「衝動」私、オルガ・ヘプナロヴァー ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
衝動
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思っていたものとは違いましたが、映画として、1人の女性の最期を見る物語として楽しめました。
同性愛が認められていなかった70年代、レズビアンだったオルガはそれを公の場で言うことはできず、それを抱えながら生きていました。
暗殺者になりたい衝動から、トラックに乗って大量殺人に移行し、今後誰も殺人を起こさないために自分が死刑になると言う宣言のもと、実際に絞首刑に処されるます。
死刑される直前、やはり生きていたいという想いが強くなって泣き叫ぶシーン、人間味がドバッと飛び出ていました。ここまで基本的には感情を表に出さなかったオルガがこれでもかと感情を出すので、なんだか愛おしくも思えてしまいました。
事件の前後を色濃く描く映画なのかと思いきや、オルガ・ヘプナロヴァという1人の女性の半生を描く物語でした。7年前の映画がこのタイミングで入ってくるというのもなんだか珍しい縁があるもんだなーと思いました。
鑑賞日 5/21
鑑賞時間 20:25〜22:20
座席 G-4
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