オットーという男のレビュー・感想・評価
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まさかの戸田奈津子翻訳!
今アマプラで観終わりました。
本作はリメイク版の様ですが、オリジナルを知らない私にとっては、文句のつけどころの無い名作としか、評価のしようがありませんでした。
始終不機嫌な老いた主人公に、お節介でやかましい隣人。シナリオとしては『グラントリノ』に通ずる所が多かったです。
ストーリーが進むにつれ、主人公の素性が明らかになっていき、物語終盤には周囲に心を閉ざす彼に感情移入して目が離せなくなり、観入ってしまいます。
中盤以降、マリアナ・トレヴィノ扮するお節介なメキシコ系奥様の溢れ出す魅力にKOされてしまいました。
誰もが内に“オットー”が居ると思います。その内なるオットーに支配されず、周囲の人と併せて上手に付き合って行く事が大切だと、この映画を通じて感じました。
辛いシーンがあり、切ない映画ですが、家族で観て頂きたい作品です!
オットー
どこかにいそうな嫌われ者オットー
こんな人とは関わりたくないのは正直な所
どこにでもいそなおせっかいなご近所さん、
口うるさいオットーでもおかまいなしに
関わってくる。
悩みを日々抱えている孤独なオットー
死ぬに死にきれず、何者かに生かされ、
結局人におせっかいする。
人は一人では生きていけない。
それぞれ悩みを抱えながら、
迷惑かけ、かけられ、助けけあいながら
生きていくんだな
口うるさい頑固なおじさん
一見、口うるさい頑固ジジイ。でも間違ったことは言っていない。嫌煙しがちだけど、こういう人っていてほしいよね。
オットーは早く奥さんの元に行きたくて、自殺を試みるけどことごとく失敗。助かってホッとするけど、なんか可笑しい。ご近所さんとの車自慢も可笑しい。トヨタとワーゲン(BMWだっけ?)は論外なんだ🤣
近所に越してきた妊婦さんとの関係がとてもいい感じ。心臓の発作で救急搬送されてからは素直になったオットー。その後の3年間は周りの人達と楽しく過ごしたようで、そのあたりがもう少し観たかったな。
オリジナルは観ていないので、ぜひ観たい。
人生にはマリソルみたいな人が必要だ。
トム・ハンクスの作品をあと何本観られるのだろうかなんて考えてしまった。
とにかく向かいに越して来た、奥さん役の女優さんが上手すぎる。あんな人ほんとにいるし、演技じゃなく素なのか?なんて思うくらい。
まさかのラブストーリーに泣いた。
SNSを皮肉りつつも、決して悪いことばかりではないという展開も良かった。
いい映画です。
安定の作品
トムハンクスの安定感。
若い頃は息子さんが演じていますが、チャーミングさは全然足りない。
導入部、OK。途中中弛みも無し。ラストもOKの安定感(ラストが良くても、途中退屈or苦しいのは苦手)。
トムハンクス以外誰も知らなかったけれど、個性ある隣人達を皆さん上手く演じています。
猫が可愛すぎます。
ベビーシッター、あれで良いのか。
早期退職してもお金に困らない生活羨ましい。
日常の中にも幸せはある。美しい映像がそれを説得力のあるものに。
つい最近の2回目鑑賞
解説に「町の嫌われ者でいつもご機嫌斜めな」とあるが、そんなに嫌われておらず むしろ頼りにされてる様なOTTOさん。(機嫌が悪いのは確かだが)
『スプラッシュ』(1984)からトム・ハンクス(当時28才位)を見てるが演技が上手くて年齢に似合った役が毎度いい。
上手い演技といえば猫だ。分からないが犬よりは演技指導が難しいのでは?
ニャカデミー助演賞を上げたい。
・原作の小説「幸せなひとりぼっち」は2015年にスウェーデンで『幸せなひとりぼっち』として映画化している。
・トムの息子トルーマン・ハンクスが若き日のオットーを演じてる。
オットーという夫
主演トム・ハンクス。
原作はフレドリック・バックマン著『オーヴェと呼ばれた男(邦題・幸せなひとりぼっち)』を映像化した同名のスウェーデン映画。
【ストーリー】
ペンシルバニア州ピッツバーグ。
長年勤めあげた鉄工所を定年退職し、半年前に妻ソーニャ(レイチェル・ケラー)に先立たれたオットー・アンダーソン(トム・ハンクス)は、日々の中に生きる意味を見いだせないでいた。
彼にとって妻は、生きがいそのものだった。
元より生真面目な男ではあったが、歳をとってすっかり偏屈になったオットーは、ホームセンターで自殺用ロープを買うにも無駄な支出が許せない。
郊外の小さな区画にある自宅での生活も、古なじみの隣人たちともうまくいかなくなり始めていた。
そこに娘二人を連れた若い(たぶん)ブラジル人夫婦が引っ越してくる。
何くれと構おうとする彼らを古気質のオットーはつっぱねるのだが、ラテン系の彼らには通じず、自殺を何度も失敗してしまう。
「人は何かに忠誠を立てるべきだ。たとえそれがフォードであっても」
周りからは理解しがたい、堅固なポリシーに従って生きる男、オットー。
若いころに生活のため軍隊に志願するも先天性心筋肥大症で入隊かなわず、だけどそんな彼に価値を見出してくれたのがソーニャでした。
何よりも大切な彼女のためにあった自分の人生。
そんな人生の羅針盤ともいえるソーニャが喪われたとき、自分の価値もまた失われてしまったように彼は感じてしまいます。
強情なオットーはとにかく自分の考えを曲げようとしないので、人間関係の緩衝役として優秀だったソーニャと結婚してなかったらどうなってたことやら。
