ジョン・ウィック コンセクエンスのレビュー・感想・評価
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もう!もう!とにかく観て!
もううまい感想が出ないくらい面白かった。
今作は大体三部構成で出来てる感じ?なんだけれど、それぞれで心が動かされまくってしまった。
バンバン人が躊躇なく色んなやり方で始末されていくのは相変わらずだけど、いつもよりワクワク、ニヤニヤしてしまった。
(ファンタジー?アクションスリラー?だからそれでもいいよね)
アクションもまぁ、キアヌはもちろん、すべての人がキレッキレなんだけど、ケインがさらに隙のない美しい動きで見惚れてしまった。
カッコよ!
そして、1〜3までにあったジョンの怒りの感情が、今作では感じなかった。
瞳が凪いでいた。
どんなに卑劣なやり方で敵がせまってきても、ずーっと凪。
目が水平線を彷徨ってるの。
そして映像も面白かった。
上から撮影したアクションシーンってあんまり見たことなくて、やっぱり技術の進歩はすごいね。もう自分がコントローラー持ってゲームしてるみたいだった。
ストーリーに関しても今回でしっかり全て伏線回収されてて、エンディングまでの流れがとても良かった。
つい「おおっ!」って声出てしまった場面もあったし、しんみりしてホロってしてしまったりもあって。
後、最後の最後まで観るのが映画なんだなって、この作品観て改めて思った。
こんなに素晴らしい作品を作ってくれたのだから、やっぱり制作に携わった人達全てに感謝して最後まで観ようよね。
ワンの恩返し♪
長い!!長い!!!
ずっと思って観てたけどw
今、思い出してレビューを書いている内に、あれも!これも!と止まらない自分がいます。
長かった!!けど、面白かった!!
前作までは、、
鉛筆1本で3人を瞬殺。
愛犬を殺されロシアンマフィアを壊滅。
家を爆破されイタリアンマフィアを残滅。
最強暗殺者ゼロ率いるSHINOBIを返り討ちにして逃亡。。
そして今作。
裏社会の掟を破り地下に身を潜めていたジョン(キアヌ・リーブス)が主席連合からの自由を求めて再び立ち上がる。。というストーリー。
シリーズ通しての見所、様々なアクションシーンもよりパワーアップして魅せてくれました!
刀、弓、ヌンチャク!を駆使した格闘シーン。
弾丸を通さない特殊なスーツを着用しての銃弾戦。
(今回はモブに至るまで大人数が着用。◯ニクロレベルの普及率(°▽°)
火をふくショットガンが迫力ありました!
又、凱旋門でのカーアクションは圧巻で、避ける!ぶつかる!目まぐるしい! 何人もの敵が車に跳ねられふっ飛ぶシーンはもう痛たたた〜!!(´ཀ`)
両方ともドアの外れた車を走らせながら、地面に落ちた銃を拾い、そのまま銃撃するジョン!
(キアヌリーブスはこのシーンの為に9ヶ月もカーアクションのトレーニングをしたそうです!わぉ!)
大阪コンチネンタルでの死闘も必見!キラキラ豪華なセットも一瞬で粉々です。
日本人シマヅ(真田さん)との友情も語られない歴史を想像し、感動。
日本を好意的に描いてくれると嬉しいですよね。
スモウレスラーがボディガードなのもご愛嬌♪普通に屈強なアジア人だと面白くないですもん。サービス×2ww
もう1人の主人公ともいえる、盲目の最強の殺し屋ケイン(ドニー・イェン)
強引に引き入れられたケインは、実はジョンとは旧友なのだが、この関係も胸熱&涙なのです。
座頭市を思わせるその戦闘力は、時にジョンをも上回るほど。
強すぎるから盲目ってのはハンデですなw
正に宇宙最強の男!
そして、Mr.ノーバディ
(シャミア・アンダーソン)&ワン!!
賞金を独り占めしたいが為に、結果としてジョンの手助けをしている形になっているのが面白い。
ワンのピンチを見過ごせなかったジョンに共通のワンコ愛を感じたのだろう。その借りを返してくれた所も涙だったよ。ワンにあんな顔されたら撃てないよ。ワン!テンキュー♡
極めつけは222段の階段落ち!!
