「只管、ジョギング、長電話、お疲れさま」デスパレート・ラン odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
只管、ジョギング、長電話、お疲れさま
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主人公の母親エイミー・カー(ナオミ・ワッツ)は自宅から8kmも離れた森の中を只管ジョギング、職場や子供の学校、母親、知人たちから頻繁に電話がかかる中、息子の高校で立てこもり事件勃発らしい。
事件現場を一切見せないでスマホの会話だけで想像させるなんて実に突飛な発想、映像は単調だし舞台を森にした必要性が感じられない、ただ隔離したかっただけかしら、ある種密室劇の変種かも。
出演は殆どナオミ・ワッツ一人だから製作費は確かに安く済んだろうがフィリップ・ノイス監督なら予算に困ったとは思えない、製作動機は死ぬまでに同郷のナオミ・ワッツと一緒に仕事をしたかったと言っていた。
まあ、人それぞれだろうがこの手法は観ていてイライラするばかり、確かに学校の銃乱射事件は銃社会のアメリカでは頻繁に報道されているしリアルっぽい映像で恐怖に怯える子供たちを撮って見せたところで斬新さはないから、一ひねりしたのでしょうかね・・。
ナオミさん、只管、ジョギング、長電話、お疲れさまでした。
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