「この性開放度はモンゴルスタンダード❓」セールス・ガールの考現学 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
この性開放度はモンゴルスタンダード❓
モンゴル女性は裸に抵抗がないのか?
主役のサロール役の女の子はオーディションで選ばれた素人だとか。
そんな子をいきなり裸にして画面に!!
本当にモンゴルってそんな女性が開放的で社会も裸になった女の子・・・
なんて差別的にみないのかなぁ。
日本なら水商売やアダルト映画、風俗にまだ差別は無くはない。
モンゴルというと相撲に入門した多くの成功者しか知らない。
日本から貰った給料が国家予算並みで、インフレになったり、
政治家になった力士の話も聞く。
そんな偏った知識しかないけれど、この映画も結構特殊な気がする。
アダルトショップにバイトで勤務したサロールの成長物語・・・
そういう形態の映画。
このサロールちゃんのキャラクター。
こんな子、日本にも殆どいないよ。
自我が初めから鉄のように強い。
流されないし、自分を持っているし、真面目なのにアダルトショップ‼️
これは完璧に監督目線の女性像。
ヨーロッパナイズされた価値観。
モンゴルの少女がドアを開けたトイレでパンツを下ろすシーンに、
正直言ってびっくりした。
その後も入浴シーン、
極め付けは、サロールちゃん主導の初体験シーンでは、まる裸ですよ。
あまりに度胸が良くて、呆気にとられる。
それとバーニーガールの衣装を着たサロールちゃん。
これは予告やジャケットに載っているのだけど、
何をするシーンなのか?
何のためのバニーガールなのか?
全く理由が分からない。
検閲で前後を切られちゃったとか?
なんか「タンゴの後で」みたいなことは、なかったのだろうか?
かなり心配になってしまいました。
琥珀糖さん、コメントありがとうございます。レビューも拝読しました。心配しなくて大丈夫なんじゃないかなあ、サロールは色んなこと経験して試して「たいしたことないなあ」とか「おもしろいなあ」など思って、大人になっていったんだと思います。モンゴル映画面白い!と思いました