これまでも、ここまでも、本当〜に長かった!やっと!登って!来た!のに!!
まさかぁ〜!!!
ゴロンゴロンゴロンゴロン
べちんΣ('◉⌓◉’)
もうそこら辺で止まってくれ!頼む!長かったのに又かよ、、という気持ちの方が勝りました笑
ジョンも思っただろう。もう早く行かせてくれと。。大共感だわ。
ケインとMr.ノーバディ、ワンのナイスアシストにより、時間ギリギリでようやっと決戦の地へ辿り着く。
グラモーーーン!!!o(`ω´ )o
(ビル・スカルスガルド)
あんたはもうね!最初から許せんのよ!
よくもシャロン(ランス・レディック)を!!「友よ」( ; ; )( ; ; )
どんな最期を迎えようと君には同情出来ないよ。最後の最後まで卑怯者で憎たらしかった。あの結果は、ざまぁ!と思ってしまいました
m(_ _)m
果たしてジョンは死んだのか。。
謎めいたラストに大きなため息でエンドロール。
!!!
ポストクレジットで納得!
お〜う!コンセクエンス!!
シャロン演じたランス・レディックさんが亡くなられたそうです。
本作公開前との事でより悲しみが押し寄せました。シャロンあってのJW:Cでした。ご冥福をお祈りいたします。
コンセクエンスとは
IMAX 字幕版で鑑賞。
邦題の「コンセクエンス」って何? 知っている日本人どれだけいる?意味不明。
原題は単に"Chapter 4"のみ。全世界ほぼこれに準じている。日本のみの題名。
過去作観ました。前作のカサブランカのシーンなどで「報い」の訳で出ている。
前作「パラベラム」は『戦争の準備』の意。今作「コンセクエンス」は『なるべくしてなった必然の結果』の意。
今作ではラストの最重要シーンで発せられる。
これは素晴らしい題名。ジョンウィックの世界観からして、ありきたりな題名だと興醒め。邦題担当者さんの大ファインプレー。意味不明なんていってすみません。でも意味不明ではあるね。
序盤は銃撃戦もなく重厚なシーンが続く。でもこの緊張感が心地良い。
そして大阪のシーン。銃剣だけでなく弓そしてヌンチャクまで。盲目の暗殺者も盲目ゆえコミカルな場面も。和の映像美も含めて完全に満点。
中盤はね、パス。
後半いよいよパリへ。エッフェル塔が一望できる素晴らしいロケーション。
凱旋門前では一般車両が銃撃戦の前を平気に通り過ぎる。
建物内では改造銃の火力がハンパない。カメラアングルを含めての映像美。
ジョンは敵を倒せるのに、その前で犬が…。
盲目の旧友も金の亡者の暗殺者も、敵だけど敵ではない、己の美学の為に行動する。
単なる暗殺者の物語だけではない所がこのシリーズの素晴らしい所だと思う。
長いクレジット終了後、謎のシーン。今後に影響するのか?
そして、ジョンは? 次回作が有るのか?
動物に優しい殺し屋 「完」
期待以上でした!!
シリーズ1の出来でしょう!!
実は前作3で飽きてしまい、ごちそうさま…って感じだったんだけど、
ダメな前作(個人的に)を、はるかに凌ぐ、スンバラシイ出来でした。
『ブレードランナー』やジャッロみたいな妖しい色使いのライティングを多用し、
美しく歴史あるパリで撮られたカットは美術館に飾られた絵画のよう、
クールでスタイリッシュな素晴らしい映像美です。
マシンガンのように放たれるバッキンバキンの怒濤のアクション。
そして、169分の長尺が気にならない飽きさせない展開。
面白かった♪♪
ネタバレくらう前に観て下さい。
エンドロール後に重要なシーンあり、明るくなるまで席を立たないで!!
この素晴らしい映像美、大迫力の音は、IMAXで楽しまないと、もったいない!!
ぜひとも、IMAXで!!
