宇宙人のあいつのレビュー・感想・評価
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帯に短し、襷に長し
バナナマンのコントは面白い。
設楽のつくる台本と、
プレイヤーとしての日村の才能が
時に、映画的と思わせてしまう世界がそこにはある。
コントの面白さには、芸人の演技力が必須だと、
とある有名芸人が言っていた。
では、一流の俳優がコントをすると
芸人よりも笑えるコントになるのか?
必ずしもそうではない。
この映画はそういう映画。
コント的な面白さのピークは
ヒデオが土星人だとカミングアウトしたところ。
そこから緩やかにつまらなくなっていく。
くだらない設定やエピソードは悪くはない。
こういう設定にするとウケるんでしょ?
という笑いに対する甘さが垣間見える。
そして、そこには
「これはコントじゃなくコメディ映画だから」
という制作陣の言い訳が邪魔をしている。
ようにも感じられるつまらなさが存在する。
それでも最後まで観られたのは、
主要4人の演技が面白いから。
この4人が登場する15分くらいのコントを
設楽が台本書いたら面白そうだなぁ。
じゃがいも宇宙人って?
家族の一人が土星人だった⁉
両親もそれを知っていて、なぜか絵本にしてくれていた。
絵本を見ていた長男は現実をすっぱり受け入れ、
土星人との最後の日々を大切に過ごそうとするが、
長女と三男は素直に信じられない。
家族に信じてもらおうと、宇宙人としての力を公開!
・宇宙人は写真には映らない・姿を消す事ができる
・人の記憶を改竄したり、幻覚を見せる事ができる
・健康状態を数値化できる・Wi-Fiになる・ウナギと会話できる
とにかく個性的な面々がベタでゆる~いギャグを繰り出しながら、家族愛を語る。
これ、いい話なんだよね?
何となく、置いてけぼり気分になった…
一番の謎は、じゃがいも宇宙人。何の役割担っていたの?
くだらないけど
好きだわ〜、ゆるっと観てクスッと笑ってホロッと泣かせる感じ。
個人的にはWi-Fiのくだりが好き。土星人便利。笑。
中村倫也が主役で、そこに伊藤沙莉と柄本時生がいるなら日村さんが多少浮いても大丈夫だろうと思ってたけど日村さんのキャラだから成立する映画だった。
わははでなくクスクス系
いきなりネタバレから始まる。
普通に面白い。
舞台だったら面白いかも。
宇宙船がアレなんで、セットとかもいらなそう。
あまり深く考えない方が楽しめる。
ウナギの話は好き。
最後皆で食べちゃったらもっと面白いのに、と思ってしまった。
繰り返される朝食シーン
なんだかんだと仲の良い兄妹。
土佐の景色がとても美しい。
よくわからない…
少しは笑えると思ったら、ほとんど笑えるところが無かった…
昔よくあった、独特の世界観でよくわからない日本映画の流れを引き継いでる作品(?)
とにかく、ネタバレなオープニングはいらなかったかなぁ~
イマイチ響かなかった
中村倫也扮する焼肉店 SANADA の次男真田日出男は女性客に人気があったが、ある日23年前に土星からやって来てあと1ヶ月で帰ると兄妹に言った。しかしそれにはある使命があった。
中村倫也の軽いノリで柔らかく入ったコメディで、日村勇紀、柄本佑、伊藤沙莉と言うメンバーで兄妹構成がされていた。日村勇紀の頑張りも観て取れたけど、全体的にイマイチ響かなかったな。
小学生低学年以下の知識で観よう
太陽系惑星は、固い地面のある地球型惑星と 木星や土星のように全体が気体でできている木星型惑星とに分類され、そもそも土星はガスの塊であるので、そこに生命体があったとしても地球人のような宇宙人にはなり得ない、とか思いながら見てはいけない。
月は地球の周りを公転するから影の部分と光を受ける部分の形が変わるのだとか思いながら見るのもいけない。
土星の輪は 実は大量の岩石が円盤状に並んで浮いてるとか思うのもいけない。
そもそも 座椅子で宇宙行きますし。
大気圏とか重力とかの知識は捨て去り、連れ帰る地球人は果たして土星で生存できるのか?という疑問も持ってはいけない。
ただし、地球の公転周期の約30倍であるのは実際もそうであり 地球が太陽の周りを30回近く周ってやっと土星は一回転である。
うなぎの形状はことごとく冗談だし、そう言ったものにリアルを求めるのはもちろんナンセンス、恥ずかしい事である。
死後の世界 超能力
なんでもアリの映画の世界なのだから。
おかしな高知弁も まあアリ で。
家族って? あったかいおうちって?
