ペイン・ハスラーズのレビュー・感想・評価
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エイミーブラント・クリスエヴァンス
この映画好きだw
観終わった瞬間の感想。
冒頭はどこかエリンブロコビッチを彷彿とさせる。
内容は製薬会社がやっちゃいけない事やりまくって
シェア拡大一部上場やりたい放題w
出てくる教授や営業マンのルールもモラルも無視の
いかれっぷりがなかなか痛快。
そんなんで更なる一歩が踏み出せなくなる女性営業。
それが何となく観ているこっちもほっとさせる。
過剰摂取で死亡。
処方は医者が書いてる。
自分らは売っただけ。
そりゃ感覚も鈍るか・・・・とは到底思えない。
まあ、兎にも角にも中だるみはほとんどなく
スタートからエンドまで淡々と観れた。
しかし、スタッフの面接シーン。
既視感バリバリなんだけど
この作品だったのか、他の作品だったのか
底だけモヤモヤが残ってるwww
主演のエミリーが良い。 実話とのことでだが普通にありそうな話。考え...
主演のエミリーが良い。
実話とのことでだが普通にありそうな話。考えずに楽に観れる。コンプライアンスなんて言ってたら成功はできない。映画にもならない。ってことですね。面白かった。
ウルフ・オブ・薬・ストリート
■巧妙なサブプロットと軽快なテンポが織りなす、
製薬業界の裏側エンターテイメント
〇華やかな嘘と、その裏に潜む真実
製薬会社の営業マンたちの華麗な嘘と裏切り、
そして彼らをとりまく人間模様を描いた作品です。
主人公のシングルマザー、エミリー・ブラントは、娘を養うために製薬会社に入社します。持ち前の明るさとバイタリティで業績を伸ばしていきますが、
次第に倫理的にグレーな領域へと踏み込んでいくことになります。
〇巧妙に織り込まれたサブプロット
本作はメインストーリーだけでなく、
彼女を取り巻く人々の人生も丁寧に描いています。
明日がないキャプテンアメリカ、クリス・エヴァンス、
謎めいた医師アンディ・ガルシアなど、
それぞれが抱える葛藤や秘密が巧妙に織り込まれています。
〇軽快なテンポとユーモア
これらのサブプロットを重苦しく感じる人と、
軽快なテンポとユーモアで、
ウルフ・オブ・薬ストリートのように、
面白く楽しめる人と評価が分かれるかもしれません。
〇薬業界の裏側を暴く
製薬会社の不正なマーケティング手法や、
医師への賄賂など、薬業界の裏側をリアルに描き出しています。
〇二面性を持つエンターテイメント
巧妙なサブプロットと軽快なテンポで観客を飽きさせないエンターテイメント作品でありながら、同時に薬業界の裏側を告発する社会派ドラマでもあります。
二面性を持つこの作品は、観る人によって様々な感想を抱かせることでしょう。
以下、詳細なレビュー
サブプロットの丁寧な描写:
主人公の母、娘や隣人のエピソードは、彼女のキャラクターに深みを与え、観客に共感させる要素となっています。
薬業界の裏側:
製薬会社の不正なマーケティング手法や、医師への賄賂など、薬業界の裏側をリアルに描き出しています。
主人公が次第に倫理観と葛藤していく姿は、観る者に考えさせられるものがあります。
総評
巧妙なサブプロットと軽快なテンポで観客を飽きさせないエンターテイメント作品でありながら、同時に薬業界の裏側を告発する社会派ドラマでもあります。
二面性を持つこの作品は、観る人によって様々な感想を抱かせることでしょう。
その他
上司のゴルフウェアの進化は、ごっつええ感じの「兄貴」の浜田金融の浜田社長の進化のようで笑えます。
店頭の大きなバルーンは、様々な作品で象徴的なアイテムの一つとして、使用されています。本作は更に歌詞とメロディでラップ調に皮肉っています。
お調子者のクリエヴァ
