ジョン・ウィック コンセクエンスのレビュー・感想・評価
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222段もある階段。あとヤッパシ長い(約170分+上映予定の予告編)。エンドロール後に映像あり。「○○に捧ぐ」とか出てから速攻でトイレに行っても間に合うと思う(たぶん)、かヤハリ、トイレ我慢するか。
エッフェル塔から凱旋門のあたりを車がビュンビュン走り回る銃撃戦はすご過ぎる。このシーンは必見。
あと今回出てる犬がやたら強い。あっ、車に跳ねられたと思ったら、何事も無かったかのようにピンピンしてる。車にちょっとぶっかったぐらいじゃビクともせず、やっぱ殺し屋の仕事の相棒もつとめる犬は鍛え方が違うようだ。きっと根性もすごくある。
222段の階段を相当昇ってあと少し、ヤレヤレと思ったところで、かなり下まで転げ落とされたジョン・ウィック。
このとき、オレ=ジョン・ウィックは超アタマ来てこう思った、「ふざけろコノヤロー、せっかくいい所まで昇ったのにまたこの階段を昇らなきゃいけねえじゃネエか?撃ってくんのは構わねえが下に転げ落とすなんて有り得ねえ、チキショー頭きたオメエら絶ってえコロス、許さねえ」
ジョン・ウィックのアタマに血が登って目の色が変わったかどうかは分からないが、僕は映画館のシートに座ったままで、汗一つかかず息も切れてないのにタメ息をついてしまった。ホントは1段も昇ってないのに「オレはもう昇る気力がネエ、あとはジョン、お前に任せたよ、ヨロシクな」と思った。この階段を昇りきったものだけが美しい朝日を眺めることが出来るのを知るのはこの後のことだ。しかもジョン・ウィック、この後もまだもう一仕事するってんだから恐れ入る。
と言うわけでジョン・ウィックの活躍には大拍手なんだがヤッパシ上映時間長えよと思った。
4度目の正直で到達点、これぞ人生 ---
ドニーさんがシーンを奪う!キアヌが奪い返す!! アドレナリン出すぎて頭おかしくなった!!! そして感動…これが人生だ!!!!
出し惜しみゼロでアクションを更新するアクション総合格闘技!己の美学は曲げずにその質と量をひたすら高めることで成し得る真にプロフェッショナルな失禁大サービス、これぞ今年最後の夏祭り!!
楽しい狩りを。ジョンのかつての仲間で盲目な殺し屋ケイン役ドニー・イェンがノリノリ♪大阪コンチネンタル支配人コウジ役で真田さんは安定。真田さん vs ドニーさんは、夢の対戦カード。大阪!ベルリン!! パリ!!! …と次から次へと怒涛の長尺アクションシークエンスがあって、息つく暇も与えてくれないほど瞬き厳禁!!!! アクション映画はよく見るものの自分みたいなアクション凡人には到底想像し得ない合せ技盛りだくさんで、4作目にしてまだまだ飽きさせないからスゴい"・フー"天国。ヌンチャク最高。キアヌ、ローレンス・フィッシュバーンの『マトリックス』コンビ、そしてイアン・マクシェーンの3人衆の並びもかなりアツい。ビル・スカルスガルドがいい感じでムカつく。行く先々での市街戦からの、真上からの俯瞰ショットでも火薬が火を吹いて見せる建物内バトル、でダメ押しの階段ヤバすぎ…!あの階段落ちエグいって!!!! 拳銃は弾が無くなっても実はまだ一発残っていて、それは拳銃自体だ!投げて使えると教えてくれる。
目には目を歯には歯を、お前の痛みは俺の痛み、俺の命はお前の命。シリーズを通して(旧)友の大切さを教えてくれる。だから梅田駅から大阪城があんなに近いかなんて気にしちゃダメ。
GOOD HUNTING
LOVING HUSBAND
"Such is life."
