「これがブルックリン流‼」KG200 ナチス爆撃航空団 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
これがブルックリン流‼
第二次世界大戦中、ロンドン壊滅を目論むナチスの秘密組織に撃墜されたパイロットが、囚われた仲間を救う為に単身敵のアジトに乗り込んでいき・・・と言った物語。
序盤から激しい空戦。スピットファイアとハリケーンだから連合軍の味方かと思いきや・・・といった所から物語が始まっていき、その後も因縁を抱えた兄弟や地上部隊との激しい闘いを見せていく。
戦闘シーンが多いのは良いものの、特に基地に辿り着くまではテンポもあまり良くなく、間延びした印象。しかもホールデン大尉さん流石に強すぎだし、ツッコミ所満載のご都合主義が続いていく…。
しかし、後半からの展開はムネアツ‼2人しかいなかったハズの相手からどうやってそんなに銃器を奪った(笑)!?・・・なんてツッコミはナンセンス‼ドアを開けたらヨーイドン、のこの展開は大好物ですね‼
そこからは、前半のホールデン無双どころの騒ぎじゃないツッコミ所満載バトルが始まっていくが、逆にここまで振り切ってくれれば、皮肉無しに凄く面白い‼それでも、少佐(⁉)、大尉(⁉)の「台無しだよ‼」の場面は、本気でやっているのか、さすがに笑わせにかかっているのか判断が難しい(笑)
捕虜達の背景やロス兄弟の件とか、ストーリー的には安っぽさが否めなかったり、アンタらが超兵器落としたかったのはロンドンであってこんな緑畑じゃないだろなんて思ってしまったりもしたが、脇役たちもバリバリ戦闘する展開はとても好きだし、深く考えずに観れる戦争アクションものとしてとても面白かった。
またそのうちもう一度観たい。
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