「イタリア映画ってなんでこんなに綺麗なんやろ」丘の上の本屋さん まーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
イタリア映画ってなんでこんなに綺麗なんやろ
まず映像の美しさに惹き込まれた。
あんまりイタリア映画って見ぃひんけど、なんでこんなに綺麗なんやろな〜。
もちろん「イタリアの最も美しい村」のひとつに数えられるチビテッラ・デル・トロントを舞台にしてるからなんやけど。
物語は、盛り上がりもなく、淡々とした古本屋の日常を描いているだけ。
でも、暖かな日差しと細やかな人情に溢れて、いつまでも観ていられる。
ブルキナファソからの移民であるエシエンの子役が表情豊かないい演技をしていて良かった。
彼なくしてこの映画は成り立たへんと思えた。
古本屋の店主がリベロって名前、『自由』という意味なんやから結末は回収できたんかなと…。
『人にとって最も大切なのは幸せになる権利だ』が映画のテーマであることはリベロとエシエンの会話に散りばめられていた。
もう一度、
イタリア映画ってなんでこんなに綺麗なんやろ。
✱映画でリベロがエシエンに貸し与えた本をもう一度読んでみよう。
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