オットーという男のレビュー・感想・評価
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つい最近の2回目鑑賞
解説に「町の嫌われ者でいつもご機嫌斜めな」とあるが、そんなに嫌われておらず むしろ頼りにされてる様なOTTOさん。(機嫌が悪いのは確かだが)
『スプラッシュ』(1984)からトム・ハンクス(当時28才位)を見てるが演技が上手くて年齢に似合った役が毎度いい。
上手い演技といえば猫だ。分からないが犬よりは演技指導が難しいのでは?
ニャカデミー助演賞を上げたい。
・原作の小説「幸せなひとりぼっち」は2015年にスウェーデンで『幸せなひとりぼっち』として映画化している。
・トムの息子トルーマン・ハンクスが若き日のオットーを演じてる。
オットーという夫
主演トム・ハンクス。
原作はフレドリック・バックマン著『オーヴェと呼ばれた男(邦題・幸せなひとりぼっち)』を映像化した同名のスウェーデン映画。
【ストーリー】
ペンシルバニア州ピッツバーグ。
長年勤めあげた鉄工所を定年退職し、半年前に妻ソーニャ(レイチェル・ケラー)に先立たれたオットー・アンダーソン(トム・ハンクス)は、日々の中に生きる意味を見いだせないでいた。
彼にとって妻は、生きがいそのものだった。
元より生真面目な男ではあったが、歳をとってすっかり偏屈になったオットーは、ホームセンターで自殺用ロープを買うにも無駄な支出が許せない。
郊外の小さな区画にある自宅での生活も、古なじみの隣人たちともうまくいかなくなり始めていた。
そこに娘二人を連れた若い(たぶん)ブラジル人夫婦が引っ越してくる。
何くれと構おうとする彼らを古気質のオットーはつっぱねるのだが、ラテン系の彼らには通じず、自殺を何度も失敗してしまう。
「人は何かに忠誠を立てるべきだ。たとえそれがフォードであっても」
周りからは理解しがたい、堅固なポリシーに従って生きる男、オットー。
若いころに生活のため軍隊に志願するも先天性心筋肥大症で入隊かなわず、だけどそんな彼に価値を見出してくれたのがソーニャでした。
何よりも大切な彼女のためにあった自分の人生。
そんな人生の羅針盤ともいえるソーニャが喪われたとき、自分の価値もまた失われてしまったように彼は感じてしまいます。
強情なオットーはとにかく自分の考えを曲げようとしないので、人間関係の緩衝役として優秀だったソーニャと結婚してなかったらどうなってたことやら。
そんな彼の頑なな心の扉を、お向かいの一家やまわりの住人、ねこ、そしてソーニャの元教え子のマルコムとの出会いが徐々に開けてゆきます。
演出はそつなくリズムよくストーリーテリングは丁寧、さらに主演は名優トム・ハンクス。
実際のプライベートでもこんな人なんじゃないかと思わせてくれるような自然な老ヤンキーを演じてくれてます。
老いも孤独もいつかは訪れるもの。
歳をとって物覚えが悪くなったなあとか、体のあちこちガタがきてるなあとか加齢とともにいろんな不具合が増えてきますけれど、この映画を見てちょっと自分を省みてもいいかもしれませんね。
オリジナルの良さがそれなりに反映
オリジナル版『幸せなひとりぼっち』を観たのが6年以上前なので、細部の比較は避けるが、おおむねオリジナルに沿った作品だったと思う。ただ、オリジナルでの(ベルイマン映画で見慣れた)スウェーデン国旗がハタめいていたりする北欧の雰囲気は見られず、やはりアメリカっぽい🇺🇸
なかなかの感動作であることはオリジナルに因るのだが、トム・ハンクスが製作&主演で「ホントの頑固おやじ」に見える熱演…😄笑
オットーの向かいに引っ越して来た奥さんも上手かった。
ベビーベッドのところなどで泣かされる感動もあり、それなりに楽しめるヒューマンコメディ映画という感じ🎥💕
(※)先月(11月)、今年の「B’z Pleasure LIVE 2023」を放映したWOWOWに2ヶ月限定で加入中
とにかくほっこりできる作品
Idiot... This is living.
