劇場公開日 2023年5月26日

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「スペシャル版でよかったかな、、、」岸辺露伴 ルーヴルへ行く しょたごんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0スペシャル版でよかったかな、、、

2023年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を備えた漫画家・岸辺露伴。青年時代、露伴は淡い思いを抱いていた女性から、この世で最も邪悪な「最も黒い絵」の噂を聞いた。それから時がたち、その絵がフランスのルーブル美術館に所蔵されていることを知った露伴は新作執筆の取材と、かつてのかすかな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、美術館職員に「黒い絵」の存在を知る者はなく、データベースによってヒットしたその保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。(解説より)

岸辺露伴 実写シリーズ映画版。
全体通してミステリアスでやや暗い印象は、ドラマ版から変わらず。

当方、ジョジョ原作ファンで、岸辺露伴シリーズの原作も全部読んでいる。
その目線でいうと、変わらず原作の世界観を大事にしつつ、オリジナリティも出した作品であると感じた。

ただし所々「ここ、そんなに長くやる必要あるかな?」と思うシーンがあり、映画の尺なのでやや余韻を持たせて作られたのかなと推察した。であればスペシャル版とかでスピード感溢れる構成にしてよかったのではないかと思った。

あの独特なキャラクターである岸辺露伴を演じる高橋一生、一歩間違えればわざとらしい演技になるであろう泉京香を演じる飯豊まりえ、どちらも本当に適役だと思う。もうこの2人以外考えられない。

しょたごん