「謎映画で評価が難しい」さよならエリュマントス Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
謎映画で評価が難しい
観始めてしばらくすると「よし、席を立って違う映画観よう」という気持ちになるの。
なんか良く分かんないんだよね。
ストーリーはあってないようなもんだし。キャラ付けはされてるんだけど、それをバラバラのエピソードで描いてきて、全体としてなにしたいんだっていう。
それで最後まで、良くわからないの。明確に何かが解決したってこともないし、何かが変わったってこともないの。
でも観終わると、なんか悪くないんだよね。ここが不思議。
ミスマガジンの6人を起用した作品ということで、もっとジャンル映画っぽくやれば良いのになと思ったの。
そしたら昨年は《グリーン・バレット》でやってたんだね。そして本作の大野大輔監督は、良く分からない作品を撮る人なんだね、どうも。だからある種のジャンル映画的な選択だったのかも。
中島歩はいいね。力の抜けた演技が面白かったよ。
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