Firebird ファイアバードのレビュー・感想・評価
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厳しい環境の中で、二人の男性の生き様が胸に滲みる
<映画のことば>
「役者なら演じろ。遊びに来ただけだと。」
「ドアを出た瞬間から、いつも演じている。」
邦題は、作中に登場するバレエの劇名に由来するようです。
(マトヴィエフ大尉の立場が(大空を飛ぶ)空軍パイロットだったことから…という意味合いも、重層的に含まれていたのかも知れません。)
あるいは、バレエ劇「Firebird」の華やかさの裏に伏在するかのような、セルゲイとマトヴィエフ大尉との人知れぬ苦悩も、浮き彫りにしているのかも知れません。
単に同性愛を禁忌していた当時の世相だけでなく、いわゆる「男所帯」の軍隊では、綱紀(軍規)保持の観点からも、よりいっそう当局の厳しい取締りの対象にされたことは、疑いようもありません。
そんな環境であるだけに、セルゲイとマトヴィエフ大尉との関係性は、いっそう胸に迫るものがあったと、評論子は思います。
そして、作品の全編を通じて、セルゲイとマトヴィエフ大尉との「立場の違い」ということも浮き彫りになってきては、いなかったでしょうか。
セルゲイにとって軍隊は、兵役期間を過ごすだけの、言ってみれば「仮の宿」に過ぎなかったはず(彼は、除隊後は演劇学校に入学して俳優になりたいという夢を持ち、実際にその夢を果たしてもいる)。
一方のマトヴィエフ大尉は、空軍の戦闘機パイロット=職業軍人という立場に誇りを持っている-私生活でも戦闘機のクレイモデルを大切にしているだけでなく、職業軍人=軍隊から給料をもらって生活している者として、これからも軍隊とともに、軍隊の中で生きていかなければならない立場-。
(同じ軍人でも、一時的な兵役で軍人になっていたセルゲイとの立場の違い)
ずっと軍隊の中で生活を築かなければならなかったマトヴィエフ大尉にしてみれば、セルゲイとの同性愛の関係は(単に社会的な禁忌や、法律上の厳罰を回避するためだけでなく)、生活上の必要性からも、絶対に守り通さなければならない、固い固い、固い秘密であったことは、疑いようもありません。
セルゲイに対する思いを固く封印し、あたかも異性愛者であることを装うかのようにルイーザとの結婚生活を営み、子供まで持った(持たなければならなかった?)マトヴィエフ大尉の内心は、果たして、いかばかりのものだったことでしょうか。
しかも、セルゲイも密かには思いを寄せていた-否、二人は実は思いを寄せ合っていたとも受け取れる、そのルイーザとの結婚生活を。
上掲の映画のことばは、妻となっているルイーザがマトヴィエフ大尉の居室を訪ねるというほんの些細なシーンに際して語られるセリフなのですけれども。
しかし、セルゲイとマトヴィエフ大尉との心情を考えると、本作の中では、その意味合いが決して軽いものではないと、評論子は思います。
ときに、本作では、最後の最後に、マトヴィエフ大尉が本作のような末路を辿ってしまいますけれども。
そのことは、マトヴィエフ大尉にとっては、天職と考えていたに違いない空軍パイロットとして最期を迎えることができたという、単純な意味だけではなく、別の意味では、彼には「救い=心にずっと秘め続けてきた苦悩からの解放」でもあったのではないかと、評論子には思われてなりません。
そのことにも思いが至ると、本当に締めつけられるような胸の痛みを禁じ得ません。
いわゆるLGBTQ映画としてだけでなく、セルゲイとマトヴィエフ大尉という二人の男性の生き様をも描き切った一本という意味でも、本作は、充分に秀作の評価が与えられて余りのある一本だったと、評論子は思います。
(追記)
GoogleのAI要約によると、本作の邦題にもある「火の鳥」Firebird)は、永遠の命を象徴するもののようです。
(日本語版の予告編にも、そんなフレーズの字幕があったようです。)
いわく「生命はしばしば火に喩えられ、また火も生命にたとえられる。 炎が動く様や燃料を消費しつつ燃えるのが、生命体が栄養をとりつつ活動するのに類似している。 反対に生命体の死は、火が消えることに譬えられる。」
本作では、セルゲイとマトヴィエフ大尉との「永遠の愛」というような意味合いだったでしょうか。
