映画プリキュアオールスターズFのレビュー・感想・評価
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めちゃくちゃ良かった
公開日に見たので記憶が曖昧なのですが…
姉に連れられ見に行きました。
私自身高校生でふたりはプリキュア〜スマイルプリキュア、名前聞いた事ある程度のプリンセスプリキュア、魔法つかいプリキュア までしか知りませんでした。
結構幅広い世代のを知っているつもりですが記憶も全くなくキャラ名とかは全然分からなかったのですが、
噂通りの男の子のプリキュアが居たり、赤ちゃんのプリキュアもいてとても面白楽しかったです。
新しいプリキュアたちも可愛らしくて自然と幼少期に戻ったかのように楽しんでしまいました。
特に好きだったのが最後のシーンです。
全てを回収するように昔の思い出が流れてきたり、全プリキュアが集合したり。。。
正直私はプーカの飼い主(?)に共感できる部分も多くあって余計1番最後のプーカと本物が並ぶシーンでは感動しました。
それに、最後にプリキュアたちが受け入れる姿も、プリキュアになりたかったんだと自分の気持ちを自覚するシーンも全て感動しました。
普通にプリキュア見る機会はもうありませんがいずれ映画がやる際には見に行きたいとおもってしまうほど素晴らしい作品でした。
過去の想い出に浸らせてくれた素敵な作品です。
きちんとレビューするなら
やはりプリキュアを詳しい人じゃないとキャラが覚えられない!
名前とか○○プリキュアと表記はあるのですがすぐ流れちゃうしさっぱり分からない…
あ!この子懐かしい。とかそんな感じで見てました。
最初はストーリーが掴めずいまいちだったのですが、
きちんと伏線なども回収して下さったため楽しく視聴することが出来ました。
子供の頃の心が消えた大人になってみても過去に引き戻されるような力があります。とても素晴らしい作品だと思います。
レビューというか言いたいこと書きすぎました。
まとめて言えば最高だった!ですね。
すいません・・・プリキュアをなめてました・・・
プリキュアの映画は初めて観ましたが、なぜかとても感動してしまいましたので感想を書きました。
前提条件として私のプリキュア知識は以下の通りです。
・初代は少し知っている。
・予習として最新作(ひろぷり)の1~3話をアマプラで観た。
・予習としてFUJIWARA原西さんの解説動画を何本か観た。
あまり期待せず、観はじめて前半は女の子がキャッキャしてるロードムービー。
小さな女の子が観る映画なのでこんなものかなという感じですがテンポよくて楽しいです。
中盤でこの世界のネタバレがあり、そう来たかとテンションが上がり終盤の戦闘シーンへ。
で、この終盤の戦闘シーンが感動しました・・・。
アヴェンジャーズのエンドゲームを観ている感じといいますか・・・。
個人的に特に感動したのが以下の2つのシーンです。
①地球を背景にプリキュアが勢ぞろいしているところから、爆発にあわせて全員で飛び出してくるシーン。
映画館の大スクリーンで見ると本当に神々しくて感動しました。
②ボンボンを持ったプリキュア(調べましたがキュアエールさんらしい)が応援しているシーン。
極限の戦いの中、プリキュアがボンボン持ってフレーフレー応援しているシーンは普通に考えたら、
かなりシュールな絵面なのですが、なぜか心を揺さぶられてしまい涙が止まらなくなりました。
今冷静に考えてもこのシーンでなぜこうも感動してしまったのかよくわかりません・・・。
結論としまして、プリキュアをなめておりました・・・申し訳ありません。
大人も楽しめる素晴らしい作品だと思います。
非日常感があって面白かった!!
