ジョン・ウィック コンセクエンスのレビュー・感想・評価
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何人倒したのだろうか
まさかここまで作品が続くと思わなかった『ジョン・ウィック』を観賞。今回が最終章なのかな?
1、2、3と続いたシリーズと同様に、アクションは多彩で見応えがあり、ウィックの1戦闘1戦闘が前作を凌駕するものであったと感じました。ずーっと戦闘続きに段々心配になるぐらいとにかく戦闘の連続です笑
でも、決して飽きさせない戦闘シーンは流石の一言。
今作から新たに登場した盲目の殺し屋ケインがウィックの数少ない友人として登場し、彼との壮絶な闘いが心を揺さぶりました。
作品の長さが169分という長さも忘れさせるアクション劇は見物です。個人的には、カメラアングルが斬新で面白く戦闘シーンが描かれてる部分がありましたので、是非劇場でその迫力を存分に楽しむべき作品だと思います。
ちょっと長くて単調かな
ジョンウィックは2作目から、かなり荒唐無稽なお話になっていくが、そんなことが気にならないというか、こうゆう世界あるかもと思わせてくれる世界観で映してくれるので、違和感なく見れてた。 今作もそんな感じだが、かなり曖昧なのか自分がストーリーの理解ができなかったのか、キャラ付けが難しくて、なんのために戦ってるのか、どこに向かってるのわからなくて置いてけぼりになりました。
後半の戦闘は良かったんですが、前半1時間半ぐらい戦闘メインで行われるんですが、似たり寄ったりの戦闘でパラベラムほどの前半での満腹感がなかったです。
2時間ぐらいにぎゅっと収めてくれたらもっと良かった
シリーズ最高傑作では?
物凄いアクションに次ぐ、アクション。カンフーあり、ガンあり、刀あり、ナイフあり、オマケのヌンチャクありの何でもありの出し惜しみをしないアクションのオンパレードはこれまで見たことがない。韓国アクションが世界で一番だと昨今は感じていたが、それを凌駕する出来には面喰らってしまった。カメラワークも今回は更に秀逸だ。天井からの地図を眺めるような殺戮シーンは圧巻である。キアヌ・リーブスはもちろんのこと、真田広之も、ドニー・イェンも、澤山璃奈も圧巻のアクション。カーチェイスもまさに手に汗握る。この作品はアクション映画の頂点を極めたのでないだろうか?3時間近くの時間があっという間に過ぎ去ってしまった。全く感無量である。エンディングは何だか少しいやらしい感じではあったが、出来るなら何匹でもドジョウを掬ってもらいたい。ジョン・ウィックは不死身だと、誰もが知っているのだから…
追記(9/28):ポストクレジットシーンを生理的な事情で見逃してしまったので、再度鑑賞(作品的な言葉を選ぶと「リベンジ」)。やはり、再見も面白さは変わらない。この作品は、アクション映画の金字塔だと思う。
個人的にはコンチネンタル大阪の外観が「国立新美術館」だったのには驚き。シリーズを何度でも見返したくなる作品である。
日本人スタントマン達に拍手!
大阪のシーンだけで映画一本分の見応えありです。
超豪華な大阪コンチネンタルホテルには泊まってみたい。
コンシェルジュのAKIRA(リナサワヤマ)も映画初出演と言うから驚きです。モデルで歌手だから立ち振る舞いと度胸があるんだろうな!
AKIRAのダブルが日本人女性スタントマンで、伊澤彩織さん(ベイビーワルキューレ)のアクションも必見。
凱旋門のカーアクションや、寺院に繋がる222段に出てくる雑魚キャラ相手の格闘に比べて、大阪の格闘は最高に活かしてます。(それが人によっては後半だれるのかな)
とにかくファイトコレオグラファーの川本耕史さんをはじめ、50人以上参加している日本人アクションスタントマンには目が離せないです。
真田さんの役名「シマヅ」の下の名前「コウジ」は川本耕史さんから取った言うからスタントマン達も嬉しいはずです。
R15+の迫力ですね!
後半~ラストのパリ市内観光地オールロケでのアクションシーンが結構良かったので、見終わった感想ですが、169分と長尺なので、水上バスから見えるグリコの看板以外は、オールセット撮影の大阪のシーンを全カットして、120分位の映画の方が良い映画だったかな?と思いました。大阪のシーンが無くなれば、長~いエンドロールの後に出てくる1分程の映像も要りませんし!
