パスト ライブス 再会のレビュー・感想・評価
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ただ出来事をかいつまんだ年表を見ているようなかんじで、正直面白いと...
ただ出来事をかいつまんだ年表を見ているようなかんじで、正直面白いとは思えなかった。
でもトークショーで、定点観測的でドライな映画というお話があって、あえて情緒的に描かない独自性が面白みなんだと知れた、!
アカデミー賞ノミネート作品観れてトーク聞けて良かった!
恋愛って、子どもの頃は心のままにしていたのに大人になるとそうはいかず条件的に捉えてしまうということは感じているけれど、現実みとともに運命とやらを考えさせられた。
・枝優花監督、映画ジャーナリストトークショー
失うことの怖さ
故郷での生活を失うこと
心を通わせる異性にすぐ会える生活を失うこと
母国語を失うこと
これらはいづれも悲観的な描き方をされていないが、
ラストの彼女が泣き崩れる描写にて、
現在旦那と送る夫婦生活の幸せを失うことの怖さ
そして今後へソンと会う機会を自らの選択によって失った悲しみ
この描き方のギャップの大きさが凄まじい。
ハッピーエンドと捉えて自分の選択を正当化してしまうことは現実でもあるが、
こうして映像を通してはっきり見えると辛い😂
「好きな男の腕の 中でも 違う男の夢を見る 」byジュディ・オング
まさにこれ。
モラル上言ってはいけないこと、してはいけないことは沢山あるし
本来思ってはいけないこともあるけど、その時の感情は全否定する必要ないし
その感情は(あくまでも)自分自身の中だけで大切にしようと思えた。
余白の美しさを堪能
タイトルなし
先行上映を観てきた
入場時にもらったポストカードサイズのカード
使われているのはよく見るのとは異なるショットの画像
そこに書かれているコピー
「ラスト12分、幾千にも重なった切ない涙が溢れだす」
いやいや、そこまでは、、、
そう思っていたし、ラストも割と淡々と観ていた
けれど、本当に突然溢れだした
映画館じゃなければ、もっと溢れだしたと思う
夫であるアーサーの存在、そのキャラ、とてもよい
特に後半、いろんな複雑な想いを、目と表情と佇まいでみせてくる
たびたび出てくるイニョンという言葉
韓国語の文字は인연(因縁という漢字語)、
縁と訳されている
この意味
PAST LIVES、LIFEではなくLIVES、この意味
そして現世もまた過去になる
ふたりの最後の会話
このタイトルの意味
観終わってから、それらが刺さってきて、
エンドロールを見ながら、余韻に浸る
いや、浸るというより、浸らされる
本当に本当に身近な恋愛映画。余韻に浸ってふやけそう。
パスト ライブス/再会 オスカーノミネート作品のため期待したが期待...
パスト ライブス/再会
オスカーノミネート作品のため期待したが期待は上回らず。既視感ある恋愛作品だがハリウッド作品らしくはない。日本韓国の過去作には似た様な作品があり。
12歳で互いに恋人同士ではあったが少女のノラが家族の都合で渡米。
12年後Facebookで繋がり合い互いに思いを深め合うも会えないもどかしさと仕事への情熱で関係を断つ。
さらに12年後今度はニューヨークで再会を果たすもノラは結婚してしまい結局恋実らずお互い苦しい思いで別れれる。
悪い作品ではないがそこまで高評価される作品とは思えず合わなかった。
どんなにお互い思い合っても、仕事や国が違えば成就できない恋。この切なさもどかしさが良くも悪くも終始続くのはなかなか焦ったかった。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 ARGYLLE/アーガイル 4.7
5 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
6 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
7 アクアマン/失われた王国 4.5
8 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
9 異人たち 3.7
10 ミツバチと私 3.6
11 コヴェナント/約束の救出 3.0
12 僕らの世界が交わるまで3.0
13 ストリートダンサー 3.0
14 カラーパープル 2.9
15 弟は僕のヒーロー 2.8
16 ジャンプ、ダーリン 2.5
17 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
18 マダム・ウェブ 2.3
19 落下の解剖学 2.3
20 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
21 哀れなるものたち 2.3
22 DOGMAN ドッグマン 2.2
23 パスト ライブス/再会 2.2
24 ボーはおそれている 2.2
25 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
26 瞳をとじて 2.2
27 ゴースト・トロピック 2.2
28 葬送のカーネーション 2.2
29 Here ヒア 2.1
30 ハンテッド 狩られる夜 2.0
31 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
32 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
33 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
34 VESPER/ヴェスパー 1.5
35 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
全く刺さらないA24作品もあるのね💦
試写会当選@ユーロライブ🌟
Filmarksさんありがとう😊💕
アカデミー賞の作品賞ノミネート作品をアカデミー賞前にそれも日本での公開前に観られる貴重な機会ではあったものの……刺さらなかった〜🙏
【良かった点】
◯画が綺麗、特に雨とか水の写し方
◯地味だけど、その分みんなが“あるある”と感じられる(かも)
◯好きなセリフ👇
“This is where I ended up. This is where I’m supposed to be. ”
行き着きたい先を自分が決めるんぢゃなくて、行き着いた先が頑張ってきた自分の居るべきところ、という上昇志向の強いノラからは想像できないセリフだったけど、台詞そのものは素敵💕
刺さらなかったのは、ノラが結ばれる気もないくせに何となくヘソンを誑かしてるように見えてしまって……。
とりあえず、A24には欠かせなくなりつつあるダンナ役のジョン・マガロに癒されました🌟
何度でも彼に巡り会いたい
東洋的な考えの話なのかもしれないけど、
観ながらずっとサングは太陽テイル合、アーサーは太陽ヘッド合のご縁を映像化したらこんななんだなと思った。
きっと辰年だけにドラゴン絡みのご縁よ!
西洋占星術好きさんにも是非観ていただきたい!!
何度でも出会うしいつ出会ってもずっと前から知ってるとしか思えないほど魂が呼び合うご縁。
なんかもうこう言ってしまうと、とてもベタでこの話の素敵さを削ってしまう気がして言い辛いのだけど、一言で言うと「運命の人」ね。
アフタートークでの、韓国が前世、移住後が今世という説明がしっくりきたわ。
二人の間で揺れ動くというのではなく、二人とも大事。どちらも自分にとってかけがえのない存在で、運命の人。
最後のサングのセリフでじわーっと涙が目に浮かんだね。
ここじゃない世界でも、必ずまた巡り合うご縁がこんなに素敵な関係なら、何度でも彼に会いたいなと思った。
あのときこうしていたら
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