P.S. リナ・サワヤマも出ていてスタントダブルは『べいびーわるきゅーれ』の伊澤彩織。
期待を裏切らない面白さ
前半はどうなる事かと思ったが、凱旋門の銃撃戦から強烈に面白くなっていった。
シリーズ物の宿命として1作目は越えられないのは仕方ないが、シリーズのファンの期待を裏切るものにはなっていないし、少なくとも3作目は超えたと感じた。
シリーズの売りのアクションは大ボリュームで展開されるし、質も高い。
日本シーンのしょうもなさはもう仕方ないと諦めよう。差し引いても面白かった。
ジョンウィックはこれで良いのです
ずーっとバトルシーン
義理人情浪花節
とりあえず犬は大事
1から3までこうなんだから4もドンパチで何が悪い。
4になったらメローなドラマにでもなるとでも思った?
最後にてんこ盛りのアクション観れて満足
銃撃戦が…
アクションと言うよりは、銃撃戦って感じでした。
1・2・3と、ストーリーも面白くて分かりやすいのでしたが…
今回は、何故そことか?何の意味がとか?
?の多いストーリーでした。
シリーズで観ると何故になりますが、単体で観るとそれなりにアクション映画になってます。
シリーズラストにしては、残念です。
止まらない殺し合い
3時間弱を感じさせない展開で面白かったですね。
殺しても殺しても止まらない敵が次々と現れる。
不死身のジョンウィック!!スタミナが凄い。
最後はヘトヘトでしたよね(笑)
期待通りのド派手アクション映画でした。
前作より間違いなく良かった。
エンドロール後に予兆があるので注意⚠️
アクションの「質」と「量」は申し分ないが、見終わった後の疲労感も甚だしい
これだけ激しいアクションを延々と見せられたら、感覚が麻痺してきそうなものだが、様々な工夫を凝らしたガン・ファイトや徒手格闘が、手を変え品を変えて描かれるので、決して飽きることはない。
特に、終盤のサクレ・クール寺院に至るまでのアクションのつるべ打ちは圧巻で、いくつかの格闘シーンでは、見ているだけで力が入り、思わず体が動いてしまった。
当然、VFXも使われているのだろうが、それでも、どうやって撮影したんだろうと目を見張るようなシーンも多い。
凱旋門のロータリーを逆走する車は、本当にキアヌ・リーブスが運転しているのだろうか?
廃ビル内での長回しの銃撃戦のシーンは、事前のリハーサルを綿密に行って、本当にワンカットで撮影しているのだろうか?
寺院の前の長い階段を上から下まで転げ落ちるシーンは、本当に生身の人間がスタントでやっているのだろうか?
ただ、その反面、アクションだけでお腹が一杯になってしまい、何だか「胃もたれ」してしまうのも事実である。
日本人としては、真田広之の活躍は嬉しいし、スタイリッシュなソード・アクションも楽しめるのだが、ストーリーの面でも、上映時間の面でも、冒頭の大阪のシークエンスは、そっくりそのままなくても良かったのではないかと思ってしまった。
そのストーリーにしても、ジョン・ウィックと大阪コンチネンタルの支配人や盲目の暗殺者との友情だけでなく、ニューヨーク・コンチネンタルの支配人とコンシェルジュとの友情には胸が熱くなるものの、主席同士の一対一の決闘のルールや、ジョン・ウィックが主席の1人と関わりがあったという設定は、いかにも取って付けたようで、「後出しジャンケン」の感じが強い。
せっかく犬を連れた賞金稼ぎを登場させたのであれば、例えば、犬がジョン・ウィックに懐いてしまうなど、彼の「犬好き」のキャラクターを活かしたエピソードが、もっとあってもよかったのではないか。
その賞金稼ぎが、どのようにしてジョン・ウィックの居場所を突き止めたのかも、よく分からない。
何よりも、ラスボスであるはずの侯爵が弱すぎるのは、物足りないとしか言いようがない。
そもそも、あれだけ戦闘能力の高い殺し屋が揃っているのなら、互いに闘うのではなく、皆んなで協力し合えば、主席連合を崩壊させることも可能なのではないだろうか?
