「国をも変えた悲恋」Firebird ファイアバード コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
国をも変えた悲恋
このところ『蟻の王』『シチリアサマー』など同性愛が禁止されていた時代の映画が続いてるけれど、過酷な状況に毎度ギュッとなる。
今度はまたバレたら大変な軍人。
ロマンの気持ちは分からないでもないのだけど、いかんせん言葉足らずというか、相手への思いやりに欠けるなぁ、もっと言い方があるだろう。
時代や立場なんかを考えると、仕方ないっちゃ仕方ないのだろうけども。
抑えきれないのは分かるのだけれど、バレたら刑務所行きと分かっていながら2人とも大胆というか軽率というか、何度もハラハラした。
誰もが幸せになるべきはずなのに、離れざるを得ない、身を引かなくてはいけない、なんとも切ない。
そして3人の結末は呆気なくて、なんだか淋しいなぁ。
結局、大佐は何が目的だったのだろう?
執着が凄すぎて最後はちょっと怖!ってなった。
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