THE KILLER 暗殺者のレビュー・感想・評価
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JW風アクション(廉価版)
96時間(Taken)とジョン・ウィック(John Wick)を
合わせたような話。物語に新味がなく、さらには人物の
描き方が薄っぺらかったのでアクションシーン以外に
観るべきものはなかった。
知人の娘の一時的な保護者になる主人公。娘が誘拐されてからの
筋書きは96時間に似ているが、元秘密工作員が知性と
戦闘能力を発揮して助けに行くのに比べたら知性の部分が
あまりない。大体が下っ端を拷問して口を割らせる方法で
だんだんとラスボスに近づいて行くのだ。ひねりもなく
話が進む。そして、娘を最後まで守り抜くことが主題なのかと
思ったら途中から違う方向に話が逸れてしまった。
何度か展開するアクションシーンはジョン・ウィックを
彷彿とさせる見所。ただ、相手は数がたくさんいるだけで
大体が瞬殺されてしまう。手強い相手が一人だけいたが、全体で
見ると失敗しない男が次々と悪人を始末するだけの話にしか見えず
物足りなさを感じた。もう少し主人公が窮地に追い込まれる
場面がないとラスボスとの対決が盛り上がらない。
そんな訳でちょっと期待外れな1本だった。
イケメン・アクション
愛妻家で、妻のご機嫌がこの世で一番大事な、韓流『ジョン・ウィック』。
または韓流『ザ・ファブル』。
継母に疎まれ、不在になった途端に自由を満喫しようとして&おじさん(=主人公の元殺し屋)を困らせて構ってもらおうと、反抗的に遊び歩いちゃって誘拐されるバカ娘に、あまり同情の余地はないが。
妻から友人の子ども(=バカ娘)の面倒を見てくれと頼まれ、その妻に怒られないために頑張って、暗殺無双の無慈悲なアサシンに戻る主人公がかわいかった。
テンポのいいアクションが見どころではあるが、明らかにイケメン・アクション俳優推しの映画で、こりゃ続編作られそうだなと(^^)
散歩するように仕事する男
チャン・ヒョクさんに拍手!
スッキリさせてくれる作品です。推奴(チュノ)も好きですが、コッチが良いと思いました。アレから10数年経ち40代後半なのにジャッキー・チェンを彷彿させるアクションは感動モノです。イ・チェヨンさんが妻役なのも良かったです。
殺しっぷりが快感。
悪い癖
子守を任されたJKが売春グループに捕まったのを助けたことで、トラブルに巻き込まれた元殺し屋の話。
嫁が友人と旅行に出掛ける間、友人の娘を預かることになったけど、娘は友達の家に泊まるとか、好き勝手に遊び回ろうとして…。
「メンドクセー」な心の声を表しつつ、悪ガキ退治をしてみたら、その場所で悪ガキ達が殺されて容疑者に?と展開していくけれど、どんどん深~いところに巻き込まれるジョン・マクレーンもびっくりな巻き込まれ。
あれだけはしゃいでいたのにガキ5号が陰キャってんなアホなw
やり過ぎ無双でテンポ良くアクションをみせていき、諸悪の根源まで追って完全解決をしようとするのは優しさからか、嫁に捨てられたくないからかw
狙撃の意味が…なところとか、ラスボスとの会話は何したかった?とか、ちょっとつくりに雑なところがあったり、〆があっさり過ぎだったりもしたけれどとても面白かったし、BGMのロックな感じが良かった。
こういうのが観たかった!勧善懲悪でテンポの良い展開と、位置関係の分...
迫力ある長めなワンカットのアクションシーンが見応えある作品。 本年度ベスト級。
アクションシーンは素晴らしい!
だけどストーリーはいまひとつって感じ。
所々で退屈してしまった感じ。
昔は有能な暗殺者だったらしいウィガン。
今は財テクで優雅に豪邸での生活。
妻が友達と旅行に行く為、その友達の娘、女子高生ユンジをウィガンが預かる間の出来事を描いたストーリー。
期間は贅沢!ナント3週間!(笑)
出だしから女子高生ユンジとお母さんが不自然。
何かあると予想(笑)
ユンジがある集団に拉致され、元殺し屋のウィガンの心に火が着いたような展開に。
何故、ウィガンがそこまでするのか解らなかったけど、正義感がそうさせたのか?
気になるところ。
ウィガンが元殺し屋だけに色々と用意周到な感じに脱帽(笑)
アクションシーンはとにかく凄い!
長目なワンカットの格闘シーンが見所と言った感じ。
メッチャリハーサルしました!
って感じが良い意味でヒシヒシと感じる。
ユンジを拉致した集団。
予想外な繋がりなんだけど、韓国映画なので驚く事もなく(笑)
自分には韓国映画の免疫が出来てしまったらしい(笑)
ウィガンかとにかく格好良かった!