いよいよ決着の最終章‼️
スタイリッシュな闘い方が魅力のこのシリーズ、今回も魅せてくれます、とにかくキアヌとチャド(監督)がやりたい(闘い方)を詰め込んだ作品に成っていると言う、印象を受けた。
大阪でのシーン、そうそこです「日本の戦国時代の闘い」やりたかったんでしょう。
でも、銃器に刀と弓矢のみで・・
は、無いよね。
それにしても、アクションはキレッキレッでパンチ力は強力です。
人気アクションシリーズ作品にありがちな、敵方の量的パワーアップ❗️まだ居るんかい❗っと思う程にわいて出てくる手下ども。
大阪とパリで「闘い」の大シークエンスが有るが・・・長すぎません⁉️尺取りすぎに・・・「もう少し見たい」位で盛り込んで欲しかったナ。(個人の意見です。)
とにかくたくさんの人々が死んで行きます、まるで戦争映画程です。
回を増す毎に、奥に鎮座する「ボス」が安く見えてくるのは、私だけ?(今回はイコライザーのロシアンチンピラの様な感じに)
最終章の今作品は、重厚な話を詰め込んで欲しかった。
ケイン(ドニー)が、イイ❗ジョンが食われそうだった。
何だかんだ、想い言った処で、やはり今作品も魅せてくれた「ジョン・ウイック」シリーズでした。
☆大阪コンチネンタルの外観は東京の国立新美術館(黒川紀章設計)
☆エンドロール後の気になるカットのカッターナイフ・・これ、日本は大阪の「オルファ」っと言う会社が考え発売のは「日本オリジナル」製品
余談の余談、折り刃式刃物の発明より社名を「オルファ」に・・・とか。
アートワークとダンスの様なアクションの調和
ルール オブ ロー(法の下の平等)に悶え、苦しみ、ある者は勝者となり、ある者は敗れ去り、そしてまたその結果に縛られてまた勝者と敗者がゆらめきながら対峙していく無間地獄の様でもあり、その中でも己の信ずることに命を賭して戦う様が美しい美術と光、言葉で説明しない観る者の想像に委ねる余白のある、数多あるアクション映画の中でも素晴らしい出来の映画でした。
リアルでもないファンタジーでもないスタルスキ監督の思いがちゃんと込められたアートワークは観ていてユーモアと美しさが感じられて気分が高揚しました。
以下いつものやつ
キアヌリーブス
もうできないから終わらせてと言ったとか。
気持ちわかります。体力、気力削られたろうなと観ていて感服しました。
キアヌの佇まいがなによりの眼福。
あの雰囲気出せる人他に居ないよね。
真田広之
年齢を感じさせない体捌きに殺陣。
貫禄のある台詞回し。
なにより義のために負ける闘いに投じる姿は劇中最大の落涙ポイントでした。
世界中の人に日本人の魂感じて欲しいですね。
ドニーイェン
演技がめちゃくちゃ上手い!
アクションシーンではないところでの演技に注目しちゃいました。
座頭市を本歌取りしたユーモラスなシーンと真逆のソリッドなアクションは痺れました。
友情と非情と哀しみの表現に唸りました。
麺を食べてるシーンは勝新のソレと遜色無い。
あれは秀逸なシーンです。
リナサワヤマ
雰囲気良かったよ。
アクションもタイトで早いし、良かったなあ。
真田広之さんとの父娘の情はちゃんと伝わりました。
スコットアドキンス
最初出てるの知らなかったから、すげ〜動けるデブだなぁとて驚いたのですが、観終わってキャスト観てびっくりしました。声が出た。
ビルスカルスガルド
パリの豪奢なセットに似合う悪役、端正な顔立ちと傲慢な本性からくる破滅的な雰囲気はマッチしていました。
このぐらい悪役汁だしてくれると見応えあるなぁ。
ローレンスフィッシュバーン
冒頭の台詞回しが印象的!
今回ちょっと舞台回し役で残念。
イヤンマクシェーン
トボけた雰囲気が緊張を緩和。
台詞回しでまた緊張を煽るという様な名人芸を堪能しました。
シャミアアンダーソン
観たことなかったので端役かと思いきや重要な脇役でした。犬との絡みもう少し観ていたかったなあ。
凱旋門での車を使ったアクション!
階段落ちの震撼させるアクション!