そんな素朴な疑問を抱きながら、いかにも物語が完結したかのようなエンディングを眺めていたが、ドル箱シリーズがこれで終わるはずがなく、徐々にジョン・ウィックの仲間も増えてきていることから、次回作以降は、やはり、皆で力を合わせて主席連合を壊滅させる話になるに違いない(と、勝手に思ったのだった)。
引き延ばし過ぎ
アクションシーンの連続で、単純なストーリーを引っ張り過ぎかな。前半1時間ぐらい迄はまぁまぁ観れたが、大音響と迫力画像で誤魔化して流石に長いしやりすぎ。
キアヌの腰の入っていない背負投げや、スタントマンに相手側がついて行って無い動き等々の雑なつくりが目立つ。
昨今の大味な映画としてはまぁこんな物かな。
後になればなるほど予算だけかけて質が落ちて来る感じがします。
そこそこ大作で良質な物が少なくなっている業界全体としては寂しいです。
今回で終りにしてほしいが
次回作出そう
最初に戻って、シマズとケインとジョナサンのつながりがみたい
今回は部屋の上からの撮影と、凱旋門のシーン、派手な梅田駅、何回はねられた、やはりワンコか、下まで落ちるか!伯爵の衣装、ラストシーンが見どころだったかな
最高!
シリーズ全て面白いのはなかなかないからとても良かった!
アクションアクションで大満足!
ただ、どーして日本のイメージってこうなんだろってそこだけw
後ちょっと長かったかなぁ。
でもキアヌ最高だった!
今作品が観ていて1番痛みを感じる映画(特に男性限定)
前作でウィンストンに撃たれコンチネンタルを追い出されキングの元で復讐の為に身体を治していたジョンは首長を射殺し主席連合にケンカを売ったがウィンストンのいるNYコンチネンタルは没収されコンシェルジュのシャロンも失ってしまう、そんな中ジョンは旧友のシマズを頼りに大阪に向かうがそのジョンを追って旧友のケインが刺客として放たれてしまい自由を求めてジョンの戦いは激化する。
監督がやりたいアクションを全て注ぎ込んだ今回のメインディッシュはチャド・スタエルスキ監督風ラストサムライ、座頭市、燃えよドラゴン、蒲田行進曲、続・夕陽のガンマン等のアクション映画のオマージュを盛り込み家族、友情、愛情ソース添えです。
物語の前半で大阪コンチネンタルが登場し支配人としてシマズ役の真田広之が登場するが元JACは伊達ではない、キアヌに負けないアクションを披露していた。でもハリウッドの描く日本は少々誇張表現があるみたいで銃火器に刀や弓矢、手裏剣のスタイルで挑む姿はラストサムライを彷彿とさせた、そして物語ラストにて決闘場所に向かう時に222段の階段をせっかく登ったのに1番下まで転げ落ちるシーンは痛いを通り越してそのまま昇天しそうなシーンであるがそれよりももっと痛いのは男性限定にしかわからないアレのシーンだろう。
キアヌのガンアクションは前作までのスリーマッチガンシューティングにヌンチャクと刀が加わりパワーアップしているが銃弾が切れたら相手の銃を鹵獲し反撃しそれも弾切れを起こしたら投げ付け更には銃をフィールドストリッピングしフレームをナイフ代わりに使い反撃、もはや銃としての役割を果たしてない(笑)
タイトルのコンセクエンスの伏線回収は色々あるが殺し屋としての報い、家族を失った報い、復讐の報い等色々考えられるがやはりこのシリーズを続けていく報いではないだろうか?何処かでケリをつけなくてはならない時はある。始まりがあるから終わりがある、終わりがあるから次がある。
実際にジョンウィックのスピンオフ企画もあるそうだが次の作品にバトンタッチは出来た終わり方だったのだろうか?
最後にジョン・ウィックシリーズ教訓!!
家族と犬は大切にしましょう!!
もう!もう!とにかく観て!
もううまい感想が出ないくらい面白かった。
今作は大体三部構成で出来てる感じ?なんだけれど、それぞれで心が動かされまくってしまった。
バンバン人が躊躇なく色んなやり方で始末されていくのは相変わらずだけど、いつもよりワクワク、ニヤニヤしてしまった。
(ファンタジー?アクションスリラー?だからそれでもいいよね)
アクションもまぁ、キアヌはもちろん、すべての人がキレッキレなんだけど、ケインがさらに隙のない美しい動きで見惚れてしまった。
カッコよ!
