劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteのレビュー・感想・評価
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口紅は危険!
最高のファミリー映画
とても面白かったです。
事前に皆さんのレビューから、若干評価辛めだな・・と思って、ドキドキしてみましたが、家族の素晴らしさ、絆の大切さがストレートに描かれた良作だと思います。
スパイファミリーってやっぱいいよねって思える映画です。最近の漫画って結構残酷な描写とか、どぎつい表現あるけど、そんな表現しなくても面白いものは作れる!ってことをやはり感じさせてくれる作品ですね。(サンドランドもそうだったけど、こういう作品は希少になっているように感じます)
内容としては、スパイファミリー好きにはたまらない、アーニャの可愛さ、アーニャの健気さ、ヨルさんの強さ、可愛さ、カッコ良さ、ロイドの真面目さ、カッコよさ、有能さを堪能できるので、大満足でした。
この3人の何がいいかってやっぱりお互いに信頼してる所ですよね。だから、例えば普段の黄昏なら、ヨルさんの正体に気付きそうなものだけど、気づかない。それはヨルさんのことを本当に信頼していて疑うことをしないから。それはヨルさんも同じなんですよね。
この関係性が良すぎる。家族は一緒にいないといけないというセリフも出るのですが、この年末に、やはり家族の大切さを再認識させてくれる良い映画です。
アーニャのう○○のシーンは面白すぎました。千葉繁さん!?ってなるし。あと、夜帷も相変わらず可愛すぎます。
戦闘シーンでは、ロイドとヨルさんの戦いの描き方の違いがツボでした。ロイドって純粋な戦闘力最強じゃないんですよね。戦闘力最強はヨルさんだから、敵も戦闘力ましましになる。ロイドの戦いは少し描き方が違うんですね。これがいいんですよ。
純粋に戦ったら、ヨルさん最強なんですが、スパイの戦いって単なる戦闘力だけじゃないというか、総合力?だよねという。私的なツボを押さえてくれていて、ここも満足でした。
とにかくスパイファミリー好きは見て損しないと思います!
消化不良
各キャラのお約束展開ばかりでイマイチな2時間だった。特にワクワクハラハラするわけでもなく、原作やアニメで見たことのあるようなシーンの詰め合わせ。原作のドノバンみたいな迫力や怖さがオリキャラにまるで足りておらず、終始ずっと中途半端な展開が続き、終盤はほとんどやっつけみたいな片し方だった。
ただ、見る前の期待値が個人的に高すぎたのと、そもそもこの劇場版自体がもともとファミリー層や初めてスパイファミリーを見る層をターゲットに作られたのかなと思うと、仕方無いとも思う。
色々消化不良でモヤモヤするけれど、神作画や、声優さんの素晴らしい演技(中村倫也や賀来賢人も含めて)は相変わらずだったのでそれは評価したい。
ロイドの好きって…
もっとベタに作ってよ!
期待極大だったので残念。TVのリメイク版。「お約束シーンとセリフ」の連続で新味無し。「うんこネタ」は子ども受け狙い?人造人間?の情念はどこから?「伏線と回収」は「ロイドの匂いと口紅」だけ。最後の都市墜落回避まで行き当たりばったりの展開。
もっとベタに「ハラハラドキドキ化」出来るでしょ。マイクロフィルム回収しないとどう悲惨なのか不明。何で「タイムリミット設定」しないかな?「ミッションより家族」の大テーマも無し。戦争を憎むシリアスロイドもほとんど無し。
せめてせめて「ロイヨル新展開」があるかと思わせた「観覧車」も毎度の落ち。映画限定シーンの妄想でも良いから見せてくれればまだ良かったのになぁ。
TVシリーズも演出がマンネリ化。原作の方が展開があるよ。困ったもんだ。
面白かったよ
すみません、「にわか」です。
綺麗にまとまった三位一体
まだアニメ化していない頃から触れていた作品の
映画という事でわくわくしながら観てきました。
父ロイドはシリアス担当。母ヨルはバトル担当。
娘アーニャはギャグ担当。それぞれの持ち味を
生かして繰り広げられる活劇。担当がバラバラ
だけど最後のシーンは綺麗に揃うファミリー。
一つのアニメ映画として見れば申し分は無いの
ですが、スパイファミリーの作品が持つ可能性
はこんなものではないのでは?自分自身が想像
の遥か上を行くエンタメを求め過ぎている感は
否めない。予想できなかったオリジナルキャラ
はいたけど何か求めているものと違う。
冒頭は眠気がするので観客の心を鷲掴みする
起爆剤が映画には必要だと感じた。
今回の映画はCODE: Whiteという副題という事
で飼い犬ボンドが未来予知した、また別の色を
観せてくれる事を期待してます。
映画の特別感が無い
映画オリジナルストーリーなので、ファンの方は一見の価値あり。
個人的に良かったところ
1:キャラが相変わらず良い。
2:ヨルの戦闘シーンが良かった。
3:ヨルを除けば作中最強の敵が居ること。
4:日常パートとシリアスパートが明確にはっきりしているところ。
個人的に悪いと思ったところ。
1:親子層を狙っているのか、アーニャの顔芸の多様、う◯こネタなど子供にウケを狙っている。
