「女性に託す」世界の終わりから ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
女性に託す
ハナ、老婆、ユキ、ソラの勇気と活躍。監督は女性にこの世界を託したのだと思う。私はデストピア感よりポジティブなメッセージを感じました。
日本の男性監督にしては珍しく、女性の描き方を「男性を癒す」「男性を救う」存在にしておらず、女性達が社会に怒りそして勇ましく闘う姿として描かれていたので好感を持ちました。世界を何とかしたいという勇敢な男性って、ほぼ出てきませんでしたよね。権力に固執したり自己愛が強かったり。
今まで女性は、命を産み出してきた故にそれも足枷となってきました。未来の女性は、出産だけではなく、命の集合体を守る様なもっと壮大な存在であることを作品から感じました。
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