PS.ボビー・オロゴンにソックリな人が出てきますが似てるだけの別人です(笑)
【”殺し、殺し、そして犬。それが、ジョン・ウィックシリーズ。”序盤はやや苛苛しながら鑑賞するも、ノンストップガンフーアクション連続技及びラストの漢気溢れる決闘シーンにムネアツになってしまった作品。】
ー ジョン・ウィックファンはご存じの通り、このシリーズに犬は欠かせない。
何故なら第一作は、ジョン・ウィックが愛した亡き妻から贈られた愛犬を殺された事で、ロシアンマフィアを壊滅してしまうし、その後の作品でも犬は重要なキャラとして描かれている。
今作でも、然りである。-
◆感想
・序盤は、第一作からシリーズを鑑賞していても、ややストーリー展開が粗い。
NYコンチネンタルホテルで掟を破ってしまったジョン・ウィックを助けた支配人のウィンストンは”首席連合”から全てを託された狡猾だが、小物感が半端ないグラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)によりNYコンチネンタルホテルを破壊されただけでなく、このシリーズの名キャラであるコンシェルジュ、シャロン(ランス・レディック)を撃ち殺されたのである。
ー グラモン侯爵のにやついた表情が、物凄く腹立たしい。ー
・で、舞台はイキナリ大阪コンチネンタルホテルへ。
ジョン・ウィックの旧友支配人シマヅ(真田広之)やケインを演じたドニー・イェンの登場は嬉しいが、
”何で、ハリウッドが描く日本って、日本刀に弓矢に浮世絵なんだよ!”
と脳内で突っ込みつつ鑑賞続行。
・序盤からグラモン侯爵とジョン・ウィックの懸賞金を電話で付け狙う”ミスター・ノーバディ”という黒人の愛犬家の存在。
ー このコンビが、後半良い活躍をするのである。”ミスター・ノーバディ”は絶対にジョン・ウィックのファンだね!-
・で、グラモン侯爵とジョン・ウィックが男らしく、決闘に臨むのかと思ったら狡猾なグラモン侯爵は自分の代わりにケインを立てる。”勝てば、お前もお前の娘も自由だ。”
更に、決闘場であるサクレ・クール寺院へ向かうジョン・ウィックを妨害するために懸賞金をドンドン吊り上げるグラモン侯爵。
ー 全く、卑怯な奴である。だが、この辺りから物語は一気に面白くなるのである。
■怪しいラジオDJの女が、殺しを煽る中掛かる”黒く塗れ”。
そして、エッフェル塔の下のランドアバウト内でのジョン・ウィックと殺し屋達が、車がバンバン走る中での決闘シーンは興奮するし、更にサクレ・クール寺院への222段の石段での次々に現れる殺し屋達とジョン・ウィックの決闘シーンは白眉である。
<あの、階段転げ落ちシーンはジョン・ウィックシリーズの中でも名シーンではないかな。>
で、そこに現れる”ミスター・ノーバディ”と愛犬。
彼は、ジョン・ウィックではなく且つて彼の愛犬に酷い仕打ちをしたグラモン侯爵の手下を撃ち、愛犬も実に効果的な攻撃と仕返しをするのである。
<漸く、ケインと共に辿り着いた朝焼けのサクレ・クール寺院での決闘シーンも良い。
ケインとジョン・ウィックは最初は30歩づつ歩き、拳銃を撃つも致命傷にはならない。そして、20歩。最後は10歩。
そこで漸くジョン・ウィックの傷ついた姿を見た愚かしきグラモン侯爵が”止めは俺が・・。”と言ってケインから拳銃を取り、ジョン・ウィックに銃口を向けたその時に火を噴くジョン・ウィックの銃。
実に爽快なシーンであった。
ジョン・ウィックの介添え人であるウィンストンの愚かしきグラモン侯爵に向けた言葉も素晴らしい。スッキリする。
そして、階段途中で涙する”ミスター・ノーバディ”の姿。
ラストのシーンも見事なシリーズの締めである。
・・と、思ったら・・。マサカのケインが娘に花束を持ってにこやかに近づく姿に向けられた刃を持ったシマヅの娘、アキラの姿。
成程、”コンセクエンス”ですね。>
■2023年9月27日 追記
・ヤッパリ、レイトショーで観ても、今作を長いとは思わなかったな。
多分、第1作目から劇場で観た来たからかな。
