「良いんだけど」丘の上の本屋さん sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
良いんだけど
イタリアの小さな古書店。店主のリベロは、オルゴールを鳴らして女性の日記を読む。様々な人が本の売り買いにやってくる。ブルキナファソからの移民の少年エシエンは、金がないという。リベロはマンガを貸し、そして本を選んで貸して感想を聞く。
そうか、イソップ物語は2500年前の本か。そうか、本は二度味わうのか。様々な名作をエシエンに貸すリベロ。また発禁本は、相手によって貸したり売ったり。最後にエシエンに与える本が、世界人権宣言だったのが唐突で驚き。少し教育的過ぎるかな。
素敵な音楽と美しい風景。「ニューシネマパラダイス」を思い出しました。
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