変身シーンが殆ど無く、歴代シリーズのマニアでないと登場キャラが殆ど分からないと思います。前半は無人島ものの美少女アニメのような、まったり感があって夏休み向きに感じました。デリシャスチームがいて食料の心配が無いのもユルいです。敵がFFのラスボスのようで絶対に勝てない感じで良かったです。流石に男性のモブ怪人よりタフネスが凄まじく、マーヤ先生対78人のぶつかり稽古に見えました。ラストからラスボスが記憶を取り戻し、冒頭に戻るを繰り返す事を想像できる、完成度の高い映画だと思います。元の世界に戻れなそうなのも、映画的で印象に残りました。いきものがかりのED曲も、主張しすぎず合っていました。
プリキュアから子供達へ伝えたいこと
プリキュアが戦う意味、地球をどうにかできてしまうほどに強大な力をもった存在がわざわざプリキュアもどきの姿となり、自ら作り出した敵もどきを倒していることの意味。どちらもそれ相応な感情を伴う意味があると思いたいところを何とも曖昧なワードで片付ける。
プリキュアが戦う理由はシンプルな感情からくるものだからこそ熱くさせられた。ふたりはプリキュアの2人なら、またはあのプリキュアなら、ヒーロー云々言う前に体が勝手に動いてしまうだろうと想像できる。
何度ぶっ飛ばされても、絶望に打ちひしがれても、覚悟を持って立ち向かう女の子達。日常の悩みからシリアスな苦しみにも逃げずにクリアしていく姿に親子ともども勇気と元気をもらえた。
人間味のある個性的なキャラクター達は可愛いだけじゃおさまらい魅力がある。ボロボロになっても立ち上がる姿に胸が熱くなり、応援せずにはいられなかった。
敵もまた魅力的。プリキュアとの関わりや戦いの中で苦悩したり救われたりと憎みきれない。
そんなプリキュア作品らしさ、オールスターズらしさは継承されていないことを思い知った。
シュプリームがプリキュアと関わる中で気づきや葛藤する描写も、プリキュア側から敵の心理に迫る場面もない。最後までプリキュアとの対話はないままに、自ら悟る物分りの良さ。
自らが消したはずのプリキュアと再会していることに戸惑いや疑問の様子もない違和感。プリキュアの実体は消えても想いは残りビジョンとして表現しているようであるが、既に実体化しそこにいるプリキュアが自らのビジョンを懐かしげに見るサマはどう捉えたら良いのだろう。
子供向けだからこそ、筋の通ったストーリーと真っ直ぐなメッセージをプリキュアを通して伝え続けて欲しい。
子どもには難しそうだけど
5歳児と鑑賞
世界系??ちょっとエヴァっぽかったり、子どもにはストーリーはよくわからなかったかも?でも色んなプリキュアがいくつかのパーティーになってお城っぽいところを目指す、というとこは分かりやすく、楽しんでいたよう。私は楽しく観れた。デリシャスパーティーから見始めたので、ヤムヤムとスパイシーはもう少し出て欲しかったな。
ぶっちゃけありえない
感情が入りすぎて長文になっております。
直近のプリキュア映画として観れば高評価。シリーズ20周年を飾るオールスターズとして観るとがっかりした印象です。
良かった点としては
・戦闘が多めなので直近のプリキュアを知らない人でもある程度楽しめる
・歴代の名場面が流れるので「あー、あった!」「私もそこ好きだった!」という気持ちになれる…以上です
悲しくなり完全にお通夜気分ですが、どうしても納得できなかったところはストーリーです。破壊神的なキャラのプリムが面白半分でプリキュアに喧嘩を売った?(よく分からない)、のように断片的な情報しか得られないことが非常に多かった。プリム自身が理解できない感情が湧いてくる。プリキュアとの戦いを通してその感情が仲間と笑いたい憧れだと気付かされる…とかなら分かります。しかし、自分の作った妖精モドキに「俺を作ったのは憧れがあったからや!」と言われる→これに納得してエンディング…???フワフワしてんなぁ
次に歴代プリキュアの扱いについて。特に平成前期組です。
大乱闘の中、各々の口癖を言い捨てていくこの演出が残念。時間内に詰め込んだ感が伝わってきます。15周年のオールスターズメモリーズの方がよっぽど20周年感がありました。人魚のプリキュアや食べ物モチーフのプリキュアが共闘するのは非常に面白いです。しかし、久しぶりのオールスターズです。シリーズ事に必殺技や最終フォームを魅せてくれたほうが良かった…
どうしても触れなければならないのは"選抜"というもの
選抜が悪いのではなく、選出された人に問題があるのではないか?と感じました。
