「 25年以上経った漫画を何で今?と感じつつ、好きだった漫画の実写な...」沈黙の艦隊 hiroishiさんの映画レビュー(感想・評価)
25年以上経った漫画を何で今?と感じつつ、好きだった漫画の実写な...
25年以上経った漫画を何で今?と感じつつ、好きだった漫画の実写なので鑑賞。予告では漫画中盤のノーマン・キング・ベイツやラストのニューヨークのシーンも無く、おそらくは前半の深町との戦いまでを軸に物語をアレンジし完結するのだろうという想定でいました。しかし漫画で感じたあの熱く、緊張感のあった激闘シーンはいずこ?と思うほど「何も無く終わった」感は否めなく、改めて「こんな感じだったっけ?」と実家にある漫画を読み返したくなる気分になりました。
漫画という、普通は一人で楽しむコンテンツに対し、映画館という公共空間の中で多くの人が一斉に見るマス・コンテンツとでは、現政権、米国へ忖度せねばならない事もあるのでしょうか、漫画で散々「負け役」にしてしまった米国へのお詫びと訂正の映画ともとれる内容に、続編があっても漫画「沈黙の艦隊」の当時の面白さはスポイルされ続けていくのだろうと思いました。
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