愛憎のジレンマもありましたけれども。
評論子としては、セルゲイとルイーザとの(軍隊時代に培った、心の底での)友情の永遠性の象徴としても受け取りたいところです。
(追記)
もともと、軍用機というのは、墜落しやすいもののようです。
設計重量の制約が厳しい中で、「着陸誘導装置などの安全装置を積むくらいなら、その分も、より多くの兵装(武器弾薬)を積んだ方が良い」という設計思想にもよるようですけれども。
ひところ話題になったオスプレイ機のように、沖縄県の米軍基地で、米軍機の墜落事故が跡を絶たなかったのも(新型機に対するパイロットの完熟不足もあったことでしょうけれども、その一方では)そんな理由もあってのことと思います。
本作中でも、国籍不明機(?)の任務に出撃したマトヴィエフ大尉のミグ戦闘機(?)が、エンジントラブルから、任務離脱を余儀なくされるシーンがありました。
評論子には、マトヴィエフ大尉の最期を暗示するシーンだったと思えてなりません。
(曲技飛行団=航空自衛隊に例えればブルーインパルスなど、一見では華やかな空軍パイロットという職業は、実は、そういう危険と隣り合わせの職業でもあるようです。)
ただでさえ生き辛いゲイが遊びでなく 独裁共産で国民総スパイの環境で...
ただでさえ生き辛いゲイが遊びでなく
独裁共産で国民総スパイの環境で愛情を全うするシチュエーションはサスペンス映画の怖さ以上に緊張感を与えますね。
顔も身体も美形ゲイで軍服着ていると不謹慎ながら萌えまくりでしたが、背負っているテーマはそんな軽いものではなく何箇所も泣きどころのある見応えのある作品でした。
歴史の進歩は僅かずつ
1970年代、ソ連下のエストニアにおける、二等兵と将校との同性愛を描く事実に基づく物語です。当時のソ連では、同性愛は勿論非合法でした。軍における自分の地位を守りたいが、愛する人も守りたいという将校の揺らぎがリアルだな。
これは50~60年も昔の話に見えるのですが、米軍が同性愛者の軍への服務を認めたのはは2011年に過ぎません。歴史は本当に少しずつしか進まないんだな。
愛よ不死鳥の如く
2月初旬の日本公開当初に映画館で観たのだが、レビューがずいぶんと遅れてしまった。
今でも印象に残っているのは、やはり、海の岩場に隠れてロマン大佐がセルゲイを抱く、ポスターのあのシーン。情熱的でありながら煽情的になりすぎない、バランスの取れた美しい描写だった。
ある日、芸術を愛する二人が出会って、惹かれ合い、愛し合う。普通のことだ。でもそれは厳しく禁じられており、疑いがあれば監視の対象になる、悪魔の取り仕切る場所でのこと。
ブロークバックマウンテンの主人公もそうだったが、軍から離れモスクワに行って二人で暮らそうとセルゲイに誘われても、国を守る使命感、軍人としてのアイデンティティを捨て切れず二重の人生を送り、その責を負うかのようにひとり国のために散った大佐。セルゲイに向けて自分の気持ちを吐露した手紙と、隠し持っていたたくさんのセルゲイの写真には泣いたT T。
悲劇だわーと思っていたが、タイトルにもなっているストラビンスキーのファイアーバードというバレエ作品についてググってみたところ、人さらいの手強い魔王を滅ぼした時、石にされていた人々は元の姿に戻り、王子と王女は結ばれるという、という力強い再生の物語だった。
監督のインタビュー読むと、こんなに抑圧されたところでも生き延びた愛がある、どうか皆諦めずに勇気を持って、と訴えたかったとのことで、それでこのタイトルなんだ、と納得した。
主演の二人、よかったです〜(拍手)
同性愛=厳罰の時代に起きた実話
最近は同性間での恋愛にも理解がある人が増え、
だからこそ当事者は以前よりも
それを公表しやすい社会という印象がある。
ただ、この同性間での恋愛への理解度が増したのは
10年も満たないくらい最近の話のように思う。
作品は約47年前の実話を元にしており、
時代が違えば…と思わざるを得ない作品。
あらすじ
1977年、エストニアで兵役中のセルゲイと
その上官 ロマンは互いに惹かれ合う。
同性愛が禁忌とされるこの時代、
誰にも関係を打ち明けられずに
隠れて逢瀬を続ける彼らは、
月日が流れても互いへの愛を捨てられない。
徐々に関係が気づかれ始めた彼らの選択は?