外科医の様な知識(笑)
あと何センチで動脈にナイフが届くとか、すでに左目は見える事がないなどのセリフが印象に残る。
元殺し屋なのにウィガンの心の優しい感じも良かった。
最初は仲良くもないウィガンとユンジが少しずつ心を開いて行く感じ。
後半のウィガンのセリフ。
その二人の関係を表現してとても良かった!
エンドロールのメイキングシーン。
なかなか良かったです( ´∀`)
「スタントマンなし凄い」
期待通り
韓国映画はスケールが大きいのが特徴だけど、スケールが大きすぎ…?
今年173本目(合計824本目/今月(2023年5月度)30本目)。
韓国映画といえば大阪市ではシネマート。ということで朝からシネマートです。
90分ほどの映画ですが、実際には120分くらいあるような印象を受けます。韓国映画といえばアクションものに関しては日本のそれを何歩も先をいっていて、日韓ともに切磋琢磨してほしいなと思う一人です。
韓国映画のアクションものといえば「予告編からわかる範囲は30%くらいにすぎず、残りの7割はどう考えてもわからない展開に飛ぶ」(逆に言えば、映画館に行かないとわからない、というお楽しみがまっている)というもので、ここは明確によかったです。予告編ほかからわかる範囲は2~3割程度で、ほか7~8割は予告編ほかでは絶対にわからないような展開に飛んでしまいます。また、後半は実質的な撃ち合いシーン(アクションシーン)が大半になるので、その点でも見所は多い(ただ、換言すれば「それしかないのか」という批判もなりたちうる)映画で、90分の設定でありながら、実際は120分程度に「思えてしまう」のもこうした事情です。
ただ、一応にも法律系資格持ちなので、この手の韓国映画は「7割近くはどう考えてもわからない展開に飛ぶ」という点は理解しても「なんでそこまで影響範囲が広すぎるの?」という部分は否めず((まぁ、映画内の架空とはいえ)韓国自体の政権自体が変に思われかねない)、「なんでそこまで話を飛ばしたかなぁ…」という点はあげられます(一応にも法律系資格を持っていれば、「さすがにそれは犯人ではなかろう」という人がいきなり出てきたりするので、もはや法治国家なの??というような状態になっていたりします。詳細ネタバレ回避)。
ちょっとこの辺、ややフェアさに欠く(法律系資格を持っていなくても、一般的な「日本基準」での公民を学習していれば、「いくら隣国でもその展開はなかろう」というのはまぁ言えると思います)というところです。
採点に関しては上記を考慮して4.7を4.5まで切り下げたものです。
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(減点0.3/法律系資格を持っていようといまいと、話が壮絶に「飛びすぎ」)
・ まぁ、その「飛びすぎ」なのが韓国アクション映画のだいご味ともいえるのですが、本作品に限っていうと、「ここは法治国家ですか?」というような無茶苦茶な展開になるので、よけいに法律系資格をもっていれば「まさかこの人は犯人ではなかろう」という人が実はキーパーソンだったり、????な展開が続くところがあります(詳細いずれもネタバレ回避。アクション映画ではあっても、結局「誰が真犯人でしょう」という一面を持つため)。
ここはもう少し配慮が欲しかった…といっても、日本だけ作りを変えるわけにもいかないし、まぁ仕方がない(ちょっとこの映画が「ぶっ飛びすぎ」という結論に至りそう?)というところです。
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華麗なる武術の舞
チャン・ヒョクが一仕事終えた後の流し目がたまらない。ご婦人方のため息が聞こえてくる。組み手からの射撃、弾が尽きれば、体技で仕留める。ジョンウィックで始まった、ガンフーがチャン・ヒョク流にアレンジされていて、武術の舞に見える。
恐妻家の元殺し屋が、旅行に行く妻からお留守番を言いつけられただけでなく、一緒に行く友人の子供のお世話まで押し付けられてしまう。
子供というから生意気なガキを想像していたら、体は大人、心は子供の女子高生。主人公の嫌な予感通り、トラブルに巻き込まれてしまう。
2桁殺しておいて、もみ消しもクソもないが、そこはエンターテイメントだから呑み込みましょう。
それにしてもチャン・ヒョクさん、念の入った殺し方でございます。
スッキリ!
ワイルドな藤木直人とマッチョなイエス!高須が死闘を繰り広げるスタイリッシュ・アクション。
アクションはジョン・ウィックや現代香港アクションの影響を色濃く受けているし、ストーリー的には劇中でも触れられる「アジョシ」に似ているが、アクションがスタイリッシュな分全体の雰囲気は少しコメディ寄りの味付けに。
全般に、近頃の韓国映画としては難しすぎないプロットで、それでもきっちりカタルシスを感じさせる、娯楽作としては理想的な出来ではないだろうか。
95分という上映時間もちょうど良い。
ちょっとした冒険から酷い犯罪に巻き込まれるまでの距離が近すぎるとは思いますが、それは一応説明があって…
語り継がれたり、万人の記憶に残る、って作品ではないが、大好き。
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