スパイスより愛を込めて。のレビュー・感想・評価
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だ、誰?
81本目。
金曜日から今日はカレーって、誰やねん、俺の席座ってんの。
いつも本編ギリギリでチケット買うから、間違えるはずないけど、大分不愉快。
向こうはお前がって、感じだし。
まあ、切り替えてと。
にしても、意外な面子。
ちょっと予想外だったけど、役者の演技に温度差がなぁ、メインの男と金髪の芝居は、もう少し何とかならんかなあ。
でも、そこまで悲観する事ない作品と思い鑑賞。
でも、話がデカイのか小さいのか、それに若い子メインの作品なのに言葉使いがだし、矛盾がなあ、脚本書いたの誰と調べたら、あれ外国人?
で名前調べたら、何だそれと。
遊び心か、複数での共同執筆か、それとも自信ないのか、ちょっとガッカリ。
最初2.5にしたけど、やっぱマイナス。
シナモンは少なめでお願い
高校生達の間の悪い棒読みベタ演技に、夫婦(特に亭主)の暑苦しい芝居が適度に挟まれてバランスを取っている、という事だろう。
せっかくのカレー映画なのだから、調理場面をもっとじっくり見せてほしかった。
それはともかく、時流に乗って安易にLGBTを扱うのは、当事者に対して無礼なのではないか?
カレーが食べたくなった
世界中に未知のウイルスが蔓延していた中、スパイスが特効薬であるという噂が流れたことでカレーは貴重なものになってしまった。母がつくるスパイスカレーが大好物だった高校生・蓮は、スパイスの香りのする少女・莉久に出会った。莉久の父はスパイスの研究をしてたが亡くなり、研究データを探してた兄は・・・.そして、蓮の幼馴染の沙羅や空手部の美宇とカレーを作り、厚生労働大臣を呼び・・・てな話。
ストーリーに???で、なんか単純で深みのない作品だが、3人の女優が良かった。
莉久役の茅島みずきはスタイル良く、沙羅役の速瀬愛はちっちゃくて笑顔がステキ、美宇役の坂巻有紗は強くてカッコよかった。
それと、石川県ってカレー好きが多いみたいですね。観賞後、カレーが食べたくなった。
石川県でやる意味があったのか
2023年劇場鑑賞126本目。
石川県オールロケということで石川県で舞台挨拶つき上映で鑑賞。わざわざ石川県最大の祭り百万石祭りの日にやらなくても・・・。まぁ毎年その日映画観てる自分が言うのもなんですが(笑)
舞台挨拶は上映前だったので、ちょっと嫌な予感はしました。上映後にやれば内容に触れたトークができるのに、当たり障りのない事しか言えない上映前に舞台挨拶する映画が面白かった試しないので・・・。
コロナウイルスみたいなパンデミックが起きて、カレーがウイルスに効くという噂で買い占めが起こり、日本そして世界からカレーが消えた世界。いや、そんなことあるか?買い占めで品薄にはなっても独自の購入ルートがあるカレーのお店が開けられないなんてことあるわけないと思うのですが。(スパイスの輸出も禁止になったらしいですがそれにしても)
なんやかんやあって一年ぶりにカレーを食べられることになるのですが、カレー好きが一年ぶりにカレーを食べる割にはリアクション薄いんですよね。カレー好きな自分には信じられない。また、出てくる家庭のカレーが豚肉ばかりなのか黄色いカレーしかなくて全然おいしそうに見えない。ビーフカレーの茶色い方がおいしそうな見えると思うんですが。
今石川県を舞台にした作品がスキップとローファー、放課後インソムニアと当時にアニメでやっていて、放課後インソムニアは近々実写映画にもなります。どちらも観ているのですがスキップとローファーはちゃんと石川県の人は石川の方言を話すし、主人公も東京の人と話す時は標準語、地元の人と話す時は方言と使い分けています。放課後インソムニアは少なくともアニメは全員標準語なので石川県アニメの感じはしないですね。
で、この映画も一人も金沢弁喋らないのです。金沢出身の田中美里も出ているのですが(舞台挨拶にも来た)一人だけ金沢弁で喋るわけにもいかなかったのか標準語でした。日本一人口当たりのカレー店が多い県一位の石川で撮影した意味も感じられず、なんかカレーと関係ない所でワチャワチャやってんな、という感想です。
まぁ晩御飯はゴーゴーカレーでしたけどね。社長も舞台挨拶来てましたが、半券持ってる人トッピング一つ無料くらいやってほしかったな(笑)
流行りものにスパイスを振りかけて作ってみました
大鍋でカレーを作るところは、すごくいい。材料を大しゃもじで混ぜながら油で炒める音が、香ばしく聞こえてくる。いろんなスパイスが鍋に投入されるたびに、芳しい匂いが漂ってきそうだ。
他にも秘伝のカレーを作るシーンがあって、そのたびにヨダレが出てくる。
ただ、ストーリーがつまらない。LGBTQ、SNSによるリベンジポルノ、ウイルスによるパンデミックを適当に混ぜて作った話。
余命わずかなのに、死にそうな感じのしない萩原聖人は、やる気の問題。
田中直樹と田中美里の夫婦は、息があっていたし、茅島みずきの演技もよかったが、テンポが悪い。
しょーもない秘密を最後まで引っ張るくらいだったら、カレー青春物語だけでよかったと思うよ。
スパイスって括りは広過ぎる
カレーやスパイスが入手困難な世界で巻き起こる、カレーを愛する高校生達の交流とスパイス枯渇の真相をめぐる話。
ナーズウイルスという新型ウイルスが蔓延して2年、スパイスが特効薬かもというマスゴミの情報で、カレーやターメリック等のスパイスが市場からなくなった世界で、スパイスやカレーを沢山持つJKと友人達をみせていくけれど…こんな作品でもセクシャルマイノリティがどうとか普通って何?とか、そもそも恋愛要素いりますか?
登場人物の名前も1人だけスパイスをもじって後はどうでも良い感じだったり、わざわざ紹介した漫画家と書店員夫婦の設定も、息子の野球部設定も何にも意味がないというテキトーさ。
軽いテイストの作品だからどうでも良いのかも知れないけれど、最後は大臣秘書のお前に何が解るんだ?な間違いありません!からの、最初から親父はそうすれば…とか、もっと言えば特許とって開放するのが正解じゃ?とか怒涛のツッコミどころラッシュ。
それでいて遊び心みたいなものも感じないという…。
真面目に観ることを想定していないんだろうけど、何だか中味のない上っ面だけの作品という感じしかしなかった。
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