「人生の片隅に置いておきたい秀作」パスト ライブス 再会 ちはやさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の片隅に置いておきたい秀作
クリックして本文を読む
映画チラシの色使いがあまりにも美しく、かつ韓国人(韓国が絡む)映画ということで数ヶ月前から見ることを決めていた映画。
客層は中年以上、やや女性多めな感じ。
ストーリーは宣伝通りのため、特に見所らしい箇所は無く。序盤の印象的なシーンは、12歳の2人の別れ際(坂道)。分かりやすく、ノラが上り坂、ヘソンは平坦な道に進むのですがここが今後の2人の人生の「格の違い」を表現していました。
この映画の秀逸なのは、合間シーンの音楽、風景描写の美しさです。中盤まではドラマチックな展開は薄く、ここちよい音楽風景シーンが淡々と流れます。
それが、後半の3人シーン以降で効いてきます。
疲れた時に、この映画の世界観に浸りたい、とっておきの一作となりました。
コメントする