劇場公開日 2024年1月5日

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ミツバチと私のレビュー・感想・評価

全46件中、41~46件目を表示

2.0名前

2024年1月5日
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単純

難しい

夏休みに母親の実家のバスク地方にバカンスにやって来た性自認が女の子の8歳のアイトール君の話。

出掛ける朝、ベッドから出て支度をすることにゴネたり、家族に「ココ」と呼ばれるのを嫌がったり、泳ぎに行くのを嫌がったり、なんだか遅いイヤイヤ期な感じ?をみせるココから始まるけれど、観ている側からしたらその感情は性自認への悩みから来ているものとわかってしまっている訳で…。

ミツバチの生態云々というよりも、受け流す両親と受け入れてくれるおばさんの違いが1番じゃないですかね…そしてニコや何気に要所々々でエネコもファインプレー。

まあ言いたいことはわかるけれど、なんだか終わり方も間をすっ飛ばしてボヤけた感じたし、これを観ても心境や感情に大して変化が無かった様に感じた。

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Bacchus

2.0複雑な設定で、かなりムズい・・・

2024年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

設定や内容がかなり珍しいような気がしたので、ぞれだけでも非常に興味をそそられましたが、個人的にはそれは単に気をてらっているだけのような印象にしか思えなくて、終始引いた目線で眺めていただけでした。
結構複雑で展開もいろいろとある作品でしたが、意図的なのか、非常に平坦な雰囲気で作られていたので、気持ちが入っていかなければかなり辛いかも─
こういった題材も、こうやって不自然すぎるくらいに自然な感じで仕立て上げられているように感じてしまうと、むしろ“違う”というところを煽っているだけのようにしか思えなくなるのですが・・・非常に難しさを感じてしまいました。

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SH

3.0名前を呼んで欲しいだけなのに。

2024年1月5日
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hanako

4.0あえてネタバレさせおきたい

2023年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

本当の自分に悩む主人公と、関わる家族、そしておばさん。距離感の違いから接し方がことなるが、結構核心をついている。

この映画のカギとなるのが主人公の名前だと思うが、たまに呼ばれる「ココ」とは、バスク地方で「男の子」を指す通称だそうだ。このことを見終わったあとに知ったのだが、劇中に説明はなく、なぜ主人公がそう呼ばれるのが嫌なのか分からなかったし、結構重要なシーンでも出てくるので、事前に知っておくと主人公の微妙な感情を受け取りやすくなるはずです。

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アウトテープ

3.5家族のあり方とスペインの日常が美しい

2023年11月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京国際映画祭で鑑賞
エシカル賞受賞作

ベルリン映画祭では最年少8歳で主演俳優賞とったソフィアオテロちゃん。ベルリン映画祭ではすでに男優賞とか女優賞とかなくしているとのこと。
オーディションではじめは目に留まらず、後から探し直して監督も見つけたらしい。性別の間で揺れる不安定さの演技はとても自然だった。そしてとてもかわいい。。

バスク出身の設定なのは、バスク語の一人称二人称には性別がないからとか。確かに、作中まだ性別がよくわかってない時に英語字幕はheとかsheとか出てきて、あれ?と思った。その点日本語は何とでも訳せるから多様性に対応しやすい言語なのかも、と思いつつI(私、僕)は逆に性別固定されていて現実的には一番困るんだろうな。

8歳ではっきりと性自認が違うと気づき。受け入れられない父、自分のことで手一杯な母、唯一受け入れてくれた叔母。

プールに行きたくない、可愛いものが持ちたい、名前を呼んでほしくない。そんなことでしか自分の違和感を表現できない子どもに対して、家族はどう気づきどう寄り添うのか。日常の風景でありながら養蜂や洗礼式などの文化や習慣も紹介され面白かった。

エンドロールの名前でルシアと出てきた時、ああこれを言いたかったのか、と一番胸を打たれる。

映画祭ではまだ「20000種のハチ」の翻訳タイトルで紹介され、終わる頃には日本公開も決まり邦題「ミツバチと私」になっていた。多様なニュアンスは失われるが確かに耳馴染みはよく、タイトルつける人も大変だなあと感心。。。

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alvo

3.5自分が何者なのか

2023年10月28日
iPhoneアプリから投稿

トムボーイやリトルガールのように
自分の性に違和感を覚えた子供のお話

自分には本当はないものを信じようと苦悩する母と
自分の中に確かにあるものを胸に秘めたまま打ち明けられずにいる子ども
お兄ちゃんの優しさが良い

TIFFにて
ヒューマントラストシネマ有楽町

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