同性間での恋愛作品はよく見かけるが、
この時代の作品は未知だったので、
正直 この時代にも同性同士で惹かれ合うこともあることに驚いた。
セルゲイとロマンは一目惚れのような
ところから始まり、
互いの趣味や好きなものを通じて
より一層愛を深めていくが
それが普通なら友情となるのでは?と思うので、
恋愛としての“好き”になるのか…と驚嘆。
同性愛は厳罰だし、
奇異の目を向けられることは知っているから
自然と“愛”という感情は避けそうだけど、
禁忌だと知っていても、それでも好きなんだ!
ということが伝わってきて、苦しくなる。
セルゲイの友人でありロマンの妻であるルイーザは
とても難しい立ち位置にいたと思うが、
彼女も含めて誰の選択も間違っていないと思う。
実在するセルゲイが
「一目惚れなんだ!」という説得力があるくらい
見た目が綺麗な俳優のキャスティングと(もちろん演技も良い!)
素晴らしい景色、そこに交わる時代背景含めて
観てよかった作品。
性別に関係なく、好きな人と居られることが
受け入れられる世界になりつつあるが、
より一層、息がしやすい社会になってほしい。
これが実話とは……。時代とはいえかくも非情。
広くLGBTQが浸透したとはいえ、今もって『カミングアウト』なる言葉があり、自然な受け入れとは言い難い。ただ、罪にはならない。ちょいちょい『ブロークバック・マウンテン』と重なる涙涙の作品でした。
愛することは苦しい
間隔をあけながら逢瀬を重ねたセルゲイとロマンの蜜月期は切なすぎて苦しい。二人の愛し合うシーンはとても美しかったです。
後半にルイーザは友人だと思っていたセルゲイに裏切られた、というようなことを言っていたけれど、最初に裏切られたのはセルゲイの方だと思った。でも彼は言い訳はしなかった。
シェイクスピアの言葉を引用したり古典舞台を演じていたりと、人が人を愛することの永遠の問いかけを与えられているようだった。なんせ辛い。昨今の邦画のBLをイメージしていくと心にズシンのくる重さなのでご覚悟を。
ロマン役の俳優さんすごいハンサムで格好良かったなぁ。軍服似合い過ぎる。
最後、誰に感情移入していたか気づく
主役の俳優さん、いいですね。詩的な表情。ジミーの瞳です。
いつも作られるのが遅すぎたラブストーリーに出会う時、私はタイムマシーンに乗って逆リメイクをしたくなるのです。
ブロークバック・マウンテンはジェームス・ディーンとモンゴメリー・クリフトでリメイク済みですが、本作ならアンソニー・パーキンスとロック・ハドソンでどうでしょ?