そんな彼の頑なな心の扉を、お向かいの一家やまわりの住人、ねこ、そしてソーニャの元教え子のマルコムとの出会いが徐々に開けてゆきます。
演出はそつなくリズムよくストーリーテリングは丁寧、さらに主演は名優トム・ハンクス。
実際のプライベートでもこんな人なんじゃないかと思わせてくれるような自然な老ヤンキーを演じてくれてます。
老いも孤独もいつかは訪れるもの。
歳をとって物覚えが悪くなったなあとか、体のあちこちガタがきてるなあとか加齢とともにいろんな不具合が増えてきますけれど、この映画を見てちょっと自分を省みてもいいかもしれませんね。
オリジナルの良さがそれなりに反映
オリジナル版『幸せなひとりぼっち』を観たのが6年以上前なので、細部の比較は避けるが、おおむねオリジナルに沿った作品だったと思う。ただ、オリジナルでの(ベルイマン映画で見慣れた)スウェーデン国旗がハタめいていたりする北欧の雰囲気は見られず、やはりアメリカっぽい🇺🇸
なかなかの感動作であることはオリジナルに因るのだが、トム・ハンクスが製作&主演で「ホントの頑固おやじ」に見える熱演…😄笑
オットーの向かいに引っ越して来た奥さんも上手かった。
ベビーベッドのところなどで泣かされる感動もあり、それなりに楽しめるヒューマンコメディ映画という感じ🎥💕
(※)先月(11月)、今年の「B’z Pleasure LIVE 2023」を放映したWOWOWに2ヶ月限定で加入中
とにかくほっこりできる作品
終始のんびり観れた。
現在と過去を同時に描きながら展開していくストーリーは、それなりに凝っていて良い。哀愁と愛情と友情をじゅうぶん堪能できた。
挿入歌もなかなかのもので、特に男性ボーカルの裏声混じりの歌はとても印象深かった。
こういうほっこり作品は、細かいことを気にするべきではないのだろう。どんな場面もおおらかに観るべきで、これはこれでたまにはいい。
そして、あらためて妻への想いを再認識すべき良い機会になったかな。
Idiot... This is living.
バカモン…!みんなに愛される名優でお人好しの代名詞トム・ハンクスが、近所の見回りが日課で規則に厳しく眉間にシワを寄せた超堅物偏屈爺さんに。『エルビス』では観客から嫌われること必至の悪徳マネージャーの役柄を演じていた彼によるこのリメイクは、痩せてトム・ハンクスにはまだ役の幅があることを証明してみせるショーケースになった。大きなハートを持ったトム・ハンクスの完璧なリード、悪くない。
マーク・フォースター監督(『ネバーランド』『プーと大人になった僕』)らしい作品のあったかなトーン温度感でキレイにまとまっている、現在と過去が交互に入り交じる語り口。"お父さんの名前"。実の息子トゥルーマン・ハンクスが若い頃を演じている。
口酸っぱく、ゲートを閉めろ!パブリックイメージまんまな(ex. 黒人のコメディリリーフ)いかにもメキシコ系口うるさいハイテンション・キャラ妻 & 運転の下手な夫で、お節介な家族が近所に越してきた。ドンドンドンドン!お願いしたいことが!人の優しさあたたかさに触れるうちに、オットーも少しずつ変わっていく…。自分の問題に囚われて他人のことを考えていなかった。
死にたいのに死ねない。まだそっちに行けない、思ったより難しくて。同居人もできた。猫という象徴的存在。つらいのは分かるけど、でも生きていかなくては。生きることが大切。
人が線路に落ちているのに、先ずすることがスマホで録画回す・撮影するのはクソすぎ。人として終わっている現代人の権化・象徴、こうはなりたくないね。けど、そんな人ほど(皮肉にも)本作のこと好きそう?本作内での使われ方も結果的にそれがさも悪いことではないかのように描かれているし。
まさかの借り物から始まり、私道と公共歩道という差異を伴う反復。最近のやつは意気地がない。それに比べて俺達はハートが大きい。親父の笑い方?バカモンでも自分を想ってくれる人がいるのなら人生まだまだ捨てたもんじゃない。人の道を外れ周囲の人々に親切にすること。生きている!そしてケーキへ。
THIS IS NOT A THRU STREET
DYE&MERIKA ダイイング・アメリカ?
オートマ車、クー
Bears don't talk. This one does.
She was the color.
フォード、シボレー
フォルクスワーゲン
Social media journalist? 地域の英雄
This is living!
雪かきをしてない
大きなハートを持つのも考えものだ
アブエロ・オットー
トムハンクス
トムハンクスは素晴らしいね、
俳優ってこういうことなんだね。
若い頃から見ているが
ふと気づくとほとんどを見てるし
80年代の少し浮かれたムードのあるファンタジーなものから社会的な主題、そしてこういう「人」モノまで、
彼の気持ちの中に寄り添って主人公を見てる。
マット・デイモンも同じものを感じる
ストーリーは亡き妻のことを思い死のうとするオットーが優しき隣人たちに見守られ、
生きようと思い直し、
妻の元へ辿り着くまでの話。
人生の在り方を考えさせられる作品
妻の死後、悲しみに打ちひしがれ、
仕事も無くし、社会との繋がりも絶たれた。
自ら過ちを犯しそうにもなった。
それでも神様は、彼の最後を最高のものにすべく、出会いを与えたのだろう。
人は決して1人では生きていけない。
人として最後をどう迎えるか、考えさせられる作品。
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