「スパッツでパンチラ?」さよならエリュマントス uzさんの映画レビュー(感想・評価)
スパッツでパンチラ?
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とりあえず笑った。
そして、振り返ってストーリーが無かったことに苦笑した。
ドサ回りで旅館に泊まった一夜が話の中心。
接待組はコメディ色が強く、居残り組はややシリアスだが、それぞれあるきっかけから本音が漏れる。
その内容はなかなかにリアルで、醸される雰囲気も悪くない。
しかし、ここでの衝突が特に活かされない。
翌日の興行で野次に発奮して演目を変えるが、「肉離れが恐い」というほど激しくは見えず。
もしこれが演者の目一杯なら、冒頭のパフォーマンスをもっとバラバラにするなどしないと変化が分からない。
鬼ダルマたちの乱入に対しても、シンプルな暴力。笑
野郎どもが弱すぎるのはまだしも、ボールが当たってあの痣は、平井亜門どんだけ回転かけたのよ…
最後はたかだか数万円を山分け(しかも自分たちの運営資金の横領)。
ココの出戻りや8年後解散のテロップも、実話ならまだしもフィクションだと出す意義を感じない。
メンバーの肩書き的に水着グラビアなどの出身だと思うが、それにしては衣装がややさみしい。
私服も一種のみだし、浴衣はよかったが4人だけだし…色気に頼らない姿勢は買うけど。
まぁ、演技は思いのほかちゃんとしてたし、それなりに笑わせてもらったので楽しかったです。
ちなみに、6人の中ではスズちゃんが一番好き。(7人の中ならアユム)
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