美しい芸術の様なセット美術と殺伐として、ダンスの様に優雅なアクションの対比がこの映画の白眉です。
長い上映時間ですが、ストーリー、演技、美術、とにかく堪能しましたよ。
こんな若造公爵に主席任せられるか!
ホンマにアクション炸裂。凄く楽しめました。
キアヌ・リーブスもカッコ良かったけど、真田さんもリサさんもカッコ良かったです。
ふとウィンストンも「こんな若造公爵に主席任せられるか」と思ったかも。
それにしても盲目のケイン強すぎ!
真田広之さんお帰りなさい‼️
昨日知人と一緒にTOHO新宿のDolbyシアターにて鑑賞しました。
ネタバレあります。
頭が回らないので少し長い上映時間だと感じました。
映画が、ストーリーも違和感なく最初に親切に今迄の展開説明してくれました。
真田、ドニー、キアヌ、の3人の絡みをどの様に描いていくのかをテーマに鑑賞しました。
前半は、舞台が日本だったのでもちろん我ら日本人代表の真田広之が登場して忍者🥷の一族❓で大阪のホテルを根城にアクション展開していました。
前半のアクションは、日本舞台なので、アクションのスタントが、そんなに過激では、ないのですが、
後半は、なぜか、過激でスタントマン大丈夫かと心配して鑑賞しました。
私的には、〇〇的でハラハラしすぎました。
スタントマンの撮影は、素晴らしい完璧に代役こなしていました。
後後半ですが、セットを上から長回しで撮影していたのは、感心しました。淡々したカメラワークが、良かったです。
良く俳優は、演じたなあー感心しました。
悪役🦹のグラモン侯爵が憎たらしく演技🎭していまた。
今回きになった俳優は、なんと多過ぎてかけませんが🥹🤔
アキラ役のリナ・サワヤマさんが素敵すぎてびっくりです。
なんと彼女歌手なんですね。
最初のホテルのフロントの場面とジョン・ウィックの初対面がら、
なかなか良かったです。
その後に続くアクションが良かったです。素晴らしい流れでした。
最後に誰が残るのか‼️
見てのお楽しみですね‼️
この映画の関係者の皆様お疲れ様です。
ありがとございました。
(((o(*゚▽゚*)o)))♡😆😃。
(おそらく)完結編にふさわしい圧倒的アクション
こじれにこじれたジョン・ウィックと首席連合との対立。
一体どうやって決着させるのだろうかと興味深く観ていた。
おそらくは本作でいったん終結するはずのシリーズ。
ゲストがとにかく豪華。
ハリウッドの第一級アクション映画でドニー・イェンと真田広之のバトルが見られるだなんて、思いもよらなかった。
サブタイトルのコンセクエンス=Consequenceは「報い」という意味。
元はと言えば、ジョンの愛犬を無闇に殺してしまったマフィアの無知、無謀から始まったわけで。
当のマフィアはまさに自業自得だったわけだけど、いったん目覚めてしまった最強の殺し屋を周りが放ってはおかなかったわけで。
気づけば、とんでもない数の屍がジョンの後ろに続くことになってしまった。
ジョンが目指す場所はどこなのか?何が目的なのか?