ブラックやブルーム、歴代のピンクを集結+ひろがるスカイな選抜で良かったのではないでしょうか?直近の世代ばかり、しかもリーダー格というよりはミルキーなどの"受けの良いプリキュア"を選べば良い。そんな考えが見え透いて良い気分ではありませんでした。ドリームスターズかと思った。
幼いころに観ていたプリキュアに勇気を貰っていました。久しぶりのプリキュアオールスターズと来れば興奮するのも当然なのです。蓋を開ければ自分の応援していたプリキュアはCGの姿を目を細めて探す存在になっていました。喋らなくてもいい、15周年のようにテレビの前で観ていた仲間たちとイキイキしている姿を観れたら幸せでした。
オールスターズ名物であるいつもの戦闘後のパーティにもブラックやホワイトもいません。そこは参加していてくれよ…
キュアエコーもいたり、サービスはあります。ですが一瞬です。動体視力としか言いようがない程の終盤の演出は本当に疲れた。
昔のオールスターズを期待して観ると痛い目に合います。
「なんでプリキュアになったの?」と聞かれているのに
「今一番大切な事を‥」とか「ヒーローになりたい!」じゃねぇ。歴代のピンクにも同様に質問するパートは絶対に必要だと思いました。
脚本が脚本だからね 仕方ないね…
プリキュア親子で大好き
プリキュア親子で大好きで涙が止まらなかった、です(。>д<)(。>д<)(。>д<)またスパイファミリーのアーニャCと同じ声優さんがこの映画だけに出てるのが素敵過ぎる(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)
プリキュアオールスターズはグループアイドル
製作チームのプリキュア愛が暴走している大傑作。
前半は近作のメンバー中心のシャッフルユニットの面白さ。そして後半はシリーズ20年の名場面をこれでもかと投入する怒涛の展開。これはもう涙なしには観られない。
お祭り作品でありながら、プリキュアとは何かという原点回帰への目配せが堪らなくエモい。
作中何度も手を取り合うシーンが印象的に描かれている。これこそがブラック&ホワイトへのリスペクトに他ならない。
プリキュアオールスターズと謳いながらも「全員選抜」だったのは実質3作目まで。
12年のNewStage以降は「選抜制」なので、推しのプリキュアが選抜されるかどうか、グループアイドルのCDリリースぐらいの心境でドキドキしながら観ている。
大きいお友だち向けの記念映画
8歳、6歳の娘ふたりと鑑賞。
公開前は20周年記念&久しぶりのオールスターズ映画ということで相当な期待感を持っていました。
娘たちともどのようなお話しなのか、どこまでのプリキュアがメイン級で活躍するのか等々話しをしながら公開を心待ちにしていました。
そしてなんといっても娘たちが喜んでいたのが念願のミラクルライトの復活!!入場ゲートでミラクルライトをゲットしていざシアターへ。。。
冒頭からサマー&プレシャス&スカイが謎の敵と対峙し共闘。そしてサマー&プレシャスが初代リスペクトの壁蹴り!オールスターらしいシーンとまなつとゆいのキャラ性格が観客を和ませます。
しかし、謎の少女プリムの登場でこの子がキーになるとは予測できるものの、話しが進んでも今ひとつストーリーの骨格がつかめない。大人の私がそうなのだから子どもたちはちんぷんかんぷんに違いない。
どこかも分からない世界で、異なる作品のプリキュアが数名のグループで行動する。かけがえのない友だち?的な関係性がみえるキャラは数名いるけど関係性が全くみえないキャラもちらほら。
何なんだこれは・・・?
最終的にはプリムがラスボスであったという流れなのだが、ただ最強でありたいという願望だけで戦っているようでキャラのバックボーンや心理が描かれない。
悪が悪である理由が分からず、そこへプリキュアが立ち向かっている。
プリキュアにおいて勧善懲悪はご法度ではないのか?
何を見せられているんだ・・・?
最終決戦で歴代プリキュアが総登場するのだが、、、薄い。
登場も戦闘も淡泊で薄い、、、。
歴代最高の呼び声も高い、NewStageみらいのともだちでの初代3人の登場シーンのような、鳥肌が立つような展開を期待していただけに、、、これは期待外れだ。
ルミナス、ミルキーローズに至っては、最終決戦に参加すらさせてもらえず。(おそらくプリキュアじゃないからという理由だと思われるのだがなぜそんな線引きをしたのか?)
爆風ジャンプなどお決まりのシーンは盛り込まれていたけど、これがオールスターズなのか?78人もいれば全てのプリキュアを細かく描けないのは百も承知だが、さすがにこれはオールスターズの冠を掛けているにしては淡泊すぎないだろうか?