を描いたお話。
意味不明
タイトルからエイリアンもの、出演者からコメディだろうとは想像できますね。
ところが、突っ込みどころ満載、そもそも土星人って何、SFマニアでなくとも土星は生物などいるわけがないガス惑星って知ってますよね(百歩譲って惑星エンケラドスあたりなら少しはましだったでしょうに・・)。
よく言えばダメ兄弟妹の絆がテーマのシチュエーション・コメディなのでしょうが、ちっとも笑えない、日村さんが終始喚いているだけの学芸会以下のお芝居でした。
日村さんが犠牲になって土星に移住という展開ですが冒頭で行っていないことは明白ですから落ちも晒す魂胆が意味不明。
まあ、作家性というか感性の違いなのでしょうがプロット、キャスト、演出、全てがチープにしか思えません。あぁ、騒がしかった、ほとほと疲れました。
アクは強いが悪意はない映画
誰かが書いていた日曜の夕方に観たい映画に百%同意です。
日村さんいいね。
コントでも上手いけど役者としてもすごくいいと思う。
設楽さんの声も入ってて良かったです。
好きな役者さんばっかりで良かった。
なごみ系のコメディ映画
「お笑い」と「お笑い芸人」がこの世から存在しなくなったら、どうなるだろう?
特にすぐには困らないと思う。
しかし確実に世界は潤いをなくすだろう。
この映画は「なごみ」とか「ゆるさ」とか「ぬくもり」とか、
数値で測れないものを空気感で伝えている。
面白くもないのに、笑わせようとする芸人が好きではない。
彼らは彼らで【人を笑わせなければならない」職業で、
きっと強迫観念のように「笑わせよう」「笑わせたい」
そう思っているのだろう。
日夜、笑わせるネタを求めて切磋琢磨して頑張っている。
この映画の設定。
《土星から一年間地球に派遣された土星人》
それを《見た目が全く日本人》の中村倫也が演じる。
コスプレは長男の夢二(日村勇紀=バナナマン)が担当。
トレードマークのオカッパの前髪をあげて額を出すと
思いがけず整った2枚目だった。
婚活パーティーの女性とのやり取りは面白い。
「ボウイ\(^o^)/」と
「ボウイ∧( 'Θ' )∧」のイントーネーションの違いから、
女性に、「大丈夫です」と断られてしまう。
「大丈夫です」にはそんな否定の意味があるのか?
《土星から地球を探索にきた土星人!?》
これは100万に一つもあり得ないこと。
誰も信じない、信じる人が皆無な状況で、
良い所は役者の芝居が《自然体》
長女の伊藤沙莉も3男の柄本時生もシリアス演技に徹している。
日村はやり過ぎてはいない、抑え気味。
笑いの強要はこの映画には無い。
主役の土星人・トロ・ピカルは中村倫也。
自分の素(地)を全く見せない。
空気に徹している。
結果として、とてもチャーミング。
《俺が、俺が、の逆・・地球人にすっかり馴染んだ土星人》
ラストの解釈は?
私は、想乃の赤ちゃんに生まれ変わって帰ってきた・・・
のでは無く、
真田日出男が日出男として普通に帰ってきたと思いたい。
刺さる言葉多数あり
ドタバタコメディーですが、中身は兄弟愛。
作りが劇場チックだったので、面白く楽しく観れました。
こんな父親がいればいいな。
いや、大変か
焼け落ちる際の看板のメッセージには泣けました。
一寸,彼の見方が変わった作品…。
タイトルを見ても分かる様に,一寸現実離れした言い換えれば非現実的でお巫山戯(フザケ)たものかと、私には思わせたタイトルのものを鑑賞してみた。 私の勝手な思い込み(そう,“水曜日が消えた“だっけ?の多重人格者の役と言う役の設定時の印象で何処がやねん⁈)から,何処の何が良いだか分からへん⁉︎状態での鑑賞を試みてみた。 大勢のファンの方に申し訳ない話からになっちゃうが…。
中村倫也の第一印象は非常に悪かった中で,後からわりと女性陣にはキャー,キャー言われる位の存在である事を知り、エッ何処が?と思いつつ改めて再確認してみた。 いやこれまた,言い方定かでは無いかもしれないけど、ナイスガイの新境地?とでも言うんであろうか⁈ 素直に楽しめたのは確かだった。
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