さよならエリュマントスのレビュー・感想・評価
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さよならエリュマントス
「グリーンバレット」に続くミスマガ受賞者6人を主演に据えた映画です。上映館は少ないですが、まだ見ぬ新人女優の一歩目を観れるのと、中島歩さんがクズを演じてると聞いてこれは観ねばと思い鑑賞。
短い時間にギュッとまとまっており、重すぎず軽すぎずの丁度いいバランスを保っていて観やすかったです。
解散寸前のチアリーダーグループのエリュマントス、メンバー間もギスギス、パフォーマンスは地方の小さなイベントに出るくらい、マネージャーもそこまで頼りにならない、そんなガタガタなエリュマントスが泊まった旅館でメンバーがバラバラになったり、ヤクザっぽい人に絡まれたり、脱退しそうなメンバーが出たり、小さな珍道中が展開されていました。
ストーリーは取ってつけたような感じで、一本のストーリーにはなっているんですが、とっ散らかっているので、分岐してから集合したみたいな感じでした。個々のエピソードが悪くないのでそれぞれ楽しんで観れました。
チアダンスのシーン、凄いとは思いましたし、すげえ練習したんだろうなと感心したんですが、必殺技っぽい事言ってたので訳分からんくらい派手なパフォーマンスをするのかなと思ったらしっかりとチアをやっていたので、インパクトが欲しいなと思ってしまいました。
マネージャーの管理金を奪ってメンバー6人で笑って歩いたり、なんやかんやでエリュマントスが8年続いたというのも終わり方としては良かったかなと思います。変に背負ったラストではなく、ゆるっと終わったので観ていたこちらもゆるっとした気分で劇場を後にすることができました。マネージャーの捨て台詞最高です笑
主演の6人も演技初挑戦ながらとても良い味を出していて、それぞれに託されたキャラを演じ切っていて観てて楽しかったです。今後、何かしらの作品に出てくると思うので追いかけていきたいです。
中島さんは何故かクズかヘタレか振り回されるかという役回りにしか当たらないけれど、そのクズさが今作では突き抜けていて面白かったです。とにかく金にだらしない、すぐ儲け話に食いつく、侮蔑的な発言をポロッとこぼす、責任をすぐに押し付ける、挙句の果てに運がないというミラクルコンボで笑わせてもらいました。不思議と痛い目にあっても納得できるくらいの落ちぶれた人間っぷりでした。過去1の中島さんかもしれません。
ミスマガ受賞者映画、良い作品が続いているので来年以降も楽しみです。美少女集めて青春映画を頑なにやらない姿勢、推せます。
鑑賞日 8/30
鑑賞時間 18:25〜19:45
座席 D-7
スパッツでパンチラ?
とりあえず笑った。
そして、振り返ってストーリーが無かったことに苦笑した。
ドサ回りで旅館に泊まった一夜が話の中心。
接待組はコメディ色が強く、居残り組はややシリアスだが、それぞれあるきっかけから本音が漏れる。
その内容はなかなかにリアルで、醸される雰囲気も悪くない。
しかし、ここでの衝突が特に活かされない。
翌日の興行で野次に発奮して演目を変えるが、「肉離れが恐い」というほど激しくは見えず。
もしこれが演者の目一杯なら、冒頭のパフォーマンスをもっとバラバラにするなどしないと変化が分からない。
鬼ダルマたちの乱入に対しても、シンプルな暴力。笑
野郎どもが弱すぎるのはまだしも、ボールが当たってあの痣は、平井亜門どんだけ回転かけたのよ…
最後はたかだか数万円を山分け(しかも自分たちの運営資金の横領)。
ココの出戻りや8年後解散のテロップも、実話ならまだしもフィクションだと出す意義を感じない。
メンバーの肩書き的に水着グラビアなどの出身だと思うが、それにしては衣装がややさみしい。
私服も一種のみだし、浴衣はよかったが4人だけだし…色気に頼らない姿勢は買うけど。
まぁ、演技は思いのほかちゃんとしてたし、それなりに笑わせてもらったので楽しかったです。
ちなみに、6人の中ではスズちゃんが一番好き。(7人の中ならアユム)
本当のトラブルメーカーは?
シネマート新宿にて予告編を見て絶対面白いと思い鑑賞することに
今のアイドルには疎いです
(ミスマガジンとくれば初代グランプリ伊藤麻衣子さん、3代斉藤由貴さんの世代です)
ミスマガジン2022の6人がチアリーディングチームエリュマントスのメンバー、中島歩さんが怪しいマネージャーです
6人はそれぞれ個性的な役をさらりと演じてます
中島さんが彼女達6人を引き立たせているのか、あるいは逆か
(簡略ネタバレあらすじ)
・エリュマントスの6人とマネージャーがどさ回りで旅館に宿泊
・中島マネージャーがリーダーのリナとサラを連れスナックで接待中に美人ママとトラブルに
・連れて行かれたママの夫の実家家?の事務所で殴られそうになるマネージャーを結果的にリナが助ける
・この時マネージャーがギリシャの強壮剤を実業家にプレゼント
・旅館に残った4人(ココ、ユナ、ミズキ、スズ)はココが東京のモデル事務所のオーディションに受かったことでギクシャク
・酔っ払ってスナックのトイレで寝てたサラは何故か優しい平井チンピラと青春?
・翌日体育館で渾身の演技を披露したエリュマントスに向かって実業家が部下を連れて襲撃
・ギリシャの強壮剤が役にたたず美人ママに笑われたらしい
・マネージャーはボコボコにされるが迎え撃ったエリュマントス見事に勝利
・ラストシーンのテロップでココは半年後に戻りエリュマントスはその後8年活動したことが分かります
(個人的なツボや?⇦どうでもいいことです)
・今回のトラブルはギャラ飲みについてきたサラが酔っ払って余計な事をスナックのママに話したことがそもそもの原因かと(確かにもらい事故)しかも自分だけ彼氏?と青春?
・体育館で5人が気絶したサラを残して出て行ったのは何故(平井チンピラは信頼されてた?)
・ラストシーンの6人が横に広がって歩いていくシーンが「Gメン75」って感じで好き
・結果的に解散は8年後?みたいなのになんで「さよなら」?
以上、
この作品の面白さ(特に会話のやり取り)はなかなか文章にはできないです
イケメン中島歩さんの被り物
カッパの銀平⇨マント君
それでも「いとみち」の工藤店長が一番好きです
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