そして、1〜3までにあったジョンの怒りの感情が、今作では感じなかった。
瞳が凪いでいた。
どんなに卑劣なやり方で敵がせまってきても、ずーっと凪。
目が水平線を彷徨ってるの。
そして映像も面白かった。
上から撮影したアクションシーンってあんまり見たことなくて、やっぱり技術の進歩はすごいね。もう自分がコントローラー持ってゲームしてるみたいだった。
ストーリーに関しても今回でしっかり全て伏線回収されてて、エンディングまでの流れがとても良かった。
つい「おおっ!」って声出てしまった場面もあったし、しんみりしてホロってしてしまったりもあって。
後、最後の最後まで観るのが映画なんだなって、この作品観て改めて思った。
こんなに素晴らしい作品を作ってくれたのだから、やっぱり制作に携わった人達全てに感謝して最後まで観ようよね。
ワンの恩返し♪
長い!!長い!!!
ずっと思って観てたけどw
今、思い出してレビューを書いている内に、あれも!これも!と止まらない自分がいます。
長かった!!けど、面白かった!!
前作までは、、
鉛筆1本で3人を瞬殺。
愛犬を殺されロシアンマフィアを壊滅。
家を爆破されイタリアンマフィアを残滅。
最強暗殺者ゼロ率いるSHINOBIを返り討ちにして逃亡。。
そして今作。
裏社会の掟を破り地下に身を潜めていたジョン(キアヌ・リーブス)が主席連合からの自由を求めて再び立ち上がる。。というストーリー。
シリーズ通しての見所、様々なアクションシーンもよりパワーアップして魅せてくれました!
刀、弓、ヌンチャク!を駆使した格闘シーン。
弾丸を通さない特殊なスーツを着用しての銃弾戦。
(今回はモブに至るまで大人数が着用。◯ニクロレベルの普及率(°▽°)
火をふくショットガンが迫力ありました!
又、凱旋門でのカーアクションは圧巻で、避ける!ぶつかる!目まぐるしい! 何人もの敵が車に跳ねられふっ飛ぶシーンはもう痛たたた〜!!(´ཀ`)
両方ともドアの外れた車を走らせながら、地面に落ちた銃を拾い、そのまま銃撃するジョン!
(キアヌリーブスはこのシーンの為に9ヶ月もカーアクションのトレーニングをしたそうです!わぉ!)
大阪コンチネンタルでの死闘も必見!キラキラ豪華なセットも一瞬で粉々です。
日本人シマヅ(真田さん)との友情も語られない歴史を想像し、感動。
日本を好意的に描いてくれると嬉しいですよね。
スモウレスラーがボディガードなのもご愛嬌♪普通に屈強なアジア人だと面白くないですもん。サービス×2ww
もう1人の主人公ともいえる、盲目の最強の殺し屋ケイン(ドニー・イェン)
強引に引き入れられたケインは、実はジョンとは旧友なのだが、この関係も胸熱&涙なのです。
座頭市を思わせるその戦闘力は、時にジョンをも上回るほど。
強すぎるから盲目ってのはハンデですなw
正に宇宙最強の男!
そして、Mr.ノーバディ
(シャミア・アンダーソン)&ワン!!
賞金を独り占めしたいが為に、結果としてジョンの手助けをしている形になっているのが面白い。
ワンのピンチを見過ごせなかったジョンに共通のワンコ愛を感じたのだろう。その借りを返してくれた所も涙だったよ。ワンにあんな顔されたら撃てないよ。ワン!テンキュー♡
極めつけは222段の階段落ち!!
これまでも、ここまでも、本当〜に長かった!やっと!登って!来た!のに!!
まさかぁ〜!!!
ゴロンゴロンゴロンゴロン
べちんΣ('◉⌓◉’)
もうそこら辺で止まってくれ!頼む!長かったのに又かよ、、という気持ちの方が勝りました笑
ジョンも思っただろう。もう早く行かせてくれと。。大共感だわ。
ケインとMr.ノーバディ、ワンのナイスアシストにより、時間ギリギリでようやっと決戦の地へ辿り着く。
グラモーーーン!!!o(`ω´ )o
(ビル・スカルスガルド)
あんたはもうね!最初から許せんのよ!