で、矢張り小物感が半端ないグラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)が、このシリーズの陰の名キャラであるコンシェルジュ、シャロン(ランス・レディック)を撃ち殺すシーンは、ホントに頭に来たんだよね。
◼️シリーズを通し、慇懃実直なコンシェルジュ、シャロンを演じたランス・レディックさんの若すぎる死に哀悼の意を表します。残念です。
おかしな部分はあるが、決闘シーンを評価したい。
過去3作はレンタルDVDで視聴済み。前半は、外国人から見た変な日本を体感することになります。
後半はカーアクションやガンアクションが長く感じ、なかなか進展しないなあと思っていました。
キアヌ・リーブスのヌンチャクアクションもあるのですが、ブルース・リーには到底及ばず。武道家ブルース・リーは偉大でした。過去作では「燃えよドラゴン」の鏡合わせのシーンを使っていたので、キアヌはブルース・リーを意識していたのでしょう。
ケイン(ドニー・イェン)は盲目の設定なのに、拳銃の狙いをどうやって定めているのか、疑問点はあったのですが、エンタメ映画と割り切ればアリかなと思うようになりました。ドニー・イェンがこの作品をワンランク引き上げたと思うくらい、アクションの切れが良かったです。
最後の決闘シーンが非常に緊迫感があり、一気に満足度が上がりました。名シーンだと思います。
おそらく、今回の作品で完結だと思いますが、その潔さも良いですね。
エンドロール後に映像があり、驚きました。最悪の幕切れですが、"報い"をテーマにしているので、なるほどと思いました。
引きかえとの自由。
シリーズ4作目
1作目
「殺された愛犬と盗まれた愛車で復讐」
2作目
「マフィアからの依頼を断り家を焼かれ復讐~のコンチネンタルホテル(聖域)内で殺しで追放」
3作目
「追放で懸賞金を賭けられ町中の殺し屋から狙われる~ホテル支配人に撃たれ…キングの手下に拾われ…」からの続きの話。
今週の水木で過去作鑑賞、ストーリーもシンプルで分かりやすく過去作も凄く楽しめ、気分高めて4作目鑑賞。
話もちゃんと前作からの繋がりで始まるから分かりやすいし面白かった!
ただ過去作1作目から思ったのは銃撃戦はいいんだけど素手での殴る蹴るのシーンは全作観てて何か冷める(笑)
受ける側が先に構えてて、そこを殴る、蹴るみたいな感じだからちょっと練習不足なんですかね…。日本のアクション作品の方がもっと入念に練習されてて見せ方(キレのある動き)などが綺麗かなって個人的には思います。
銃撃戦のシーンはいいんですけどね!
てか、弓とかヌンチャクはなぁ…普通に考えてあの状況じゃ不利ですよね(笑)
真田広之、広之真田!何でアナタが出演すると何かいつも違った日本の描写!?ブレッド・トレインもそうだったけど(笑)
あと全作観て思ったのは屋内の戦闘シーンの場所が毎回電飾が煌びやかでオシャレ!
本作では甲冑やら和の物が飾られた場所での戦闘シーンは印象的だった。
盲目のケインさん!ガッツリ見えてますね(笑)
ジョンウィックお疲れ様!って感じです!
面白かった!!
過去の作品に無いアクション多数
シリーズで一番面白い
過去作3本をおさらいしての鑑賞。
公開当時に衝撃を受けた1作目が地味に感じるほどのアクションシーンの連続には圧巻でした。
前作の裁定人との対決がなかったのは残念なところ。
チャプター5で出るのかな。
って、5はほんとにやるのかしら。
キアヌ無双 自由への血闘篇
もはや説明不要。すっかりキアヌ・リーヴスの代表作となったこのシリーズ。
前作で完結の筈だったが、何の何の! ラストで支配人ウィンストンに撃たれビルの屋上から落ち死んだと思ったが、生きていた。
主席連合の粛清から一旦逃れ、地下の“キング”の元に身を寄せ、再び来る闘いの時に備えて。
前作から4年。4作目にして今回こそ完結編とも言われている。そして遂に、その時が来た。
逃れられぬ主席連合との決着。この苦闘の男に、自由になれる日はやって来るのだろうか…?
