ホーリー・トイレットのレビュー・感想・評価
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グロい、汚い、痛々しい
簡易トイレに閉じこめられて脱出を試みる男の物語。
全編簡易トイレの中というワンシチュエーションの映画。
ドイツ映画らしいけどグロいですね。
そのうえトイレの中なので基本汚いですね。
腕には鉄筋がぶっ刺さっているので痛々しいですね。
終始顔をゆがめながら観ていました。
終わりかと思ったらまだ終わらない。
ラストがなかなかラストにならないのでどうなることかと思いました。
もう少し何とかならなかったの?
2023年ドイツの作品
現場の仮設トイレだけが舞台
極端に少ない登場人物
おそらく資金も
この作品に仕掛けた挑戦だろう。
それだけでよく物語が作れたものだと感心する。
さて、
脱出できそうでできない状況
現場の発破時間が迫る中の緊張感とイベントの司会者のアナウンスでこの状況が説明されている。
しかし、
ボブがすべきことはトイレを覗き込みながらフランクと話をすることではなく、キーを抜くことのはずだ。
この出鱈目となぜ「マリーを大切にしろよ」などという言葉が出るのかわからない。
警察も全く無意味
救世主かと思った環境活動家の女性もダメ
最後はケーブルを切って爆発を防いだケーブルを再度接触させることでホルストを爆破させる。
狂った政治家はわからないではないが、あまりにも非常識な展開。
狭い場所 最低限の出演者と費用
これら条件を課して作っただけになった作品
未来市長大暴れ
『君が代』を聴けるドイツ映画はホーリー・トイレットだけ!多分
クソにまみれたクソ最高な作品!
これぞ密室、ワンシチュエーション。試行錯誤するにも仮設トイレには情報も物資も足りなさ過ぎる。その不足分はクソと小便でどうにかやりくりするが到底足りない。だが映像の刺激としては十分過ぎるほどに供給されるため飽きずに観られた。
逆に飽きない映像に飽きてくるという矛盾というかクソに胸焼けしつつ、やはり特筆すべきは瞬間風速的に物理的クソまみれチャンピオンに輝くフランクとは反対に精神的クソまみれな市長候補のホルスト。
胸クソ展開もありつつ、ほどほど(?)のゴア描写もありつつだが、「まぁこのタイトルで観る気になる人は大丈夫だし楽しめるだろ」といったところ。
ラスト5分の「まだ締まらんのかい!」の連続には呆れ笑ってしまった(褒めてます)
鑑賞動機:あらすじ10割
ぱっと見低予算の出オチネタ映画かと思いきや。中々面白い。
スティーブン・キングの短篇「どんづまりの窮地」は「汚い」に特化していたけど、こちらは「痛い」と「タイムリミット」で補強されているのも良い。建築士であることも意味があったし。一方で、終盤はもう少し上手く、やってほしかった。
でもやっぱり、こんな素敵な人をほったらかしにしておける神経がわかんない。
ほとんど仮設トイレの中で話が進行し、腕に鉄筋が刺さった状態なので、...
汚いし、痛いし、アホだし、最高です。
所々良かったが、イマイチ…。
右腕が鉄筋で串刺しされてるのに、たまにしか痛がらないし、さほど辛そうじゃなく、結構元気にジタバタしている。演技のリアリティが無い。
仮設トイレ内の汚れの描写や、腕に刺さっている映像はリアル。『グロい、汚い』の描写は、あまり抵抗無かった。
序盤・中盤と脚本が分かりにくい。台詞も、設定のつじつま合わせに終始しており、内容が浅い。
映像は、仮設トイレの全景ショットが無いので、向きが分からない。穴から上を覗いたかと思えば、それで横を見ているようだったり…。キャラの描き込みも浅く、新人監督感が出ている。
クライマックスからラストへの緊迫感と迫力は良かった。
あのポスター画像だと、登場人物が多いおバカコメディに感じる。実際は、登場人物が少ないサバイバルスリラーなのだから。
●鑑賞環境
・2023年3月8日(水)21:25〜
・ヒューマントラストシネマ渋谷
・シアター2、前から6列目
(横幅5.9mの小さいスクリーンが、箱の形と、上に上がっていることから、さらに小さく感じた。音は良かった。)
※YouTubeチャンネル『フランキー岡村の映画館へGO』にて、本作のレビュー動画あり。
しょっぱなからトイレの中。
見ていられない目が離せない
じゅう、きゅう、はち…
グロいのと汚いのが……
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