首席連合の闇は深く、それこそジョン・ウィック以外のサーガが作られてもおかしくはないだろうし、実際にスピンオフが制作中との報道もある。
とてつもない報復の連鎖の果てに、本作のエンディングでジョン・ウィックがどうなるかは観てのお楽しみ。
これまでのアクション映画をさらにアップデートするような、強烈かつ斬新なアクションの連続。
キアヌ・リーブスのアクションは、いい意味で荒々しいところもたくさんあり、ジョンの心と身体の痛みが存分に伝わってきた。
そして、本作はやっぱり犬映画だったんだなと思い出されてくる描写も数多く登場。
(おそらく)完結編として申し分のない傑作になっていると思います。
グッドラック、、ウォリアーズ
チャド監督は現場スタント出身だからか、
アクションの1から10まで全てを見せる。
ガン、ソード、カー、
全てにおいて最初から最後まで。
見せ場を編集したり、
凄い所だけをつまむ事もしない。
ゆえに賛否が別れる。
好きな人にとっては、
大好きな作品、
2時間までにまとめて欲しい、
という人にとっては長すぎる。
キレが物足りない場面も、
そのままなので間伸びもしている。
が、
確かにおもしろい事もやってる。
ウォルター・ヒル愛もうれしい。
特にウォリアーズリスペクトには点数があまくなる。
ニッポンウイスキー 飛沫 祝
3作目で馬に乗って街中を走り出した時に「なんだこれ」と思って笑いましたが、今作は冒頭から砂漠で馬フー(マーフーと読む、乗馬とカンフーをかけあわせた造語)のシーン。白装束に白い馬の3人が駆けていく後ろから、黒いスーツに黒い馬の男が追いかけてくる。かなり引きのカメラから始まったが、明らかに後ろのやつはババヤガだし、確実に前の3人は死ぬのが一瞬でわかるんですよね。4作目もやっぱりジョンウィック。
主席を殺害して(結婚指輪返してほしくて)、命を狙われることになったジョンは、旧友である大阪のコウジのもとに身を隠す…
毎回こいつ、後先考えずにルールをぶち破って忠告してくれたウィンストンにも「くるやつは全員殺す」とかのたまう。そして毎回旧友を頼る→出ていけと言われる→食い下がって共闘関係に持ち込む→ジョンウィックを助けた罪で多大な迷惑をかける。
今作のエンドロール後も、ジョンにとっての旧友(ケイン)を旧友の愛娘(コウジの娘アキラ)が憎しみ殺そうとするエンドですよ。ジョンが暴れたばかりにうまれたこの悲劇、ジョンはどう思ってんだお前のせいだぞ。
話は戻って、道頓堀の商店街をカメラが通り、中心辺りの角にある金龍ラーメンが映ってこちらはテンション上がりっぱなしですよ。そして大阪コンチネンタル。大阪はかなり長く歩き回ってますが、大阪にもコンチネンタルあったんですね!まあ庶民に泊まれるとこじゃないでしょうが。というか日本円だと一泊素泊まりいくらなんでしょうか。コンチネンタルのシーンはいつも、謎のデカい金貨1枚で部屋に案内されてるから相場がわかんないですね。あれ持ってるやつは特別なんでしょうが。
そしてジョンをもてなすコウジが入れるウイスキーは、山崎。山崎のストレートを2人で飲んでましたね。確認できなかったんですが、あれは山崎のどのボトルでしょうか。18年だとボトルが黒いので、まさか12年かそれとも年数表記なしか…12年もレアだし高価ですけど、言うて3万くらいで買えますよ。コンチネンタルで出すウイスキーが山崎12年なの…まあ屋上で適当に飲む酒が山崎12年てのはすごいか、すごいか?そりゃ私はなかなか手が出ませんが…
それから電車内の看板。「ニッポンウイスキー 飛沫 祝」…
書き方的には「飛沫蒸留所」のブランドで、「祝」ボトルなんでしょうか。「飛沫蒸留所」って、いくらなんでもコロナの苦しみから明けてない時代に、飛沫感染の飛沫ですよ。確かにニュースでよく見た文字列ですが。海外の人からしたら何となくかっこいいのかも知れない。「アメリカンウイスキー エアロゾル」みたいな。でも真田広之とか、日本人のスタッフちゃんといたでしょ、ツッコめよ!
ウイスキーはまあ置いといて、コウジとアキラ込みの殺陣はよかったです。馬乗りになって至近距離から弓矢でヘッドショットとか、はじめて見る殺陣でしたね。銃と違うのは、矢が貫通してそのまま壁に刺さると体が固定されてしまう、そういうのもはじめて見ました。日本の戦のシーンって広いとこ多いしね、あんな屋外で入り乱れて弓矢を引き絞ってる場合なの。まあでも面白すぎた。もっとジョンが手裏剣投げたりとかも見たかった。
ケインも楽しかったですね。あれも見たことない殺陣でした。もう1人のババヤガって感じがしましたね、ジョンを慕う歴戦の強者はシリーズでも何人かいましたが。けどあそこまで超人になっちゃうとアメコミヒーローか、ワンピースのサンジかって感じになっちゃう。ケインはダメージ食らわないですもんね。ジョンがやってるのはプロレスだから、相手の技もしっかり食らって投げられて、そこからやり返す。で、双方くたくたになって、いい勝負だった的な空気になる直前にヘッドショットしますから。最初からそうしろよ!一旦ヌンチャク挟む意味!ヌンチャクぐるぐる回して相手の頭に複数回ヒットさせるシーンとか、ダサいとかの域じゃないけど、なんかもう観てるこっちももうワケわかんなくなってるから、もうよしなんでしょう。
最後の決闘ですが…
その前にこのシリーズ本当に誰も知らないかっこよすぎる儀式とかアイテムが多くて最早新しい神話ですよ。コンチネンタルで使える謎の金貨、血の指紋を押した一回なんでも言うこと聞くチケット。今回のコンチネンタル閉業までの1時間を測るためのデカい砂時計も笑いましたね、それいる?かっこいいけど。前腕に二人同時に文字を焼き入れたら兄弟の証とかも、最早すんなり入ってきちゃう。確か3ではジョンの背中の丸いとこに焼き印して「チケットは使用された」的な。3では指もつめたしね。マフィアとかヤクザとか、「裏社会の掟」みたいなのをミックスしてそれっぽくしてるんでしょうか。私も現実の裏社会なんて全く知りませんが、ジョンウィックの謎儀式はホントにすんなり入ってきます。「そんなのありそう」「そんな感じだったらかっこいいな」をうまく拾い上げてる感じ。
からの決闘シーンですよね。決闘の場所、武器、ルールよ決め方がトランプだけどトランプじゃない。10枚しか手札配られてないのに、23とか出てくるし。それホントに公平??