そう、もう遅すぎますね。自分がもっと若ければ、若い日にこんな映画に出会えていれば、心の奥の火の鳥が飛び立って、温かい涙を流せたのかも。
燻り続ける情熱の炎に浮ぶ、憎むべき男の顔は、どうしようもなく自分に似ていました。
余韻
同性愛に対する嫌悪感や偏見、当時の法律が生んだ切ないラブストーリー。
最初は愛し合って、なんだかんだ世間体から別れることになり、
偽装結婚や距離をおいたりするけど、結局は忘れられない、
これと同じような同性愛の物語はよくある
そうなんだけど、セルゲイ、ロマン、ルイーザの心情が伝わり、
感情移入してしまい、中盤から胸のドキドキ、バクバクがとまらなかった
みんなそれぞれの愛に向き合ってるだけに、つらい…
ただ最後にセルゲイの少しの笑みがあってよかった
観終わってからこのレビュー書くまでの数時間、
ずっとこの映画のこと考えるなんて思わなかった
切ないけど、観てよかったと思える映画だった。
ノンフィクション
先ず2人がとても俳優として容姿に魅力がある所に驚いた。
セルゲイは少し幼なくキュートな顔立ちながら服の上からもわかるマッチョ具合だ。
対するロマンはすらっと背が高く端正な顔立ちで軍服からパイロットスーツ、カジュアルやスーツまでモデルの様に着こなすスタイリッシュさ、
内容はありがちなドイツの同性愛禁止法なのだが、その部分はあくまでもスパイスの様に添えられており、
それを上回る同性愛のすれ違いや愛を上手く織りなしている。
ブローバックマウンテンを少し総仏させるが、あの時代よりは少し進んだ1977年代の実話をもとにしている。
映像的にも舞台はドイツ以外広く躍動感があって美しく作られている。
LGBT映画の残念なところは世界観が狭い所だったのだけど、そこも上手に解放されていて見終わった後に苦しすぎない様に作られている様に感じた。
愛の選び方は人それぞれで、
愛している事が必ず実るわけでもない。
真っ直ぐに愛するセルゲイとロマンなりに立場を守りながら人を愛する人もいる、2人の愛し方に良し悪しはない。
とてもいい作品だった。
期待度◎鑑賞後の満足度◎ エストニア版『君の名前で僕を呼んで』と思ったが、ほぼ同時代なのに雰囲気がガラリと違う。甘美さの変わりに緊張があり、演出力の差で詩情は少ないが、人権抑圧が招いた結末が切ない。
※2024.02.19. 2回目の鑑賞【MOVIX堺】
1回目の鑑賞時はロマンを演じるウクライナ人俳優のオレグ・ザグロドニーのあまりの男前ぶりとカッコ良さばかりに目が行ってしまったが、2回目を観てルイーザを含む主要人物三人の気持ちの揺れと流れとがよくわかりより感激した。
1回目もそう思ったけれどもルイーザ役のロシア人女優ダイアナ・ボザルスカヤもなかなか魅力的な女優さん。
①冒頭はまるで『愛と青春の旅立ち』か『トップガン』かと思う描き出し。
日本も西側諸国ゆえ約40年前の話とはいえソ連邦の軍事装備を見るのは興味深い。
②エストニアが舞台とはいえ旧ソ連邦時代が背景の映画なのに台詞が英語なのに最初は違和感があり戸惑う。イギリス資本が入っているし世界的な公開を考えてのことかな、と一応自分なりに納得。
鑑賞後にエストニアについてお勉強(映画を観た後色々とお勉強出来るから映画って好き)。
何と世界でもIT先進国の現代のエストニア。NATOに加盟してEUにも加盟して嫌露意識から英語の普及率も高いとのこと。別に英語の台詞でも自然だったわけだ。
③
①映画単体としては秀作とは言い難い。けれど1映画ファンとしては映画の持つ力を少しでも示してくれたことはとても嬉しい(エストニアの家族法を改正して同性婚も認められることを後押しした)。再び同性愛を禁じ様とするロシアとどちらが大人の国だろうか。
②
愛することの難しさ
セルゲイもロマンも愛し合った事により