「オールスターズだがらエコー出てくるよね!?」と期待していた8歳の娘。
エコー出ました、一瞬、1カットだけ、時間にして約2秒。
娘、、、ポップコーン漁ってて見逃してました(涙)
終演後、娘たちが揃ってこう言いました。
「パパ、ミラクルライトどこで使えばよかったの?」
そうです、作中でミラクルライトをキャラが掲げているシーンはあるものの、スクリーンからミラクルライトでの応援を呼びかける演出はありませんでした。
じゃ何でミラクルライト復活させたのよ?
開演前、なかなかの光量のミラクルライトを何度もを点灯させて遊ぶ娘たち。ともすれば他のお客さんの迷惑にもなり兼ねないので
「映画が始まったら使うんだから今は点けちゃだめだよ!」
と娘たちに諭した父の威厳を返してくれ(笑)
ストーリーの主軸が難解で待望のミラクルライトも使う場面なし。
子ども向けというよりは、大きいお友だち向けの記念映画といったところでしょうか。
最後に24年の映画の製作は決定してるようなので、このFがNewStageシリーズのようにこの先に続きがあるのなら、、、期待はしていませんが。
娘たちに感想を聞いたら「面白かった!」とのこと。
理由は「ミラクルライトが貰えたから」だそうです(笑)
うちの娘たちが本格的にプリキュアにハマったころにはミラクルライトの配布が無かったので、今回が初めてのミラクルライトゲットでした。
映画で使う場面はなかったけど、家で別のオールスターズ映画を観ながら使うからOKらしいです。
私は映画の内容に満足はできませんでしたが、子どもたちが満足ならそれでいいか、と思います。だって、子ども向けのコンテンツなのですから。
ファンのための傑作
映像・演出(20)
初手のキュアスカイの変身バンクの圧倒的なサウンド、映像で感動でため息がでてしまった。全体も安定して作画、演技共に良かった。特に終盤の各作品の名シーンが流れる場面は垂涎の出来。しかし、プリキュアやパートナー妖精の高い声が聞いていて耳に響くことが多かった。スピーカーから離れた位置で見ると良し。ミラクルライトが振りにくい演出は子供達にとって不親切だった気がするため僅かにマイナス。
17点
世界観(20)
一度プリキュア全員が敵に敗れていたという今までにないストーリーが絶望感を引き立てており良し。また、自分たちの世界の成れの果てが舞台という設定は登場人物の風鈴あすみのセリフの伏線となっていた。しかし、この設定は子供には少し難しい気もする。
15点
脚本(20)
序盤から中盤のキャラクター同士の絡みの秀逸さは流石というべきであり、終始ニヤニヤしてしまった。まだ発見していない小ネタもあるかもしれない。しかし、終盤はファンサービス的描写に特化しすぎて全体のストーリーがおざなりになっていた感は否めない。
10点
キャラクター造形もしくは心理描写(20)
キャラクター造形は当然申し分ない。前述したキャラクターの絡みは各キャラの新たな一面を垣間見させてくれた。しかし、心理描写は70分ほどの作品に詰め込むことは難しかったよう。原作の視聴を推奨する。
キャラクター造形優先評価で15点
メッセージ性(20)
『人間の心を通わせ協力する強さ』や『利他主義』が説かれていた。また、キュアスカイが先輩プリキュアの思想を自分のものとして咀嚼するシーンは受け継がれる意志を確かに感じた。
しかし、これもファン向け映画描写特化により、確固たるメッセージを強調しきれなかったようだ。
13点
総評
70点
プリキュアファンとしては最高の映画であり、70分でよくぞやってくれたという感想が正直なところ。
今後の彼女達の活躍に大いに期待する。
完全に大人向け
6歳の子供と見に行きました。3シリーズくらい子供と一緒にプリキュア見ています。
映画もすべてではありませんが、数作品見ています。
完全にマニア向けの映画だなという感想です・・・
プリキュアの戦闘シーンがメインです。
楽しみにしていた時間とお金を返してほしい。
今まで子供とプリキュア映画に行っても、途中で飽きるということはなかったですが、
今回は途中から完全に集中力切れてました。
最初の30分くらいは、今までのプリキュアがチームを組んで戦ったり、交流したり、楽しく見られましたが、後半はただただ戦闘が続きます。
今までプリキュアの敵も、敵ながらに事情があったり、その上で救済されてきましたが、
今回のシュプリームは全く感情移入できないし理解不能。
ただ強さを証明したい、その中でプリキュアに興味が出て、プリキュアになってみた、って・・・はぁ、って感じです。
プリキュアに真似て、妖精を作ったのに用なしとわかったらあっさり「いらない」発言。
まぁそういう冷酷な設定なんでしょうが、単純にプーカがかわいそう。
世界を壊して強さを証明し、けどさみしいからプリキュアになって仲間になって最後は同じ釜の飯を食ったから仲直りって・・・中2病の男子の願望ですか?