てか何よりもルールが全てだという常識が脳髄まで染み込まされてる人たちの裏社会から、あくまでルールにしたがった上でジョンは出ていったんですよね。出ていくためには達成不可能な条件をクリアしなければいけない=出ていくことはできない。のはずが、最強のジョンはその条件をクリアして愛する人との穏やかな暮らしを得た。本来ありえないのにルールから解放されていったジョンはみんなの迷惑者で、みんなの憧れで、みんなの畏怖対象で、そしてみんなに愛されてるんですよね。
けど映画のなかのジョンは、ブチ切れたらコンチネンタルで殺人する、血の指紋のチケットの行使を拒否する(2の冒頭)、主席殺す、ルール全く気にしてねえ。それで命を狙われたら「全員殺す」その癖に人を頼る。あのジョンウィックに頼られたら光栄だし、不可能を可能にするジョンウィックと組めば何でもできる気がするから手を貸す→主席から特大ペナルティを受ける。なんでこんなやつが人望あるんだ。
だから最後の決闘も全員殺して解決するのでは、と思いましたよ。けど真面目にやりましたね。最後の最後は狡猾な(セコい)騙しで見事ラスボスをヘッドショットしました。「コンセクエンス!」これにはミスターノーバディも笑うし、観客も笑う。賢さの数値が2から3に上がったなって思いました。この脳筋。
まあ全員殺したら、ケインの娘が殺されるのは目に見えてるので、できなかったんでしょう。けれどお前そういうの考えてたんだな、すでにいっぱい死んだぞ、コウジとか。
最後にランスレディック。訃報を聞いた時はショックでした。それこそジョンウィック4の撮影してそうな時期でしたね。彼が立ってるだけで、物語の中のようだし、映画の中にいると、最大限の敬意をこめて素晴らしいNPCでした。彼に感情移入できないぶん、彼を前にした他の人物を理解しやすくなるような、そんな役者でしたね。
ハラハラちょっぴり笑
2時間半超えとは思えないくらい、楽しめました。シリーズを観ていない私でも充分楽しかったです。できればシリーズ1から観てこの作品をみると良さそうです。アクションがこれでもかぁって思うくらい続きます。
殺し屋vs殺され屋
ガン・フー、カー・フー今作もいろんなフーが勢揃い!
笑っちゃうほどスカッとするねえ。
初登場にして主役級の存在感を出すドニーイェンの盲人演技も素晴らしい。
ローグワンの時といい何故彼はあそこまで盲目キャラが似合うのか🤔
ケインの単独作品待ってますよ!
サンダーロードさぁぁぁぁぁぁぁぁん!
完結?
