「ほぼ余白」J005311 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ほぼ余白
26歳の思い詰めた男とひったくりチャラ男が車で旅をするロードムービー。
思い詰めた男が町で見かけたひったくり犯を追いかけて、100万円払うから車で2時間程のところに連れて行って欲しいと言い出して始まっていくストーリー。
タクシーに断られ直感で…って何台か当たればすぐ見つかると思うけど、ひったくり犯とはしっかりと交渉出来るんですね。
少々の会話はあるけれどほぼ会話もなく、一つ一つのシーンを長回しでたっぷりまったりみせていく。
時々もよおしたりするし目的はみえみえで、陰鬱な空気は伝わってくるけれど、主人公みたいなタイプとそもそものリズムが違うからか苛立ちの方が勝ってくる。
で、結局自称山本の無言接触1回でこのラストって…ただの拗らせボッチですか?
中味の割に長過ぎるし自分には冗長だった。
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