ロスト・フライトのレビュー・感想・評価
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ややわかりにくい字幕をどう扱うかというところ。
今年397本目(合計1,047本目/今月(2023年11月度)29本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
さてこちらの映画です。
日本ではご存じの方も多いと思いますが、凄惨な事件を実際に経た史実があるため、日本映画としては飛行機ものの映画は意図的というかある程度「避けられる分野」であるのと同じく、それは隣国韓国でも同じです(2023年1月だったかの映画は特殊なほう)。韓国は国の地理的に多くの場所を「共産国」に囲まれているため、いわゆる冷戦時代は飛行機ひとつ飛ばすだけでも大変で、実際に韓国においてもこれを契機とする事件が起きているからです(だから、韓国映画で飛行機物の場合、ドキュメンタリー映画を除けば「行く場所」がハワイなど「南になる」のはそういった理由)。
ストーリーとしてはかなりわかりやすくおすすめといったところです。しいていえば飛行機のパートが少ない(2か所。1か所だけだと思われるがもう1か所ある。ネタバレ回避)というところがある程度人を選ぶかなというところと、「妙にマニアックな字幕」で混乱させてくるなど厳しいところもあるといった部分でしょう。
もっとも11月4週は異様なまでに作品数が少ないのである程度は推すことができ、多少わかりにくい字幕があるのは確かですが(一定の知識がないとハマる)、飛行機ものに抵抗がないなら(日本はどうしても歴史上、飛行機ものは避けられるし、避ける方がいるのも事実)推せる一作ではありましょう。
100分ほどでさくっと見たいならおすすめといったところです。
採点に関しては以下が明確に気になったところです。
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(減点0.3/「善きサマリア人」の教えが何とか、という部分)
・ この部分は、キリスト教(カトリック・プロテスタント)か、法律系資格持ち(民法)のどちらかがないと理解がハマる字幕です。
「ルカの福音書」に言及があり、「緊急の状態にある人を助けた場合、その助けた人はよほどの過失がない限り責任を負わない」という趣旨の記述で、国によってはこれが法律によって明文化されています(いわゆる「善きサマリヤ人の法」)。
この部分はこのどちらかの知識(宗教か日本民法か)の知識がないと突然出てきてパニックにさせてくるところがやや厳しいかなといったところです。趣旨としては上記のことであり、映画内でもそのことは描かれていますが、事前に知っておいたほうが良いかなというところです(突然これだけマニアックな語彙が出るのも厳しい)。
(減点なし/参考/日本においての事情)
・ 人を義務なく助けるなどの行為を事務管理といいます(民法697条以下)。財布を拾ったから警察に届け出た、倒れている人がいたので救助したなどがこれにあたります。
その中でも、特に緊急事態(命にかかわるような事態)においては、その助けた人(管理者)に相当な悪意や重過失があるのでない限り(この「悪意」は日本語としての意味(「積極的に人を困らせよう」程度の意味)。法律上の意味ではない)責任を負いません(民法698条。緊急事務管理)。
日本は「この意味で」善きサマリヤ人の法がここにあらわれているとされますが、明文化されているのではないため、特に問題として取り上げられるのが、女性に対してAEDを使用した男性がどのように扱われるか等で、この部分は明文化すべきという考え方としなくてもよい(民法698条はまさにそれであり、政教分離が憲法で定まっている日本で宗教的な考え方が入る条文を民法の中に明示的に入れるべきではない、という考え方)が対立します。
※ なお、「飛び降りようとする人を助ける」などの場合は、本人の意に反しても事務管理ができるというのが判例です(通常の事務管理は本人の意思が推知できるかわかる場合、それに従う必要があります(697条以下))。
機長はメンタル強め。
電子機器の不具合で孤島へ不時着してしまった旅客機の話。
