KG200 ナチス爆撃航空団のレビュー・感想・評価
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リベンジマッチあり
時は1944年、第二次大戦でのフランス上空でB-17と護衛のマスタングP51、2機が敵機に襲われます、なんと敵機の見かけは英国軍のスピットファイアとハリケーン戦闘機でした。KG200は連合軍機を撃墜、修理し、トロイの木馬として操縦した実在のドイツ軍特殊作戦部隊のことです、だから偽装戦闘機が登場。B-17は敵のKG200の基地に不時着、両軍の戦闘機は撃墜され連合軍のホールデン大尉とドイツ軍のロス少佐はパラシュートで森に落下、なんとか森を抜け敵の基地にたどり着いた二人。KG200はB-17を使ってイギリス本土を爆撃する準備にかかります、原題のWolf HoundはこのB-17の別名です。捕虜になったB-17の乗組員はなんとか脱出、敵兵との派手な銃撃戦の最中B-17が離陸、ホールデン大尉は倉庫の B-25 ミッチェル爆撃機で追跡、そこへロス少佐の戦闘機も登場、冒頭同様2回目の空中戦、同じパイロットのリベンジマッチとは珍しい、果たして大尉はこの作戦を喰い止めることが出来るでしょうか・・。
特徴的なのは航空機は全て実物もしくはミニチュアでCGは使っていないそうです、それでもドッグファイトは結構愉しめました。
また、偽装機づくりなど卑劣ではあるものの極悪非道のドイツ軍という訳でもなくドイツ兵の出番やユダヤ人への弁明なども組み入れて多少人間味を入れているのは現代故の配慮でしょうかね・・。
実写空撮以外は観なくていい
ドカーン
戦闘機が出る映画は何故か観てしまう癖でもあるのでしょうか…。自然と足が持っていかれました。
序盤のドッグファイト、前振り無しにいきなり始まってくれるので、こういうのが観たいんだよな〜というのを体現してくれる映像になっていました。安っぽさは否めませんが、それでもしっかりと爆発しますし、しっかりと死人は出ますしで良い滑り出しをしてくれました。
と、思ったところがピークで、終盤の終盤まではドッグファイトはお預けでほぼ地上で物語が進んでいきます。これまた同じ日に観た「HANSAN」と一緒で求めていたものよりも、違うジャンルの戦闘が多く繰り広げられるというなんだかなぁな展開に持っていかれたので残念でした。敵兵が主人公を殺さずに銃を構えて滲み寄るシーンなんかは、はよ殺ってしまえ!と思ってしまいました。戦闘シーンも迫力があるわけではありませんし、特段グロくも特段工夫がされているわけでも無いので、よく観る戦闘シーンをまた観てるという感じでした。
やっとこさドッグファイトが起こって、そこはやはり良かったです。なんだか低いところで撃ち合ってんなとは思いましたがそこはご愛嬌で。
どうにもレビューする際にある程度文章を嗜めようと思っているのですが、似たようなジャンルが似たような事をしているので、書くことがダブりそうだったのでさっさと締めます。
鑑賞日 3/22
鑑賞時間 17:50〜20:10
座席 E-13
これがブルックリン流‼
第二次世界大戦中、ロンドン壊滅を目論むナチスの秘密組織に撃墜されたパイロットが、囚われた仲間を救う為に単身敵のアジトに乗り込んでいき・・・と言った物語。
序盤から激しい空戦。スピットファイアとハリケーンだから連合軍の味方かと思いきや・・・といった所から物語が始まっていき、その後も因縁を抱えた兄弟や地上部隊との激しい闘いを見せていく。
戦闘シーンが多いのは良いものの、特に基地に辿り着くまではテンポもあまり良くなく、間延びした印象。しかもホールデン大尉さん流石に強すぎだし、ツッコミ所満載のご都合主義が続いていく…。
しかし、後半からの展開はムネアツ‼2人しかいなかったハズの相手からどうやってそんなに銃器を奪った(笑)!?・・・なんてツッコミはナンセンス‼ドアを開けたらヨーイドン、のこの展開は大好物ですね‼
そこからは、前半のホールデン無双どころの騒ぎじゃないツッコミ所満載バトルが始まっていくが、逆にここまで振り切ってくれれば、皮肉無しに凄く面白い‼それでも、少佐(⁉)、大尉(⁉)の「台無しだよ‼」の場面は、本気でやっているのか、さすがに笑わせにかかっているのか判断が難しい(笑)
捕虜達の背景やロス兄弟の件とか、ストーリー的には安っぽさが否めなかったり、アンタらが超兵器落としたかったのはロンドンであってこんな緑畑じゃないだろなんて思ってしまったりもしたが、脇役たちもバリバリ戦闘する展開はとても好きだし、深く考えずに観れる戦争アクションものとしてとても面白かった。
またそのうちもう一度観たい。
暇つぶしには良い作品です。ビンテージ飛行機が たまりませーん。
超兵器より超深爪が気になる
1944年、鹵獲機でロンドンを爆撃しようと目論むドイツ軍第200爆撃航空団と適基地殲滅作戦の命を受けたアメリカ空軍の話。
ナチス占領下のフランスで、ドイツ軍の基地を爆撃する為に飛ぶB17と護衛のP51に、所属不明のハリケーンとスピットファイアが接近して来て始まって行くストーリー。
序盤から激しい空戦を見せてくれて大興奮だったんだけど、ドイツ兵が何故か序盤以外は英語で会話wだったら最初からドイツ語喋らせなけれは良いのにw
ホールデンはパイロットなのにランボーですか?な戦闘能力だし、KG200の描き方が戦隊ヒーローの悪の組織バリだったり、銃撃戦も撃たれるの待ってくれちゃったりとかなり安っぽくてリアリティがないww
そんな感じで本格的なものを求めたらダメな作品なんだろうけれど、エンタメとしては迫力もあったしわかりやすいしなかなか面白かった。
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