「【”義と不義”豊臣秀吉の朝鮮出兵の戦の分け目となった”閑山鳥海戦”をダイナミックに描いた作品。領土拡大のための不義の戦争は負けるのである。朝鮮民族の歓声と落涙する音が聴こえて来そうな作品でもある。】」ハンサン 龍の出現 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”義と不義”豊臣秀吉の朝鮮出兵の戦の分け目となった”閑山鳥海戦”をダイナミックに描いた作品。領土拡大のための不義の戦争は負けるのである。朝鮮民族の歓声と落涙する音が聴こえて来そうな作品でもある。】
ー 豊臣秀吉の愚かしき朝鮮出兵は、歴史としては知ってはいたが、”閑山鳥海戦”や朝鮮の英雄イ・スンシ(パク・ヘイル)や、日本の将、脇坂安治は知らなかった。(小西行長や九死に一生を得て帰国した加藤清正の事は知ってはいたが。)-
◆感想
・日本軍の進撃に苦しむ中、イ・スンシが朝鮮水軍を率いて迎え撃つシーンの迫力が凄い。船先に竜の口があり、そこから砲弾を撃ちまくる特殊な戦艦”亀船”で、日本軍を攪乱させるシーンの迫力に圧倒される。
・更にイ・スンシが、各将の個性を把握した上で、設定した鶴翼の陣(水軍でも採用されていたんだね。)で最初は優勢だった脇坂安治率いる日本海軍を、完膚なきまでに叩きのめし、更に劣勢を強いられていた、陸での釜山での戦いにも海上から支援し、勝利する姿が
素直に面白い。
・日本、朝鮮側の密告、裏切り、仲違いなどの描き方も興味深い。
<一番驚いたのは、鑑賞後調べていたら、今作の大迫力の海上船が全てVFXを駆使し、制作されていた事と、韓国俳優の日本語の巧さである。(途中まで、舞台俳優さんが日本の将を演じていると思っていた程である。)
朝鮮を舞台にした映画は幾つか見ているが、今作はそのダイナミズムと朝鮮民族の義ある闘いの姿が魅力的であった作品である。
ここは強調して書くが、自らの領土拡大のための、不義の戦争は、矢張り負けるのである。今作は、現代にも通じる作品である。>
こんばんは。返信不要と言われるとついつい書きたくなります(笑)。
仰る通り、今のウクライナ情勢を見ていて本当に人類は進歩しないなあとつくづく思います。それに加えて日本の対中姿勢、一番の貿易相手国にケンカ売ってどうするんでしょうか。これではアメリカの51番目の州と言われてもしょうがないですね。
本作はとても公開規模が小さいですね。今の日本では致し方ないかもしれません。ちなみに「妖怪の孫」は超おすすめですよ。これも圧力のせいか、前回の「パンケーキ」より公開規模縮小ですが。
同じNOBUさん(笑)今晩は!
いえいえ全然上から目線ではないです!
豊臣秀吉の話し自体が分かってない歴史苦手な自分だから余計にですね。😅
日韓の首脳会議に合わせて公開とは!
確かにプーチン観ろよ、ですね!
あと、この話しは実話ってことですか??日本は負けたんですかね?