よくもシャロン(ランス・レディック)を!!「友よ」( ; ; )( ; ; )
どんな最期を迎えようと君には同情出来ないよ。最後の最後まで卑怯者で憎たらしかった。あの結果は、ざまぁ!と思ってしまいました
m(_ _)m
果たしてジョンは死んだのか。。
謎めいたラストに大きなため息でエンドロール。
!!!
ポストクレジットで納得!
お〜う!コンセクエンス!!
シャロン演じたランス・レディックさんが亡くなられたそうです。
本作公開前との事でより悲しみが押し寄せました。シャロンあってのJW:Cでした。ご冥福をお祈りいたします。
コンセクエンスとは
IMAX 字幕版で鑑賞。
邦題の「コンセクエンス」って何? 知っている日本人どれだけいる?意味不明。
原題は単に"Chapter 4"のみ。全世界ほぼこれに準じている。日本のみの題名。
過去作観ました。前作のカサブランカのシーンなどで「報い」の訳で出ている。
前作「パラベラム」は『戦争の準備』の意。今作「コンセクエンス」は『なるべくしてなった必然の結果』の意。
今作ではラストの最重要シーンで発せられる。
これは素晴らしい題名。ジョンウィックの世界観からして、ありきたりな題名だと興醒め。邦題担当者さんの大ファインプレー。意味不明なんていってすみません。でも意味不明ではあるね。
序盤は銃撃戦もなく重厚なシーンが続く。でもこの緊張感が心地良い。
そして大阪のシーン。銃剣だけでなく弓そしてヌンチャクまで。盲目の暗殺者も盲目ゆえコミカルな場面も。和の映像美も含めて完全に満点。
中盤はね、パス。
後半いよいよパリへ。エッフェル塔が一望できる素晴らしいロケーション。
凱旋門前では一般車両が銃撃戦の前を平気に通り過ぎる。
建物内では改造銃の火力がハンパない。カメラアングルを含めての映像美。
ジョンは敵を倒せるのに、その前で犬が…。
盲目の旧友も金の亡者の暗殺者も、敵だけど敵ではない、己の美学の為に行動する。
単なる暗殺者の物語だけではない所がこのシリーズの素晴らしい所だと思う。
長いクレジット終了後、謎のシーン。今後に影響するのか?
そして、ジョンは? 次回作が有るのか?
動物に優しい殺し屋 「完」
期待以上でした!!
シリーズ1の出来でしょう!!
実は前作3で飽きてしまい、ごちそうさま…って感じだったんだけど、
ダメな前作(個人的に)を、はるかに凌ぐ、スンバラシイ出来でした。
『ブレードランナー』やジャッロみたいな妖しい色使いのライティングを多用し、
美しく歴史あるパリで撮られたカットは美術館に飾られた絵画のよう、
クールでスタイリッシュな素晴らしい映像美です。
マシンガンのように放たれるバッキンバキンの怒濤のアクション。
そして、169分の長尺が気にならない飽きさせない展開。
面白かった♪♪
ネタバレくらう前に観て下さい。
エンドロール後に重要なシーンあり、明るくなるまで席を立たないで!!
この素晴らしい映像美、大迫力の音は、IMAXで楽しまないと、もったいない!!
ぜひとも、IMAXで!!
