「観ていて何度も涙が出た」シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ロックと家族の絆 山田一郎さんの映画レビュー(感想・評価)
観ていて何度も涙が出た
シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さん、シーナさん、3人の子どもたちの映画です。ステージに立っている時の鮎川さんのカッコ良さと、普段の穏やかで優しい様子が対照的で、実に魅力的でした。
鮎川さんを慕う多くのミュージシャンや関係者のインタビューも良かったです。特に甲本ヒロトさんの朴訥とした喋りは、その内容も最高に良かった。「鮎川さんは亡くなったけど、そんなことはどうでもいい。彼がいたことが凄いことなんだ」というようなことを話していて、思わず涙してしまいました。
彼らの故郷や下北沢の映像がふんだんに使われた、心温まる作品です。上映館は少ないですが、お近くで上映される際には是非観て頂きたいです。
コメントする