苦しみ合わずに上官と下官の
関係だけで終わってしまっていたのかも
お互いの趣味が写真というのも
興ずる点が多かった為に惹かれ合うのは
自然の流れだったのかもしれない
時代が時代だけに
お互い好きで惹かれ合う気持ちがあっても
社会がカミングアウトをすることを許さず
セルゲイは念願の役者の道へ
進むためにエストニアを離れロシアへ
一方のロマンはセルゲイの同僚で
女性将校のルイーザと親密な関係になり
二人は結婚
エストニアからロシアへやって来た
ルイーザからの報告にセルゲイは
複雑な心境を抱えつつも式に出席するため
エストニアへ戻る
久しぶりに会ったロマンと
再燃してはならなかった愛の炎が蘇ると
家族がいる立場でありながらも
ロマンはセルゲイとの関係を
断ち切ることが出来ずに
再び関係を持ってしまうことになる
最後はセルゲイがロマンから送られた
手紙の内容を見て慌てて基地へ連絡するも
聞かされた内容は"戦死した"
そこでセルゲイは最期の挨拶をすべく
ロマンの住む家を訪ねるのだが
待っていたのはルイーザが事の顛末を知り
相手が同僚だという複雑な心境を抱えつつも
裏切られた気持ちもあったために
セルゲイに怒りの感情を爆発させるのだが
セルゲイは反論することなく
ルイーザの意見を聞き入れると
二人はそっと抱き寄りエンディング
色々考えさせられる映画でした
兵士の同性愛を描いた作品。 バレたら罪になる時代にバレずに関係を続...
兵士の同性愛を描いた作品。
バレたら罪になる時代にバレずに関係を続けようとするが…
ロミオとジュリエットについて触れていたが、こっそりと生きるのではなく、堂々と自由に生きられないのか…他の同性愛物と話は違えど感じる思いは変わらない。
外ではずっと演技を続けなければならない…主人公たちが報われないのが辛い。
エンドロール後、油断していた…引き締まる。
興味深い作品でした
心をかき乱されるような愛憎劇、というわけではありませんでしたが、とても興味深く拝見しました。
ソ連占領下のエストニアが舞台で、軍モノということと、実話に基づいているところが注目点。
しかし、観ながら…何か見たことがあるような気がしていて、なんだろうなんだろう?と思っていました。
家に帰ってから分かりました。ちょっと「再現ドラマ」のようだったのです。
ただ、映画としてどうかというよりも、エストニアでの同性婚を認める法律が施行されるきっかけとなったということが凄いです。
製作の皆さんも誇りを持っていらっしゃるに違いありません。
そんなこともあり、映画の力を感じた作品でした。
ライトな三角関係になってしまった…
同性愛禁止法とか自由を謳歌できない偏見制度への警鐘と思うけど三角関係のいびつさが全面に出てしまいなんだか軽い痴話話に見れてしまった…。同性愛は全く良いと思うけど家族を犠牲にするのは身勝手でわがままではないかと…。微妙な展開に同調できず…。
こう言うのでよくある流れといえばそうでもあるけど、 シチュエーショ...
こう言うのでよくある流れといえばそうでもあるけど、
シチュエーションが新鮮
そして、実話というのが、
しかも本人が執筆したものがベースというのが、
なんとも切ない
イベント付き上映のインタビュー中,
どの人も少し訊かれただけでたくさん返すのが印象的だった
特に、脚本作成から加わったと言うセルゲイ役の俳優さんは、
司会者が困るくらいに話し続けていた
作り手にとっての大切さが伝わってきた
そりゃないぜ
セルゲイそりゃないぜと最後に思いました(笑)なぜ家に来たのか?理解出来なかった ルイーザにそれを言う?
男女愛でなくても不倫です、ピュアな愛なら2人で完結させなさいと思った
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