PS.ボビー・オロゴンにソックリな人が出てきますが似てるだけの別人です(笑)
【”殺し、殺し、そして犬。それが、ジョン・ウィックシリーズ。”序盤はやや苛苛しながら鑑賞するも、ノンストップガンフーアクション連続技及びラストの漢気溢れる決闘シーンにムネアツになってしまった作品。】
ー ジョン・ウィックファンはご存じの通り、このシリーズに犬は欠かせない。
何故なら第一作は、ジョン・ウィックが愛した亡き妻から贈られた愛犬を殺された事で、ロシアンマフィアを壊滅してしまうし、その後の作品でも犬は重要なキャラとして描かれている。
今作でも、然りである。-
◆感想
・序盤は、第一作からシリーズを鑑賞していても、ややストーリー展開が粗い。
NYコンチネンタルホテルで掟を破ってしまったジョン・ウィックを助けた支配人のウィンストンは”首席連合”から全てを託された狡猾だが、小物感が半端ないグラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)によりNYコンチネンタルホテルを破壊されただけでなく、このシリーズの名キャラであるコンシェルジュ、シャロン(ランス・レディック)を撃ち殺されたのである。
ー グラモン侯爵のにやついた表情が、物凄く腹立たしい。ー
・で、舞台はイキナリ大阪コンチネンタルホテルへ。
ジョン・ウィックの旧友支配人シマヅ(真田広之)やケインを演じたドニー・イェンの登場は嬉しいが、
”何で、ハリウッドが描く日本って、日本刀に弓矢に浮世絵なんだよ!”
と脳内で突っ込みつつ鑑賞続行。
・序盤からグラモン侯爵とジョン・ウィックの懸賞金を電話で付け狙う”ミスター・ノーバディ”という黒人の愛犬家の存在。
ー このコンビが、後半良い活躍をするのである。”ミスター・ノーバディ”は絶対にジョン・ウィックのファンだね!-
・で、グラモン侯爵とジョン・ウィックが男らしく、決闘に臨むのかと思ったら狡猾なグラモン侯爵は自分の代わりにケインを立てる。”勝てば、お前もお前の娘も自由だ。”
更に、決闘場であるサクレ・クール寺院へ向かうジョン・ウィックを妨害するために懸賞金をドンドン吊り上げるグラモン侯爵。
ー 全く、卑怯な奴である。だが、この辺りから物語は一気に面白くなるのである。
■怪しいラジオDJの女が、殺しを煽る中掛かる”黒く塗れ”。
そして、エッフェル塔の下のランドアバウト内でのジョン・ウィックと殺し屋達が、車がバンバン走る中での決闘シーンは興奮するし、更にサクレ・クール寺院への222段の石段での次々に現れる殺し屋達とジョン・ウィックの決闘シーンは白眉である。
<あの、階段転げ落ちシーンはジョン・ウィックシリーズの中でも名シーンではないかな。>
で、そこに現れる”ミスター・ノーバディ”と愛犬。
彼は、ジョン・ウィックではなく且つて彼の愛犬に酷い仕打ちをしたグラモン侯爵の手下を撃ち、愛犬も実に効果的な攻撃と仕返しをするのである。
<漸く、ケインと共に辿り着いた朝焼けのサクレ・クール寺院での決闘シーンも良い。
ケインとジョン・ウィックは最初は30歩づつ歩き、拳銃を撃つも致命傷にはならない。そして、20歩。最後は10歩。
そこで漸くジョン・ウィックの傷ついた姿を見た愚かしきグラモン侯爵が”止めは俺が・・。”と言ってケインから拳銃を取り、ジョン・ウィックに銃口を向けたその時に火を噴くジョン・ウィックの銃。
実に爽快なシーンであった。
ジョン・ウィックの介添え人であるウィンストンの愚かしきグラモン侯爵に向けた言葉も素晴らしい。スッキリする。
そして、階段途中で涙する”ミスター・ノーバディ”の姿。
ラストのシーンも見事なシリーズの締めである。
・・と、思ったら・・。マサカのケインが娘に花束を持ってにこやかに近づく姿に向けられた刃を持ったシマヅの娘、アキラの姿。
成程、”コンセクエンス”ですね。>
■2023年9月27日 追記
・ヤッパリ、レイトショーで観ても、今作を長いとは思わなかったな。
多分、第1作目から劇場で観た来たからかな。
で、矢張り小物感が半端ないグラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)が、このシリーズの陰の名キャラであるコンシェルジュ、シャロン(ランス・レディック)を撃ち殺すシーンは、ホントに頭に来たんだよね。
◼️シリーズを通し、慇懃実直なコンシェルジュ、シャロンを演じたランス・レディックさんの若すぎる死に哀悼の意を表します。残念です。
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