「考えさせられるだけでなく、芸術作品としても◎」私、オルガ・ヘプナロヴァー Omiさんの映画レビュー(感想・評価)
考えさせられるだけでなく、芸術作品としても◎
クリックして本文を読む
誰にだって、人から理解されない・受け入れてもらえないことで絶望することはある。
問題は、その苦しみをどう処理し向き合うか。人的・環境的な支援にアクセスできるかどうか。
悲しいことに、世界は平等じゃない。
苦しみと共に生きることに限界が来たオルガは、虐殺行為に出るという選択をしたんだと思います。
時代を問わず、オルガのような人は間違いなく存在する。
そのような人がこの映画を鑑賞して、少しでも苦しみや孤独と向き合い、癒やしに繋がるきっかけになれたら、この映画は大きな役目を果たしたことになると思います。
社会派映画としての色がどうしても濃くなる本作ですが、
アート作品として見ても優れた映画だと思います。
白黒で表現された人物や風景、静寂の表現が美しい。
コメントする