今回ジョンに立ち塞がるは、若くして主席連合で力を振るうグラモン侯爵。
甘いマスクだが、やり口は冷酷無比。ジョンを殺さなかったウィンストンへの粛清として、その地位から解任し、ホテルを爆破。さらに、名サポート役だったコンシェルジュのシャロンを殺す。よ、よくもシャロンを…! 今年3月に急逝したランス・レディックに改めて哀悼…。
もうここで侯爵が嫌いになった(ビル・スカルスガルド、ナイス憎まれ役!)。ジョンよ、最後の最後にコイツをブッ殺してくれ!
侯爵はジョン暗殺をある男に依頼する。
引退した身だったが、娘の命を脅され、従うしかなかった。
盲目の暗殺者、ケイン。彼は、ジョンとは旧友でもあった…。
演じるは、ドニー・イェン。前回はマーク・ダカスコスだったが、アジアの誇る当代きってのアクションの達人が参戦! それにしても『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に続き盲目の男。強すぎるからハンデ…?
旧友だから動向や頼れる相手も知っている。
ジョンが数少ない旧友の中で今頼れるのは…
日本。大阪コンチネンタルホテルの支配人、シマヅ。
演じるは、真田広之。キアヌとは『47RONIN』以来の共演。あのトンデモ駄作で共演はもうNG…なんて事にはならず。続いていたお互いへのリスペクト。
リスペクトを感じたのはこれだけじゃない。今回孤立無援のジョンの唯一の味方が日本というのも嬉しいし、シリーズには一貫して日本テイストが。日本や日本アクション(キアヌの千葉真一敬愛は有名)への監督やキアヌの溢れんばかりのリスペクトを感じた。だからまあ、突っ込みたくなる日本描写は堪忍して。
ジョンを追って大阪コンチネンタルホテルに続々現れた主席連合に雇われた暗殺者たち。
その中に、犬を連れた賞金稼ぎも。
掟でホテルで争う事は出来ない。が、侯爵の力で聖域指定解除。何て横暴な奴…!
前半の最大の見せ場。火蓋が切って落とされ繰り広げられる、大阪コンチネンタルホテルの陣!
本シリーズの醍醐味アクション、“ガン・フー”は今回も激しい。
銃のみならず、日本刀や弓矢やナイフ…。もう“何フー”!?
言うまでもなく、真田サンの見事なアクション。アクションや渋い演技や義理人情…。もう本当に誇らしいね。一部で噂されている『VIVANT』の続編オファーを断ったらしいが、それも堪忍して!
同ホテルのコンシェルジュでシマヅの娘役のリナ・サワヤマも華麗なアクションを披露。
ドニーは盲目ながらも目を見張るアクション! 杖で位置や周囲を把握したり、音も敏感。本当は目が見えるんじゃ…なんて愚問。これぞ『座頭市』から伝わる盲目アクション!
銃にナイフに車に馬に…本シリーズで様々なアクションを融合させてきたキアヌだが、今回はヌンチャク! もう気分はブルース・リー!
キアヌのキレッキレで激しいアクションの連続は衰える事なく。ジョンは無敵って訳じゃなく、時折やられたり、傷付いたり、バテたり。そこが感情移入し、手に汗握るんだよね。
キアヌ×真田サン、キアヌvsドニー、真田サンvsドニー…。
激闘の果てに、悲しい犠牲が…。
ジョンが行く所、悲劇と死しかないのか…?
この逃れられぬ運命から逃れ自由になるには、ジョンが死ぬしかないのか…?