ジョン安らかに
でもなんか復活しそうな気がします。
ブギーマン、ババヤガですもんね。
組織を抜ける儀式があるなら前作でやればよかったじゃんと思ってしまうのですけど。
復活するのかしないのか、そっちが気になるな。
想像通りのものが想像通り出て来た。
1は纏まりも良く、良作だと思ったが2,3と「どう風呂敷を広げたらよいかわからない」までに劣化が進み、最終作と銘打った作品はどうなるかと、期待せず見に行った。
で、タイトルにある通り、想像通りのものがそのまま出て来た感じ。
良かった点から先に挙げると、俳優では真田広之が段違いの殺陣を見せていた。
ドニー・イェンの殺陣は中華系チャンバラという感じ。また盲目設定も「スターウォーズ」をそのまま持ってきた感は拭えなくもないが副主人公的に活躍はしていた。でも、都合よく狙ってるから目見えてない? というシーンは多々見られた。個人的にはもっと「座頭市」的な生臭い殺陣であって欲しかった。
やはり真田広之のJACで鍛えた殺陣は世界で通ずるのだと、「ラストサムライ」以来再び感動した。少し日本贔屓かもしれないが……
あと勘違い日本は個人的にはネタとして許容できる人間なので、外国人から見た勘違いジャパンを楽しめる。大阪を選択したのは「ブラックレイン」の影響なのかもしれない。コレに怒ってしまう人はこの映画の全体的B級アニメ、漫画感には耐えられないと思う。
そんな人たちに一言、意味不明ネオンや看板を楽しめ。
個人的にはもう笑いまで昇華したと思うのがケブラーのスーツ。アレが実際にあったら戦争にならないなと笑ってしまった。漫画の「アンダーニンジャ」感がある。
9mmや.45ACPのハンドガンよりヌンチャクが強い世界線はまるでゲームのようだった。
今回最強はドラゴンブレス弾というオチでした。
でも、主人公のHPの設定間違えていますよと言いたい(笑)
しかし、この無双の爽快感を見たかったのだから良いのだと飲み込む。
今年最悪の邦画アクション「リボルバー・リリー」を観てしまっているせいでどうしてもフツーのアクションに甘くなってしまう。
後半の見せ場で印象的な見下ろし型の長回しは、おそらく「グランドセフトオート1,2」や「ホットラインマイアミ」などのゲームの影響と「タクシードライバー」の最終シーンなどの様々なオマージュが入っていると思うが新感覚で中々楽しめた。
ただジョン・ウィックシリーズはスピード感のある銃撃戦がウリだが、アクションはガチだかガンエフェクトは大半がCGでやはり火薬や血糊を使った作品の良さが再確認できた。
コレのおかげで施設を傷付けず使用できる利点があり、色々な場所での撮影が可能なのだろうが90年代アクション大好き人間としてはやはり一抹の寂しさを覚える。
ストーリーはアクション映画であり、あってないようなもの。最終と言っといて死んでなかったってことにすれば続編も出来るし、また外伝作品も配信サービスでやるようなのでまだまだコンテンツとしては行き続けるだろう。
良い点を挙げると言っといて、かなりディスっているが個人的に気になる点を挙げる。
1で綺麗に終わったのを、ヒットしたからといって2,3,4と作ったのは微妙だった。
特に2,3の蛇足感の延長に4があるために、やはり広げに広げた話の風呂敷のたたみ方は苦労したと思う。
首席連合辺りからきな臭くなり、3の首長とか謎過ぎたし、4で別の首長が簡単に殺されるのも謎。
1は良かったが2,3の駄作ぶりから何故人気なのかが個人的には不明だった。
個人的には「イコライザー」の方が無双感とリアリティがあり好きだ。
パリの銃撃戦は圧巻だが何故警察来ないんですかね。
突っ込んだら駄目なのかな? 裏から手が回ってるってことに自分で裏読みしとかないといけないのかな?
市民にあそこまで被害が出たら流石に警察来るんじゃないのかと。この辺は何か警察が黙認せざる得ないワンシーンがあって良かったのではと感じた。
あとパリの扇動された輩の技量のバラツキ。
外での銃撃戦は輩然としたアクションだったが、廃ビル内の銃撃戦になるとライトテクニックなどの技量や構え方など格段にレベルアップしていたのもちょっと疑問。プロが居たのかな?
あと若干長かった、緩急があったので少し眠たくなるシーンもあったがアクションシーンでは眠たくなることはなかった。
総合すると、タイトル通りの感想。
いつもの料理の例えをするなら「想像していたものが、想像していた通りの味で提供された」感じ。
ただし、「コンビニ飯」レベルである。
それ以上でも以下でもない。ただただ食べたという感想。
映画館で映画を見ました。
以上。
正規料金を払って映画館で見るべきかと問われれると、悩む。癖が強いので人は選ぶからだ。
2,3を、我慢出来たのなら上手く纏まっているので見ておくべきだろう。
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