではないかと思います。
主演はアレクサンダー・スカルスガルドで、体当たりの演技が秀逸です。「ノースマン」の主演俳優と同じだとは全く気づきませんでした。脇を固めるのは、ミア・ゴス、トーマス・クレッチマン、クレオパトラ・コールマン、ジャリル・レスペールら。中でも、ミア・ゴスの終盤の演技は圧巻です。
クローネンバーグ✕ミア・ゴス="らしさ"全開狂気の渦に飲み込まれる荒波のオールインクルーシブへようこそ
タイトルに冠された、水平線との境目がない"インフィニティプール"とは、永遠に続き遥か彼方どこまでも広がるもの=世界。例え暴れるキッカケ口実があったとしても、そうした凶暴性・野蛮さを、プール=個人の中に留められるか=思考・倫理観は、貴方・僕ら次第…?
異型や人体破壊の大好きなクローネンバーグの血の濃さとミア・ゴスの狂気演技・怪演っぷりを再認識した。これからスゴく濃いものに出くわしたら、喩えとして「クローネンバーグの血か!」とツッコむことにしよう。そして、製作総指揮にも名を連ねる主演スカルスガルド兄が堕ちて暴れて酷い目に遭う…。地元民に歓迎されない観光客、そのワケは?父親に反抗するために貧乏作家と結婚したという主人公夫婦の前に現れた、主人公の作品のファンだという夫婦。
やけに前の詰まったルッキングルームのない構図で醸し出される不穏感・不安定さ。泣き言ばかりの己を葬り、野蛮な凶暴性を解放する。自分の無残な死を他人事として目の当たりにしては、人間性が欠如するように倫理観が崩壊していくさまをまざまざと見せつける。幾度となく脱皮するように、観客も自分自身もどれが本当の自分(姿)か分からなくなっていく混乱と曖昧さを含んだラスト。
そのときどう転ぶか、どの自分が出てきて、どっち側になるか
ゴミ捨て場のカニの目
貧困国のリ・トルカ島にある高級リゾートで交通事故を起こした作家が不穏な事態に巻き込まれる話。
処女作発行依頼6年書けていない小説家が、声をかけられた夫婦と共に出ることが禁止されているリゾートの外へ出かけて巻き起こるストーリー。
過失であっても人を死なせたら死刑という国だけど、外国人観光客や外交官は金を積めばクローンをつくりクローンに仇討ち的刑を受けさせることが出来るという設定だけど…そんな技術を持っていて貧困国ですか?記憶までもコピーできるんですか?そして代わりに刑を受けさせるなら似ている必要ないし、どうせわからないんだし寧ろ似ていない方が都合良さそうだけど…なんて思っていたら、そこからまさかの乱痴気展開。
なるほどそっくりじゃなきゃ都合が悪いということですね…。
エキの入り口までは結構良かったけれど………トリップが長いこと。
そしてそこから同じ様なことを繰り返されて飽きてくる。
せっかくぐちゃぐちゃさせておいての締めもそれだけですか?
なんでこんな中途半端にマイルドにしちゃったんでしょ?
えっ?マイルドに感じるのは自分だけ!?
描写が上手いですね
バカンスの宿泊先国の闇部分を悪用してとんでもないことに。やはり甘やかしはいけませんね。弱気な子が悪い子グループに混じり逃げられなくなるように主人公が闇に入り込むところの描き方が絶妙ですわ
ミア・ゴス
父親の映画は難解だけど好きなのだが、息子の映画は初鑑賞
どんななもんですかね~と、日曜の朝から新宿へ💨
親父と一緒で変態じゃないですか(笑)
ミア・ゴスって、決して美人女優ではないと思うんですけど、男からしたら決して嫌いなタイプではないと言うか
眉毛は無いし、なんなら坂口杏里みたいな顔ですけど、何か嫌いではないと言うか、ワンチャンあるんじゃね⁉顔と言うか(令和ではありえないアウト発言 スイマセン…)
開始早々、ノースマンを下手捻り(ヒネリ)でK.O.ですよ! ダメダメ(*´Д`)
ミア・ゴス女王様なら、ノースマン完全に下僕状態 タマラン!
ノースマンの奥様もまたエロイ顔で …
鑑賞前の評価かなり低くて、正直あまり期待してなかったんですけど、私Sのドм根性に火を点けましたよ ナニイッテンダ⁉
終盤の車のバンパーに寝転んで酒飲みながら、前を歩くノースマンを罵倒するシーン、今年観た映画の中で「タマラン大賞」確定です!←バカ発言
クローネンバーグ息子、アレキサンダー・スカルスガルドに自分を重ねてるよなぁ(わかるぞ、オレニハ! ウンウン)
そして最後のご褒美シーン、完璧です!
と、良い子の映画ファンには全く響かない内容となっておりますが、少しでもмもしくはs要素のあるヘンタ◯な方は是非ご鑑賞を…オワリ!
予告がピーク
2024年劇場鑑賞79本目。
予告でクリーチャーっぽいクローンが出てきたし、入場特典でもこれ何に使うのというでっかいお面渡されてっきりクリーチャーの反乱かと思いきやこれ本当にただのお面なのかよ!
自分のクローンを殺すのが楽しいという気持ちは全く理解できず、自分なら浜辺美波か橋本環奈のクローン作って嫁さんにするのになぁと思いながら観てました。あとミア・ゴスはただのパールでした。
エロ グロ 雰囲気を味わう 作品 センスは感じたが 寝てしまったヨ😪
コレ事前の無料リーフが つのだじろうさんの恐怖漫画 ボットんトイレで死亡的 で良かった
故に鑑賞
ホラーではなく スリラーらしいが そんな分類 ワシにはどうでもよくて
ただひたすら エログロ 不思議なセンス味わう作品 まあ当然のR18➕
もう最初から 自慰行為手・・で ビックリ‼️したズラ
もうひたすら 不条理の器 の上の エログロ 色彩センス作品
ただ 前半 寝てしまった😪 故に よくわからないというワシの自己責任なのであった。
センスは感じたよそれは相違ない。
カップル👫には向かないかも それも多分相違ない
有料パンフ は 半分 読めない古代の文字みたいで よくわからないけど この映画が 理屈でなくセンスであることの証左
人間のサガ的な・・・・
細かいことだけど 最初朝食のシーンで お決まりのスクランブルエッグ🍞等に全く手をつけないのは不自然
はこの監督 改善事項
ただ 眠った💤😪オレが悪い❗️ 正直よくわからない感じ
今週は ホラー被って 今日観た3作中一番空いてた。
クローン 自分自身 の まさに無限の輪廻は 着眼点は良いと思ったが 2世だか3世だか 世襲的な
のはチト拒否感あり。
でもこういうの好きな人もいるよね❗️
チープでややグロ、良いところが見つからない
クローンの新境地を少しでも期待した自分が情けないくらい、入りからチープすぎるミステリ展開。金持ち道楽のモルモットという設定だけは良かったが、実際死ぬ地元民の凄惨も全く無ければ、警察グルにしてもそんなに殺人起こるんですか?笑うしかありません。
クローン製造過程やジェームスの心境も低予算にしても映像誤魔化しがチープ過ぎます。
パスポートはすでに感化されジェームスが意識下で隠したんですよね~、とにかくガッカリでした。上映館が少ないのも納得.でも新宿P館それなりに入ってました
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