「あっちもこっちもジャニーさん」聖なる復讐者 ku-pa-さんの映画レビュー(感想・評価)
あっちもこっちもジャニーさん
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知的障害者の弟を殺した不良少年たちを追って、自ら少年院にやってきた少年が主人公。いわゆる刑務所モノのフォーマットに犯人探しの謎解きを絡めたサスペンス。
ただ復讐劇としては真犯人の正体も相まって、消化不良感が残る。
主人公のイルと、殺された双子の弟ウォルをパク・ジニョンが1人2役。途中まで同じ役者が演じてると気づかないほど、これはなかなか見事な演技。
不良の親玉ジャフン、狂犬と呼ばれるハン先生、主人公を殺すために送り込まれたバンチョンと濃いキャラの渋滞が韓国映画の醍醐味。
原題は「Christmas Carol」。韓国のクリスマスソングらしいが、日本では耳馴染みがない曲のため、邦題が変えられたのだろうか。
弟が殺されたのがクリスマスイブだったこともあり、この曲が事件のカギにもなっている。
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