search #サーチ2のレビュー・感想・評価
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巧みなストーリーテリング
パソコン等のデスクトップ画面でほぼ進んでいくという前作同様の仕様もよくできていますが、何よりストーリーがしっかりしていますね。
ミスリードが上手く、謎が謎を呼ぶ展開もよく練られています。
ギミックだけで面白い映画ができるわけではないですからね。
デジタル機器の扱いがすごい
アメリカ・ロサンゼルスから遠く離れた南米・コロンビアを彼氏と旅行中に突然消息を絶った母を探すため、高校生の娘ジューンは、検索サイトや代行サービス、SNSなどのサイトやアプリを駆使して母の捜索を試みた。スマホの位置情報や監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々の行動・生活がデジタル上で記録されている現代なので、母を見つけることは簡単と思われたが、なかなか行方をつかむことができなかった。そればかりか、この不可解な出来事がSNSで拡散されてしまい、憶測ばかりが広がっていった。不確かな情報に翻弄されながらも、真相をつかもうとするジューンだったが・・・さて母は無事見つかるのか、という話。
あまり期待せずに観に行ったが、意外に面白かった。
ジューンのデジタル機器の扱いが凄くて、こんな人たちがハッカーやってるんだろうな、こんな人たちの上を行く人たちを集めてアメリカや中国、ロシアなどは情報収集や世論誘導を図っているのだろうなぁ、なんて事を考えながら観た。
ジューン役のストーム・リードが良かった。
タイトルなし(ネタバレ)
Search1も鑑賞済み。Search1は今までにない描き方が斬新で、東洋系アメリカ人家族が出演していたのが良かったが、今回はヒスパニックの家族。内容は今回のほうがえぐかったように思う。アメリカ社会の闇の深さというか。使っているものはアップル系。PCもアップルの画面、電話はアイフォン、スマートウォッチもアップル。パスワードがあんなに簡単に破られてよいのかなあ。前半はちょっとごちゃごちゃしてて、ストーリーとPC画面を追っていくのが大変でした。★3.5
期待通り
一瞬たりとも気を抜けません
音響効果がくどい。
これってそもそもママがケヴィンに惚れ込まなきゃ成立しなかった話?なぜケヴィン死んじゃうの?そしてあの無駄な防犯カメラはなんぞ?そして相変わらずFBI無能すぎ。
遠い国にもサクサクアクセスしたり、話のテンポは良かったけどヒントが出るたびに音響で煽ったりするのがラストに向けて疲れてきた。
しかし息絶え絶えのときにもググる姿は哀れなり。
最後まで先が読めない!
まるでアドベンチャーゲームをやっているような感覚、スリリングな展開...
唯一無二の映画です
前作から5年、世の中の進化
急に連絡がつかなくなった娘の行方を追うお父さん、いろんな情報を集めたりとか関係者と連絡取ったりとかを、全部ラップトップでやるから映画もすべてがそのモニター上、っていう、恐ろしく斬新で面白かった前作「サーチ」
原題は前作が Searching、本作が Missingなので、邦題ほど連続性はないけど続編、引き継いでるのはフォーマットだけ
いやはやアイデア満載の疾走感が楽しい、全てが画面上、ってことだけ知って他の中身は完全遮断して観に行くべき
前作から5年、大分いろんなことがインターネット空間で繋がってるのは実感としてもある、パスワード使いまわしてたり、自分の出身小学校をプロフィールに書いたり、見た目が似てる別苗字の人とやり取りしたりとかしてると、どこかに登録した秘密の質問ごとズルズルと芋づるで掘り出されかねない
しかも自分自身は、いざ何かロクでもないことが起こるまで、そうやられてたことにたぶん気づかない、こえー
将来は立派なサイバーポリスか鬼女か
邦題はサーチ2だが原題はMissingと言うことで、サーチの正式な続編と言うことではなさそうという知識のみで鑑賞。
サーチは画面を観ながら字幕を追うのかしんど過ぎたので、本作は安全策を取り吹き替えで鑑賞。
それでも情報量とスピードについていくのがやっとで、何のツールやアプリを使っているのか理解するのに時差が生じたほど。
12年も刑務所に入ってたのに自分よりPCをうまく使いこなす〇〇には米国の総ITリテラシーの高さを感じてしまう。
ストーリーも二転三転し展開を予測する暇などないほどのスピードの上、伏線もところどころに散りばめられ脚本そのものが面白いので見応えは十分にあった。