たった一つだけ、自由になれる方法がある。
古来のルールに乗っ取って、一対一の決闘。
勝てば自由。が、負ければ…。
ジョンは侯爵に決闘を申し込むが…。
後半はパリが舞台。
関わる者たちが一旦集い、決闘の日時や場所が決められる。
この時ジョンと侯爵が顔を合わすのに、ここで殺し合う事は出来ない。ルールに背く。非情な殺しの世界なのに、皆主席連合が定めた奇妙なルールに従う。何てクレイジーな世界…。
だからと言って決闘の時まで穏便にはいられない。あくまで決闘時のルールで、その時以外は通常通り。
ジョンが決闘地の寺院へ向かう間、パリ中で殺し屋たちが襲撃。
侯爵がラジオを使って仕向ける。決闘の前にジョンを殺そうとしたり、決闘もケインを代理に立てたりと、自分で手を下そうとはしない。何処までも卑怯な奴。卑怯で、チキンなのだ。
クライマックス直前の大盛り上がり!
パリ街中の大アクション! 襲い来る暗殺者と銃撃、格闘、カーチェイス。
中でも凱旋門広場で行き交う車の中の危険なアクションと、圧巻は寺院へ続く大階段の『蒲田行進曲』も真っ青の階段落ち!
決闘前に大丈夫か?…と心配になるくらい。
やっと頂上まで登ったと思ったら、侯爵の強靭な手下(スコット・アドキンス)の蹴りの一撃で階下へ転げ落ち…。
展開上そうなると分かっていても、しんど…。
決闘は時間厳守。遅れは許されない。遅れたら…。
しかし、もう体力も限界。タイムリミットも僅か。
その時手を差し伸べたのは、まさかのケイン!
二人で共闘しながらてっぺんを目指す。ジョンとケインの共闘は激アツだが、辿り着いたら決闘が待っているだけに…。
助っ人もう一人。犬を連れた賞金稼ぎ。とある闘いのシーンで侯爵の手下に犬を殺されそうになった時、ジョンに助けられた。ジョンも愛犬家だしね。ワンちゃんの“ジョンを殺しちゃダメ”と言わんばかりの眼差しに胸キュン。怖い顔で唸り声を上げ手下に復讐するシーンは痛快!やったれ!
決闘の時間にギリギリ間に合った。
パリを望める高台から美しい日の出。
そこで、非情な決闘が行われるとは…。
決闘の方法は、互いに銃を持ち、30歩離れて撃つ。10歩ずつ距離を縮めていく…どちらかが倒れるまで。
高みの見物の侯爵。(←ほんと、コイツは…!)
ジョン対ケイン。友と友の闘い。
ジョンが勝てば主席連合から自由になれる。ウィンストンも復職しホテルも再建。
ケインが勝てば同じく自由になれる。娘と共に。
勝たねばならぬ理由がある。負けられない。
やはり二人共凄腕の殺し屋。一発で決まらない。距離を縮めていく…。
遂に一方が倒れた。まさか、ジョンが…。
死んではいない。侯爵がここぞとばかりにトドメを刺そうとする。
その時…。
ジョンは3発目の弾を撃ってなかった。
その弾を侯爵に放つ!
こんなのルールじゃない? いやいや。元々はジョンが侯爵へ決闘を申し込んだ。ちゃんと本来の目的を果たしたのだ。
このシーンはスカッ!としたね。最初願った通り、あのクソ野郎をブッ殺してくれた。
何はともあれ、決着が付いた。
侯爵に勝った事で、ウィンストンは復職。ホテルも再建。
どうなるかと思った友と友の闘い。ケインも娘も自由の身に。
ジョンも。もうこれで主席連合に追われる事はない。長き苦闘に終わりが。遂に自由となった。
不可能と思われた全てを、ジョンはやってのけたのだ。
このままハッピーエンドであって欲しかった。
闘い終わったが、たくさんの傷を負った。血を流した。多くのものを失った。
自由の代償はあまりにも大きかった。代償はまだ奪う。
去るジョン。が、力尽きたのか座り込み、そのまま…。
脳裏に浮かぶは、愛する妻と過ごした幸せな日々…。
ラストシーン。
二つの墓石に刻まれている。
“夫を愛した妻”。
“妻を愛した夫”。
ジョンは本当に死んだのか…?
