「前世のアイデンティティ」パスト ライブス 再会 チネチッタさんの映画レビュー(感想・評価)
前世のアイデンティティ
何故24年なのか?
を考えば、ブルックリン橋の後方に映るグランドゼロ(ワンワールドセンター)の姿が、どうしても目に焼きつく。
だが、今回はそれだけがテーマなのではないのだろう。
アイデンティティの話である事は明確で、
原題名「Past Lives」は「前世」と約される。しかし、間違った訳になるが文学的には「人生で数々の残してきた物」とも訳せると思う。
とすれば、女性主人公の事を考えれば、祖国に残してきた。そもそものアイデンティティの事を指していると想像できる。
僕は当該映画を単純な三角関係の映画には見えないし、見たくないと思う。
謂わば、一番の主人公はこの女性であり、現実的にはこんな事はあり得ない。つまり、ファンタジーであり何かの象徴だとわかなければ駄目だと思う。
「招かれざる客って空気が漂うよね」
僕は2つの朝鮮とアメリカの関係を指しているのではないか?と考えた。
ある意味に於いて、世界に取り残された唯一の分断国家てあり、実際戦闘はしてないが、戦争中の国なのだ。
さて、あとは日本人の僕には立ち入って話せない。内政干渉になるし、日本もアメリカとの軍事同盟がある。
観光するなら、ブルックリン橋からマンハッタン橋を渡り返して、地下鉄に乗って帰る。それが一番。でも、ニューヨークもトイレがない。僕は我慢できなくて、電車の乗客を無視して線路側に「P」
注意
中華人民共和国と中華民国は分断国家とは言えないと僕は思うが。
追記
ちなみに、韓国人はノーベル文学賞を受賞できました。しかも、アジア系最初の女性。
おめでとうございます。
日本は?
あんなに何年も騒いでいるのに。日本人としては残念だね。それと、二番目でも良いから、日本人女性もノーベル文学賞位とったらどうだろう❤
日本にだって、世界からは理解され難い日本人女性としてのアイデンティティはあると思う。
つまらない出版会社の編集者なんか相手にせずに、世界で文学に励むなんていいんじゃ。欧米は住みにくいから住みやすくて日本よりも良い所沢山あるよ。
