劇場公開日 2023年4月7日

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「彼女の悲しみと絶望が世界を終わらせ、希望が彼女自身と世界を救う。10代に見て感じてほしい。【再鑑賞】映画賞受賞記念アンコール上映で1年ぶりに鑑賞。」世界の終わりから マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)

彼女の悲しみと絶望が世界を終わらせ、希望が彼女自身と世界を救う。10代に見て感じてほしい。【再鑑賞】映画賞受賞記念アンコール上映で1年ぶりに鑑賞。

2023年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ハナは世界を終わらせないために頑張る。なのに辛く悲しいことばかり。絶望するハナは「こんな世界は終わってしまえ。みんなの死んじゃえ」と叫ぶ。世界は終わってしまうのか?
そしてこの映画はそこから未来への希望を見いだし発信する。タイトルどおり、世界の終わり「から」。

監督が言うように10代の中学生・高校生、小学生(PG12)に見ほしい。そして、あなたが一人ではないことを、絶望せずに未来への希望を見いだしてほしい。

紀里谷和明監督作品は初めて見た。“最後の作品”らしい。
「紀里谷が引退 ? そいつあ清々した。メッチャ嬉しい ( ノ^ω^)ノ 」 などと言うフトドキモノ、失敬な輩がいるかもしれない (^^)。
私は、もし新作が出たら見たいと思う。

【追記】2024/4/18(木) 再鑑賞
再鑑賞に際し、改めて監督からの問い
    「絶望しか見えないこの世界は救われるべきなのか?」
を考える。
今の日本と世界は1年前の公開時(2023/4/7)より更に混迷を極め、絶望の度合いも深い。
僕の出した答えは、主人公ハナちゃんと同じである。

100ぐらいレビューが上がってるが、この問いに関連したレビューが少なくてつまらない。ちょっと残念 (絶望はしない) 。

第44回ポルト国際映画祭(ポルトガル)で最優秀作品賞受賞!!
というわけで、UPLINK 吉祥寺で受賞記念アンコール上映がある。
というわけで、2024(令6) 4/18 (木) 夜20:25~22:40 1年ぶりに再鑑賞。

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マサヒロ