死んだのかもしれない。
ウィンストンやキングの計らいで、死を偽装したのかもしれない。
ジョンが再び私たちの前に姿を現すとしたら、また何かの闘いの時かもしれない。
せっかく闘い終えたジョンにそれはあまりにも酷だ。
闘いでなくともいい。だからせめて、
自由になった安息の姿を見せてくれ、ジョン!
復讐のボルテージは最高潮へ
シリーズ過去作は観ている
感想
シリーズ最高傑作だと感じた。復讐の為に生きる最強の殺し屋が今回は裏ボス⁈の伯爵との対決に挑むという物語。
今回は過去作以上にアクションメインの物語構成で、体感的にはアクションに9割近く使っている印象だった。それでも、楽しめたのはアクションシーンが想定し得るアクション要素全部盛りの兎に角楽しい作品だから。正直、状況だけ見ていると荒唐無稽な世界観で笑いそうになる(良い意味で)のだが、バリエーションがとにかく豊富で最高クオリティの生身アクションを見ているだけで興奮した。
個人的には、ケインの友情に熱い人物背景描写がとても好印象で好きになれた。ラストは予想外の終わり方だったので、今後のシリーズ構想はどうなっているのかが気になった。
けじめの付け方。胸熱なレジェンド対決も観れ作品全体としては概ね満足...
シリーズ物だとは全く知らず、映画予告で面白そう(真田さんも出てい...
シリーズ物だとは全く知らず、映画予告で面白そう(真田さんも出ているし)と言うことで鑑賞。ドンパチ&切り合いモノが何度も繰り返されると食傷気味になる私、前半でお腹いっぱいになり、まだやるのかよと思ったが、同じドンパチでも後半は高所定点映像、高低差のある場所での上下移動など、見せ方に工夫もあり、2時間越え映画ですが、最後までダルくならずにすみました。
特筆すべきはやはり盲目のケイン演じるドニー・イェン。完全にキアヌ・リーブスを喰ってました。エフェクトもかかっているかと思いますが、座頭市を思わせる素早い身の振り、剣捌きはお見事、一方でハートフルな一面も見せ、カッコイイ人でした。
外国人視点の日本の舞台演出はだいぶまともになってきましたが、この映画は30年くらい前に戻ってしまい苦笑い。それ以外にも所々でリアリティに欠けたシーンが垣間見えてシラケた時間もありました。予告ではキアヌ・リーブスが「メイワクカケテ、スミナイ」と言って笑ってしまいましたが、本編は「スマナイ」に直ってました。コマい例ですが、このような詰めが各所でされていれば、もっと質の高い映画になっていたと思います。まあおもしろかったですけど。
上映時間の半分 ドンパチ
初日の一発目の午前9時半から見てきた
最初の1時間 延々とドンパチドンパチの繰り返し
見ていて爽快な部分もあったが
1時間連続だぞありえへんわ
内容がなくわけわからん
意味不明のルールでしばってドンパチ
3時間長すぎるんだよ
ちなみに広之真田は前半1時間でお役御免で退場です
最初真田はいい役やなと思ったが
ドニ―や黒人のほうがはるかにいい役だった
もっといい役を与えてくれキアヌ―。
朝イチ観るのがオススメですニャ😼
大阪コンチネンタル!
JALの機内上映で観ました。
大阪行きではありませんでしたが、スクリーンに大阪の街並みが映るだけでテンション上がります。コロナ禍中の撮影ってこともあって、役者が出てくる戦闘シーンはほぼ室内でしたが、それでも良いのです。大阪にコンチネンタルがあって、渋い支配人がいて、ジョン・ウィックが戦ってるんですよ。真田さん良い役回りでした。
しかし、ケイン強すぎですね。目が見えててもなかなか当たらないのに、何で百発百中やねん?まさに最強の刺客でした。
キアヌはプライベートではよく来日しているようで、ラーメン屋で行列するオーラのない姿を写真週刊誌でも見たことありますが、ブラックスーツのキアヌは違いますねぇ。役者って凄いですね。
裏で糸引くのが名門出の侯爵で、戦ってるのはもっぱらカラードって構図が嫌な気分にさせるストーリーでした。
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