エミリーブラント演じる、失業したシングルマザーが、MRになり美貌と持ち前の営業トークで大成功する、サクセスストーリー✨だけでは終わらなかった。ノリノリのクリエヴァでコメディを楽しく鑑賞していたのが嘘のように、中盤以降はシリアスに。日本と違い、年齢関係なくMR採用していたのは、素晴らしいと思った。
オピオイド危機については、マイケルキートンさんのドラマもあるので、こちらも近々観たいです。フィラデルフィアの状況を見ると、動物用鎮静剤を摂取するとか、恐ろしい事になってますよね。
歴史に学ばない愚かな事実。
コンプライアンスとかウェルネスとか言う言葉が生まれる時代のずっと前のお話だけど、すぐに薬害エイズが思い起こされた。
企業の経済利益を追求するがあまり、ブレーキをかけるどころか、踏み込んだアクセルから足を外すこともできず、ガードレールを突き破り落下炎上といった結末。
歴史に多くの範があるにもかかわらず、いつの時代も人間のやることなすことは歴史に学ばない、お粗末すぎるお話。
シングルマザー、製薬営業で大成功!そして…
どん底生活をおくっていたシングルマザーの主人公が、製薬会社の営業について駆け上がっていく様は爽快。
段々、破綻していく様も丁寧に描かれていて観やすいです。
製薬会社の接待の話は昔よく聞いたけど…最近はどうなんでしょうね?
夢はあるが…
仕事に対しての意欲が高まるかなーと思って鑑賞。
高まったは高まったけど、アメリカンドリームすぎてすごい!
日本でも似たようなことが行われたりするのかなーと。
業種はまったく違うけど、エミリー演じる主人公の這い上がりっぷりには惚れ惚れする。
クリスの最低っぷりの役もなかなか見れなかったのでおもしろかった。
医者はやっぱり金が好き?
アメリカの製薬会社で起きた不正事件の実話です。
主人公のシングルマザーが事件の中心のような歯車のような。
これは主人公の女性がいなくても遅かれ早かれ不正しそうな会社。
こんなことが起きたらもう医者が信じられません。
医者だけは信じたいのにやっぱり金が好きなんですね。
主人公のエミリー・ブラントも好演ですが
クリス・エヴァンスがなかなかの狂演でした。
彼はキャプテン・アメリカを終えてからの演技がドンドン上昇してます。
エミリー・ブラントいい!
配信で一時停止せず戻さず立ち上がらず、一気に見てしまいました。
エミリー・ブラントを初めて認識したのは「ガール・オン・ザ・トレイン」で地味で暗い感じなのに目が離せず、前半の辛い時と全てがクリアになって健康になった彼女の姿とのギャップに感動したのを覚えている。
俳優としてとても真面目に役に向き合う人で役の芯をよく捉えているなあとこの映画でも思った。高校卒業していなくて服役したこともあり、夫と離婚したシングル・マザー役。諦めずに頑張るタイプ、前向きで明るく頭がいい!製薬会社の営業(MR)で頭角を表し、気がつけば高額所得者、昇進、素晴らしい大邸宅、娘には学費が馬鹿高い私立校、自分の母親にはメルセデスを妹には小切手プレゼント。絶好調の時の彼女のスーツ、ドレスのかっこいいこと!(スレンダーでスタイルがすごくいいことも発見!)ポールダンサー時代の私服とのあまりの違いに笑えた。その高額報酬を可能にしているのは医療関係者(医師)への凄まじい接待攻勢(セミナーと称するパーティー、豪華ディナー、医師へのプレゼントetc.)とノルマ。
痛みを和らげたい、痛みが嫌なのは万国共通だ。死ぬことは受け入れるけれど痛みは勘弁して!は私の願いでもある。患者にとっては藁をもすがる思いの薬。でもオーバードーズも、許可されていない処方も危険と背中合わせ。彼女の良心と勇気と強さが最後には勝った。娘もママも隣人も誇りに思ったろう。リスペクトされたい、豊かになりたい、でも一番は後ろめたいことなしに幸せに生きることだ。
追っていきたい俳優がまた増えて嬉しい。
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