劇場公開日 2023年4月14日

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「まぁ、サメ映画といえばB級映画という点まで理解しているならば。」妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0まぁ、サメ映画といえばB級映画という点まで理解しているならば。

2023年4月18日
PCから投稿

今年126本目(合計777本目/今月(2023年4月度)21本目)。

タイトルは「シャーク」ということですが結局はサメであり、サメといえばサメ映画で、サメ映画といえばB級と「相場」は決まっているので、ストーリーの個々個々の突っ込みは結構あるものの、ストーリーの趣旨自体はわかりやすいし、後半になると(映画自体は100分ほどと短いです)ただ単に殴り合いになるので、ある意味で「わからない」という類型が存在しないのでは…と思います。

確かにストーリーとして見たとき、よくわからない部分や、一般の条理ほかを考えると(この映画は江戸時代がテーマなので、法律を直接適用はできない)、なんでそうなるんだ??という点は確かにあるものの、それを突っ込んでも仕方がないし、テンポはかなり良いので、そういう部分はあまり気になりません。舞台も実質的に主人公がいる村と、相手側がいる村(か何かのねぐら?)と、海(サメがでるシーン)の3つくらいしかないというくらいです。

最近のこの手の(良い意味での)B級映画として見た中で比較的評価が高かった「キラーカブトガニ」や、多少評価は落ちますが「オカムロさん」などに好感が持てたら、こちらの映画もそうだろうと思います。ストーリーとしてはやや???な展開もありますが、ストーリーうんぬんを語る映画ではないですからね(あまりにもよくわからないものは減点対象)。

これらまで考えると、個々個々気になる点はあっても「(良い意味での)B級映画の掟」を守った結果、ストーリーのテンポ重視で作った結果、個々わかりにくい点や、「なんでこうなるの?」という点はあるとしても、何がなんだか、ということは少なく、減点はなしにしています。

なお、R15映画ですので注意です(おそらく大半が「首飛び」の描写にかかったのではないのではないかと思います)。

yukispica