2:敵のバックボーンの記載がないので、敵の行動に共感を得ない。(怨みや狂信でもいいから、敵に深みが欲しい)
3:良くも悪くも地上波アニメの延長のノリで、映画ならではの特別な見せ方がない。地上波で分割20分✖️6回でも違和感がない。
総感
別に映画館で見なくても、少し待ってアマプラで十分楽しめる作品内容。
地獄に落ちなべいべー
シーズン1は全話見たのみで鑑賞
何となく敵もコミカルでのほほんとしているのだけど、タイプFは最強だった
毎回コソコソ闘っているヨルさん🔥の戦闘シーンがいつもより長めでカッコ良かったです アーニャの◯ンコのファンタジー場面が可愛らしかった
アーニャ人気なのか小さいお子さん連れが沢山、ストーリー分かるかなと思ったらやっぱり何度も退席されていました
アーニャー嬢に癒やされます
冒頭、登場人物や背景的なものの説明チックな展開がSPY×FAMILYを知っている鑑賞者からすると限られた時間枠の中で勿体ない時間に感じましたが、初見の人たちにとっては、話に入り込むためには必要な部分だなと思い、我慢して見ました(笑)
ストーリー自体は、SPY×FAMILYなので突っ込みどころ満載でしたが、それがSPY×FAMILYらしさなので楽しめました。中でもアーニャー嬢の表情が良い!!!
マイクロチップ入りのチョコを誤って食べてしまい、そのマイクロチップを必要とする悪党に捕まり、排泄すると悪党に殺されることから、排泄を我慢するシーンは劇場の笑いを誘ってました。
子供たちの笑い声が色んな場面で劇場から聞こえていたので、子供達にとっては大変楽しめる作品では無いでしょうか。
あまーいスパイ✖️ファミリー
長尺は不向き?
アマプラ視聴でアニメを観て、楽しませてもらっていたのでかなりの期待をしていました
まあ面白かったは面白かったんですけど、安牌というか
オリジナル脚本という事で、原作逸脱出来ないのは察しますが、巧妙にすれ違う勘違いで描く家族喜劇としてはTVアニメの焼き直し
いっそ原作者がもっと絡んでくれれば違ったかも?と思わせる位には公式の二次創作感ありました(;´д`)
作画、動画は丁寧に作られており、そこら辺の不満はないです
チケ料金分は楽しめると思います
ただ、ファンとして言いたい事は多々あります(^^;;
映画冒頭で家族の説明、能力の説明、それをお互い隠している事が説明されるのですが…
この作品を映画で初めて見る人の為に付けたようですが…そんな人が何人いるの?って思いました
そういう意味ではファンムービーですらない感じです
そもそもスパイファミリーの作品の面白さの"掴み"って、本編の物語冒頭で明かされていく登場人物の能力、正体、家族を作る動機、だと思うんですよ
これは漫画から入った読者もアニメから入った視聴者も同じだと思うんですよね
この設定を引きずっていくからその後の展開が笑えるのであって、シリアス設定はスパイスであり、だからこそロイド達の目的はドノバンの暗殺ではなく、対話による和解な訳です
なので、もしどうしてもというなら仕立て屋で出会ったくだりのシーンを挿入するか、類似の展開を新たに描写する必要があります
そんなに尺もとらないでしょうし
今回の映画では、アーニャが学校の調理実習で作るお菓子、メレメレの実物を食べに行こうという家族旅行の最中に、家族で事件に巻き込まれるという展開
。
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今回、個人的に躓いたのはヨルの立ち位置です
ヨルのロイドに対する嫉妬?は、すれ違う勘違いとして機能する筈でしたが、ヨルの主体性としてロイドへの気持ちが確定していないので空回りなんですよ
ラブコメ的にはヨルの気持ちは"ロイド大好き"です
なので、異性に対する"好き"を未だ知らないんだな、とか肯定的な解釈は幾らでもできますけど、基本は喜劇なので目的は恋の成就ではなく、気持ちのすれ違いによる笑いです
フィオナが純粋(妄信的)にロイドが好きなのは、過去エピソードで動機がハッキリしているからブレがないし、まあがんばれと思う
ヨルの場合は動機が分からない
いっそ"そんなつもりは毛頭ないけどこのアットホームな幸せを手放したくない"位の悪女スタンスで割り切っているというモチベーションの方が、すれ違う勘違いにしても妻の座を奪われたくないという動機が成立するし、まあがんばれとは思う
「本当はロイドの事が好きなんだよね?」という初々しさにワクワクさせてくれる少女ではないし
「独身は不味いから」という理由でした偽装結婚にいつの間にか本気になりましたというなら、その"切欠"位は見せてくれないと、応援しようという気持ちにもイマイチなれない
むしろ喜劇の設定の域を出ないで、ヨルはすっとぼけた脇役に徹してくれていた方が面白い話が出来ると思う
(アーニャの母としての立ち位置を描くエピソードはTVアニメでも面白く機能してるのに、ロイドの妻としての立ち位置を描くとたちまち停滞する)
劇場版クライマックスバトルもそれ用に登場させたタイプFに苦戦
床にひいた口紅の描線に引火させて"対戦相手が燃え尽きるような業火"なんてあり得ないし、決着としてスッキリしない(^^;;
印象として一番ノリノリで描いてたのは、うんこの神様のシーンではないでしょうか?