オンラインなら世界と簡単に繋がることができると言うのはおおかた間違いではないと思うが、コロンビアの清掃業者へ米国から依頼し、お互い顔を見ながらやり取りができるというのは驚いた。
まさに今の時代を反映するエンタメ映画だと思う。
あらゆることを疑う展開
おチビちゃんは名探偵
映画の特性上、誤訳はかなりの痛手になってしまう…。
今年130本目(合計781本目/今月(2023年4月度)25本目)。
多くの方がすでに触れられている通り、物語の95%以上はパソコンで進みます(どうもMacである模様?)。一般的な知識ではやや不足してしまい、VPN接続といった高度な知識も出てくるので(もちろん、GoogleがどうだのFacebookがどうだのという簡単なお話のほうが多い)、「ある程度」この辺の知識がわからないと難しいかな…という気がします。
どうも前作もそうであったようで(映画のほぼほぼ大半がPC上だけで進む)、日本基準で見る場合、どの程度の「ITリテラシー」を想定するかは難しいところがあり、本映画は「やや超えている部分があるかな…」という部分もあります(特にVPN接続や暗号かぎ通信などは一定の知識がないと本当にわからない…)。またかつ、このことについての説明がないので、ここはある程度補っておく必要はあるように思います(特にVPN接続について。ただ、日本ではVPN接続を常時行っているという方は珍しいように思えるし、そんなに頻繁に使うようなサービスでもない)。
通常は多少の誤訳であれば減点対象にしないか、0.4を下回る(一般的な描写からある程度の推測ができるため)ものの、本映画は結局この部分がどうしても論点にならざるを得ず(パソコン以外のシーンが大半ないため、他からの推定が何もきかない)、この部分はそこそこ減点幅はあるかな…という気がします。
なお、誤訳うんぬんよりも、前に書いたように「一般的なITリテラシー知識を若干超える、情報セキュリティに関する知識(VPN接続など)がないとやや理解が難しくなる」点に関しては重ねて書いておきます。
採点に関しては、下記の通り、4.2を4.0まで切り下げています。
(減点0.4/「却下」と「棄却」の違いについて)
英単語では reject(または、名詞形rejection)ではどちらも指しますが、映画内で出るのは「却下」のほうです。ただ、刑事裁判においては「却下」ということが通常ないので(日本で見る場合のお話。民事訴訟だと本人訴訟で法的知識が不足しているとおこりうる)、ここは「日本で見る場合」を考慮すると、前後関係から見れば「棄却」になるはずです。
※ 裁判における「却下」と「棄却」
却下 … 必要な書類を出さないなどの「門前払い」のパターン(裁判自体が開かない)
棄却 … 裁判自体は開かれた上でで「あなたの言い分を認めない」というパターン
(減点0.4/less thanについて)
less than は「その値を含まず、その値よりも小さい」状況にしか用いません(more thanと同じ)。したがって、これを「以下」と訳すのは明確な誤訳というそしりは免れないと言わざるを得ないように思えます(ただ、これに気が付く方はかなり少ないし、字幕の文字数制限からそういう誤訳が(承知の上)起こりうるというのも理解はできる)。
頭使いたい人に
やはり、パスワードの管理は大切だ!
PC画面上だけで物語が展開するという仕掛けだけでなく、ミステリーとしても十分に楽しめる展開になっているのは前作と同じ。
次から次へと新たな謎が生まれ、怪しい人物が入れ替わっていく様に、一瞬たりとも画面から目が離せない。
伏線の回収の仕方もうまく、特に、ラストのSiriの使い方にはニヤリとさせられる。
ただ、ITリテラシーが低いせいか、画面上で何が行われているのかが完全には分からず、それによる歯がゆさも感じてしまった。
いずれにしても、今の時代、ハッカーとしての特別な技能がなくても、ID(メールアドレス)とパスワードさえ分かれば、大抵の情報が入手できてしまうのは間違いなく、デジタル社会の利便性と脆弱性を肌で感じ取れるようにもなっている。
話としては確かに面白いし、謎解きだけでなく、親子の絆の物語にもなっているのだが、後から思うと素直に納得できないこともある。
特に、犯人は、あんなに回りくどくて手の込んだ偽装工作を、わざわざする必要があったのか?もっと簡単に目的を達成することがてきたのではないか?という素朴な疑問が残るのである。
まあ、それは、それで、話が盛り上がったのだから良しとするか・・・
文字通り画面の中の世界の深いところにどっぷり引きずり込まれた
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