バカモン…!みんなに愛される名優でお人好しの代名詞トム・ハンクスが、近所の見回りが日課で規則に厳しく眉間にシワを寄せた超堅物偏屈爺さんに。『エルビス』では観客から嫌われること必至の悪徳マネージャーの役柄を演じていた彼によるこのリメイクは、痩せてトム・ハンクスにはまだ役の幅があることを証明してみせるショーケースになった。大きなハートを持ったトム・ハンクスの完璧なリード、悪くない。
マーク・フォースター監督(『ネバーランド』『プーと大人になった僕』)らしい作品のあったかなトーン温度感でキレイにまとまっている、現在と過去が交互に入り交じる語り口。"お父さんの名前"。実の息子トゥルーマン・ハンクスが若い頃を演じている。
口酸っぱく、ゲートを閉めろ!パブリックイメージまんまな(ex. 黒人のコメディリリーフ)いかにもメキシコ系口うるさいハイテンション・キャラ妻 & 運転の下手な夫で、お節介な家族が近所に越してきた。ドンドンドンドン!お願いしたいことが!人の優しさあたたかさに触れるうちに、オットーも少しずつ変わっていく…。自分の問題に囚われて他人のことを考えていなかった。
死にたいのに死ねない。まだそっちに行けない、思ったより難しくて。同居人もできた。猫という象徴的存在。つらいのは分かるけど、でも生きていかなくては。生きることが大切。
人が線路に落ちているのに、先ずすることがスマホで録画回す・撮影するのはクソすぎ。人として終わっている現代人の権化・象徴、こうはなりたくないね。けど、そんな人ほど(皮肉にも)本作のこと好きそう?本作内での使われ方も結果的にそれがさも悪いことではないかのように描かれているし。
まさかの借り物から始まり、私道と公共歩道という差異を伴う反復。最近のやつは意気地がない。それに比べて俺達はハートが大きい。親父の笑い方?バカモンでも自分を想ってくれる人がいるのなら人生まだまだ捨てたもんじゃない。人の道を外れ周囲の人々に親切にすること。生きている!そしてケーキへ。
THIS IS NOT A THRU STREET
DYE&MERIKA ダイイング・アメリカ?
オートマ車、クー
Bears don't talk. This one does.
She was the color.
フォード、シボレー
フォルクスワーゲン
Social media journalist? 地域の英雄
This is living!
雪かきをしてない
大きなハートを持つのも考えものだ
アブエロ・オットー
トムハンクス
人生の在り方を考えさせられる作品
OTTO
昔々、子供の頃に思っていたのは
人は老人になると皆んな欲とか憎しみとかがなくなって穏やかで幸せな性格になるのかと思ってた
少なくとも私の周りの老人たちがそうだったから皆んなそうかと思ってた
自分もどんどん歳をとりどちらかと言えばもう老人側に行っているけど一向に悟りの境地などとは程遠い俗物の塊のようなものだ
それでも色々な経験はそれなりに積んだつもりで入る
いくらか人を好きにもなったし人からも愛されていた時もある、もっとも相手の言葉を信じればの話だが…
大災害などの経験はなく比較的のほほんと生きてきた
そいで今、どんどん身体が言うことを聞かなくなっていく
とても幸せな気持ちでなんていられない
不安で仕方がない
当たり前のことだといつも自分に言い聞かせている
仕方のないこと、あらがっても期待はできない
オットーのようになりはしないだろうか
諦めたくない
諦めないぞ
生きることを
トム・ハンクスの偏屈な老人役、なかなかよかった。 妻が人生の全てで...
地域に愛されるおじさんに。
大きいハート
変わっていくのは当然
妻に先立たれ、口やかましい頑固老人となったオットー。生きていくのが嫌になり自殺しようとするも、向かいに引っ越してきたマリソルの一家に邪魔される。彼らと過ごすうち、生きていくのが。
他のあらすじには、嫌われ者とあるオットー。彼にあまりなじみのない人には、とっつきにくいかもしれません。けど彼をよく知る人は、挨拶するし結末でも嫌われ者と言うわけではありませんでした。そんな彼に対し、引っ越してきたばかりのマリソルが良い役で、とてもを好感持てます。さらにおいしい料理、幼い女の子、猫が絡んできて、彼の気が変わっていくのは当然。観てる方も、とても和やかな気分になります。いいシーンがいっぱいありますが、妻の教え子マルコムとの会話や、ルーベンがホースをつかむところが気に入りました。
「グラントリノ」「セントオブウーマン」を思い出しました。
オットーの若いときを演じるのは、息子ハンクス。トム・ハンクスの感動映画ということで、良くも悪くも想像通り映画でした。オリジナルの「幸せなひとりぼっち」も観ようと思います。
普通だった
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