旅客機ブレイザー119便、目的地へ向かう飛行中、悪天候の為大回りでわなく高度3万フィートのところ4万フィートまで上昇し嵐を避けようとしたところ雷の影響で電子機器に不具合が…運悪く不時着したのは反政府ゲリラの支配する無法地帯、ゲリラの人質、捕らわれの身になった乗客の救出に向かった機長トランスと移送中で乗客であった犯罪者ガスパールが手を組む事に。
無事に不時着したのに、現れて出てきたのは話にならない反政府ゲリラ、怖いし話としては面白い。
とりあえず冒頭とラストの不時着シーン、ゲリラに捕らわれた乗客の救出にはハラハラドキドキ、手に力入っちゃう。
ラストの安全な場所へ不時着からの客室乗務員から機長トランスへ「感謝してます」には涙。
犯罪者ガスパールよりも強気でメンタル強めな機長トランスには脱帽(笑)
そういえば最近ハギス食べてないな…
不時着した島で旅客機の機長が乗員乗客を護るために奮闘する話。
移送中の殺人犯を含む乗員乗客17人の乗ったシンガポールから東京へ向かう旅客機が落雷により電力を失い、フィリピン南部の諸島のテロリストが支配する島に不時着して巻き起こっていくストーリー。
15年前の犯行とはいえ、敵か味方かわからない殺人犯と通信施設を探しに行く流れになって行くけれど…確かに他にいなそうよねw
LCCが傭兵とか雇うの?なんて日本人には理解出来ない感覚もあったけれど、それを言ったら反政府を掲げて金儲けしているだけのテロリストとかもそうか。
小さな島で行って帰って来るだけと言えばそうなんだけど、フライトパニックありドンパチありのテンポ良くまとまったストーリーでとても面白かった。
お約束
予告編からの想像と違った
予告編では「主人公が囚人と協力して…」という感じだったので、
古くは「48時間」とか「ミッドナイトラン」とか「フラッド」とか、
正反対の2人が最初は反発しつつも協力し、最終的には友情が芽生える…ってやつだと思った。
でも違った。
主人公はいい奴&職業倫理の高いヤツなので、囚人だからといって最初から嫌う、蔑むワケでもなく、一定の敬意を払っているし、
なぜ探索に同行させたかも分からんし、
途中、協力するシーンはあるも、
絶対絶命の時、助けに来てくれるのは傭兵部隊だし。
(定番展開なら、囚人が命がけで助けに来てくれて、それに恩義を感じた主人公が最後には逃がす、って流れのハズ!)
(ていうか、定番展開なら傭兵部隊は頼りにならず、囚人と乗員乗客がそれぞれ得意分野で知恵を出し合うハズ!)
友情が…ってコトにもならず、
いろいろツッコミどころ&残念なところは多数あれど、単純明快なアクション映画としては楽しめるのでは。
恐怖の不時着
最初から最後までハラハラ・ドキドキの緊迫感。これは予想以上に面白い‼️下手な映画観るならこちらをお勧めします。最初の飛行機の離陸は爽快だった。夜景は綺麗だし映画館が暗闇のお陰で飛行機と一体感、まるで機内にいるようだった。
そこから武装集団しかいないフィリピンの危険なエリア→ホロ島に不時着してから戦いの火蓋が。一気に最後まで白熱!誰が観ても面白いに決まっている内容です。
そして、まさかの最後は半泣きしました。なんかジーンと来ました。
皆んな自分のすべき事をしましたね。
機長は勿論だが、副機長の電気復旧作業、犯罪者の共闘→彼が居なかったら機長はとっくにやられていた。はず。
何より現場の救出部隊の強さ!!凄い、強い活躍に感動してしまった。有難う!(笑)
是非、映画館で観てほしい。
次のアクション映画でもジェラルド様にお目にかかれますことを、観客一同、心よりお待ち申し上げております。
実は武装組織が一番の被害者だったりするわけで。…でもいいんです!ワルモノですから!という、ヒーローアクションあるあるムービーなのであった。クライマックスに向かうヴォルテージはなかなかお見事です!面白かったですねぇ。
私、実は飛行機の離陸時にどーしても睡魔に勝てず寝てしまう癖がありまして。だいたいの場合、滑走路待ちの段階で寝落ち、気がつくと機内サービス中だったりします。なんと今回その悪癖が鑑賞中(序章?)に起きてしまいまして、えーと、、雷で起きました、、。恥ずかしながら。最近の映画ってリアルぅー!(^^;; そんな中断もモノともせずついて行けちゃうシンプルストーリー。
たまにはドキドキ&スカッと!上映時間もコンパクトだし、観客の皆様を目的地(ご期待)まで安定飛行していただいたジェラルド機長でした!