(*'▽'*)
楽しいはずの家族旅行がしっちゃかめっちゃかになっていく
映画の冒頭で、スパイファミリーについて軽く紹介する場面があるので、TVシリーズを見ていない人でも楽しめます。映画用のオリジナルストーリーが秀逸でした。
シリアスとコメディのバランスが良く、前半ゆっくりで、少しずつテンポが早まっていき、後半のクライマックスへと突入していきます。
天然ずっこけキャラ、アーニャの勝手な1人行動が、家族旅行をしっちゃかめっちゃかにしていく様が笑えます。一見、頼もしい愛犬ボンドもいい味出してます。
ヨルの勝手に悪い方へと妄想し、一人悩んでドツボにはまっていく様も健在です。
ヨルのキレのある戦闘シーン、アーニャの笑える苦闘!?、ロイドの沈着冷静なスパイとしての活躍。主人公3人がそれぞれ活躍するシーンが用意されています。
後から、「あー、あの場面はこの場面のための布石だったのね」というのがいくつかあり、よく考えられたストーリーだと思いました。
明るくて、見ていて楽しいアニメ映画です。絵がきれいで、雪景色も楽しめます。
1人で見るも良し、家族と見るも良しの冬休みにぴったりのアニメ映画でした。
エンドロールは最後まで見たほうがいいと思います。
可もなく不可もなく
良くも悪くもオリジナル劇場版
フォージャー家のおでけけムービー
原作未読ながらテレビシリーズですっかり魅了され、公開を楽しみにしていた本作。公開初日に仕事を定時でそそくさと上がり、いざ劇場へ!途中でふとレビューサイトを眺めると、まさかの3.2点!嘘でしょ⁉︎と一抹の不安を感じながら鑑賞スタート。
ストーリーは、担当者替えの話を聞かされた凄腕スパイのロイドが、疑似家族として暮らす、人の心が読める娘・アーニャに学校の調理実習で優秀な成績をとらせてオペレーション進展をアピールするため、同じく素性を隠して疑似家族として暮らす、殺し屋の母・ヨル、未来予知ができる犬・ボンドとともに、校長の好物である伝統菓子を求めてフリジス地方に旅行に行く中で、事件に巻き込まれていくというもの。
不安混じりの鑑賞でしたが、いつもどおり各キャラの個性が光る楽しい展開で、しっかり楽しませてもらいました。特にアーニャの立ち回りが際立ち、やり過ぎなほどの百面相というか顔芸がおもしろすぎます。もちろんアーニャとロイド、ヨル、ボンドとのやりとりも笑わせてくれますし、クライマックスでは、ロイドのアクションやヨルのハイスピードバトルなどの見せ場も用意されており、テレビシリーズ同様のおもしろさを味わえます。
ただ、これらはすべてキャラの魅力頼みのおもしろさで、ストーリー的な魅力にはやや欠ける印象です。まず、事の起こりがミッション絡みではないので、展開にややまったり感が漂います。まあ、それが以降の伏線となっていれば悪くはないのですが、ちょっと捻りが足りないと感じます。フィオナに対するヨルの勘違いは、物語の伏線的にはやや弱かったし、それがバトルでの口紅につながる伏線となりますが、こちらはやや強引な印象を受けました。
また、クライマックスでは、飛行戦艦ブリッジ内の毒ガスがアーニャの超奇跡的な偶然により換気されるというご都合主義、そのわずか数秒間で見せるロイドの完璧な変装、激ヤバなタイプFを艦載した上に出撃を命じるスナイデルの無能ぶり、そして案の定艦内で無限乱射するタイプFのアタオカぶり等、気になることが多すぎます。それがノイズとなって、アクションを純粋に楽しめないのがとても残念です。
とはいえ、冬休みの子ども向け作品としては十分な及第点です。ていうか、アーニャへの独特な演出は、完全に小学生向けです(大人には苦笑レベルですが…)。子守で一緒に観る親御さん向けに、冒頭でキャラ紹介もあるので、初見の方でも安心です。
キャストは、江口拓也さん、種崎敦美さん、早見沙織さん、松田健一郎さん、甲斐田裕子さん、佐倉綾音さん、吉野裕行さん、小野賢章さん、銀河万丈さんら、一流声優陣が顔を並べます。そんな中、ゲストに中村倫也さん、賀来賢人さんが名を連ね、そこそこの演技を見せますが、やはりプロとの差は歴然で、この起用には疑問を感じます。
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