こんなことなら徹底的にシュプリームには滅んでほしかった。
時間がないのかもしれませんが、敵の背景もこれまで丁寧に書いてきたプリキュア作品からは考えられない雑さです。
その辺が描かれていないので、何をされても寛大に許す女子、女神像みたいなものがプリキュアに投影されているようで嫌でした。
プリキュアってメインターゲットは小学校低学年くらいまでじゃないんですか?
少子化になってきて、大人向けにも考えて映画を作らなければ商業にならないんだな、
とそんなことまで考えました・・・
いっそ、サブでほんわかストーリーを15分でいいから流してほしかったです。
けどおおむね好評価が多いので、私がおかしいのか・・・
映画の途中で、早く終わってほしいと思う映画は久しぶりでした。
原点回帰と多様性の話
子供にねだられてさっそく見てきました!
ネタバレになるかもしれませんのでお気をつけください。
今回はバトルに気合いが入ってました。しかも肉弾戦メイン。この辺りにプリキュアの原点を感じました。
そして現プリキュアひろプリのテーマ「多様性」。
まず、主に活躍するのはポスターにいるキュアたち。他シリーズから代表して参戦するのは主人公キュア、というお決まりを覆しています。(…もしかしたら大人の事情かもしれませんが笑)
それから映画の主役キュアの想いや願いに共感したから共闘、という動機付けがない。みんな各々行動する理由があるから行動している印象でした。
そしてプリキュアが進んで敵を救わない。敵はプリキュアの行動を見て、自分で気づきを得て再生の道へ進みます。
つまりは、主人公キュアが導く物語ではなく、プリキュアの数だけ物語がある、というのをベースに作られた映画という印象でした。とても丁寧に作られていたと思います。
でもそういうのは映画としてはちょっと分かりにくくスッキリしなくなっちゃうというのが難しいところ。
いろいろ書きましたがプリキュア好きなら観て損はないです!バトルがすごい!ゲストプリキュアが可愛い!
プリキュアを何シリーズか観ている人にはおすすめです。思わずうるっときちゃうシーンがちょいちょいありますよ!
自ら提示した問いに答えを出せなかった映画
熱心なプリキュアファンではなく、たまに気になるシリーズを見ている程度。現行シリーズも前の日曜にやってた追加戦士が参入した回を見たレベルです。
今回は坂本真綾さんがゲストプリキュアとして出てくるのと、そのキャラ、シュプリームのキャラデザが可愛かったので鑑賞しました。
序盤の各シリーズ入り乱れたチーム編成でのやり取りはそれぞれのキャラの良さを取り入れてよかった感じ。
中盤に判明するシュプリームの正体、そしてプリキュア達が飛ばされた世界の正体はかなり衝撃的でした。
しかしその後の展開でシュプリームの問う、
プリキュアって何?
なんで戦うの?
というシリーズ全体に対して疑問を問いかけるレベルの問題を提示されるのですが
さらに対してプリキュア側の提示する答えが個人的に曖昧でかなり消化不良。
プリキュアと共に人生を歩んできたレベルの人なら感傷的になれるのかもしれないけど、自分はそこまででは無かったので、終盤の展開は正直無味乾燥って感じです。
現行シリーズのキャラのかっこいい見せ場もあまりない感じだし、お子様も楽しめるのか微妙。
19時上映の回でお子さんもいたけど、ミラクルライト振るタイミングも分かりづらいみたいで、たまに付けたら消したりしている感じでした。
真綾さん演じるシュプリームの醒めた狂気がよかったので、星2.5。ドールかフィギュアが出たら買うかなって感じです。
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