9頭身美女に度肝抜かれた💦
時間調整のために観ようと思っただけだから元から期待していなかったのと、直前に観た『首』が期待外れ過ぎだったから、その相乗効果でメチャクチャ良く感じてしまった😂
こんなに頼れる機長さん、ありがたやー。
父と娘ものにはついつい涙腺弱くなっちゃう。欲を出せばもう一押し崩壊レベルまでもっていってもらえたらよかったんだけどな。
機長さんだけぢゃない。副操縦士もチーフパーサーもみんな責任感強い。なんなら乗客だってお行儀がいい。こんな目に遭いながらもちゃんと言うこと聞いて偉い。おかげでこんなに被害者の数が少なく抑えられたのではない??
ということは、万が一自分がこんな目に遭った時にはこの映画をお手本にすればいいのかも(いや、無理か💦)
悪者団のナンバーツーの人が庄司智春にしか見えなかっし、リーダーは(特に髪型が)ゲバラっぽかったな🍀
今日観た映画四本の中で予想外に一番お客さん入ってた。他は疎らだったのに、これだけほぼひとつ跳びで満席。人気作品なんだー。
やっぱし機長は 安全第一でね。(^_-)-☆
なんかスッキリしない
悪天候の中、飛行中の旅客機ブレイザー119便は、落雷で電源を失い、マニュアルと目視でなんとかフィリピンの島に不時着した。乗員乗客のうち2名の犠牲者は出たが、その他はなんとか命は助かった。しかし、不時着した場所は反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちに襲われ、探索に出てたトランス機長と乗客で移送中の犯罪者ガスパールの2人以外全員連れ去られてしまい、トランス機長はガスパールと手を組み、助かる術を模索する、という話。
解決したのにスッキリしなかったのはなぜなんだろう?ガスパールがゲリラを殺してくれたから助かったのに、彼は犯罪者として移送中だから金を得て現地に留まったからかな?
そもそもパラシュート部隊は人質を助ける術も持たず突入して来たのか?
24時間どうやって乗員乗客を守ろうとしたのか?
そこがモヤモヤしてたからスッキリしなかったのかも。
ガスパール役のマイク・コルターの腕の筋肉は凄かった。
こうなったら「ご都合主義」を楽しむしかない
旅客機が、何らかのトラブルで、政府の手の届かない無法地帯に不時着するというのは、あり得る話だろう。
そこに、いつか「自分の身にも降りかかるかもしれない」という身近な「恐ろしさ」は感じられる。
ただ、現実的には、乗客が人質に取られた後に、反政府組織との交渉が行われ、身代金を払ったり、救出作戦が行われたりといった流れになるに違いない。
ところが、この映画では、旅客機の機長が中心となって、乗客を救出し、安全な場所に脱出するといったストーリーになっていて、そこが見どころにもなっている。
そして、こうした、あり得ない展開に説得力を与えているのが、機長が空軍出身であるとか、たまたま元傭兵の殺人犯が乗っていたとか、航空会社の民間武装組織が緊急に派遣された(こんな組織、本当に存在するのだろうか?)とかの、出来過ぎた設定ということになる。
こうなると、そんな「ご都合主義」にいちいち目くじらを立てるのは野暮というもので、後は、何も考えずに、乗客救出のサスペンスと、派手な銃撃戦と、ボロボロになった飛行機で脱出する際のハラハラ・ドキドキを楽しむしかない。
終わってみれば、「あぁ、面白かった」という感想しか残らないが、それでも、機長や殺人犯のキャラクターがもっと掘り下げられていたら、より深みのある後味が残ったのではないかと、少し残念に思ってしまった。
シートベルトはしっかり締めよう
ストーリー
・LCC航空会社でフライトを行う機長トランスと副操縦士デレが運行している飛行機は落雷に打たれ、緊急着陸となったが、着陸した島が反政府組織が支配する島でした。キャビンクルー、機長、副操縦士、様々な国の乗客と護送中の犯人ルイスが緊急対策室と協力しながら、島から脱出する話です。
考察
・登場シーンで一人一人の乗客まで描写していて、一人一人のキャラクターが理解できた。
※アルコールで座席を消毒するお客様やマイルを貯めて、ビジネスクラスの座席にマイル交換をする乗客が良かったです。
・緊急時にシートベルトはしっかり締めましょう。
・護送中の警官がなぜ携帯電話がそんなに大切だったのか?メールを打っていることは確認できたが、誰よりも人を信用しておらず用心深い
学び
・一つ一つ着実に行っていくことの大切さ
・最初は色眼鏡をかけられたり、誤解されたりするけど、境地を越えると認めたり、称賛したりする人間模様
・過去は参考までであり、見るべきは今の行動である。
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