聖なる復讐者のレビュー・感想・評価
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【”韓国少年院の先生は良い人ばかり・・、かな?”邦画タイトルがビミョー(原題はクリスマス・キャロルである。)で突っ込み処満載だが、終わってみればナカナカ面白かった韓国ノワール作品。】
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ー 序盤から、観る側は両親に逃げられ困窮生活を送るイルと知的障害のあるウォル(パク・ジニョン:2役)との関係性や、物語展開からウォルは不良グループを率いるジャフンがイルと同じようにウォルを殺し、イルが復讐の為に少年院に入所したと思いながら鑑賞。-
◆感想
・序盤は、少年院の狂犬と呼ばれるハン先生(ホ・ドンウォン:良くあの役を引き受けましたね。)の非道振りと、弱者に優しいが何もしないスヌ先生(キム・ヨンミン)の対比が印象的である。
・又、少年院の中のヒエラルキーと無法振りにも驚く。
ー ジャフンがトップ。ファン(キム・ドンフィ:オ、「不思議の国の数学者」で観たばかりである。)はパシリ。
で、途中からジャフンがイルを殺すために雇った極悪おデブも入所してきて・・。-
・そして、イルがスヌ先生と企んだジャフンとの風呂場での一騎打ち・・、かと思ったら1対4じゃない!
ー がそこに、それまで何もしなかったスヌ先生が鉄棒を持って現れ、ガッツンガッツン。ー
・ジャフンの母親や、姿を現さないが父親もマア、充分に下衆な輩である。あの両親にしてこの子在り。
■だが、途中からジャフンが”ウォルを殺したのは、俺じゃない!”と言っていたのを、”どうせ、命乞いだろ!”と思っていたら、まさかの展開に吃驚である。
<どんな展開になるかは、是非とも劇場でご自分の眼でご確認いただきたい作品である。>
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