ノック 終末の訪問者のレビュー・感想・評価
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重いストーリー
先日(2024/11/01)、2回目を観ました。
M・ナイトシャマラン監督は、しばしば良作を生み出してくれます。本作はそのひとつです。
カルトや陰謀論者が、幸せ絶頂の家族を台無しにする話と思いきや、蓋を開けてみると予想外の展開をみせます。素晴らしい役者達の演技に支えられている映画ですが、ウェンを演じたクリステン・クイは本作のMVPでしょう。
古今東西、終末論を唱える人や団体は後を断ちませんが、本作は数多あるシナリオのひとつになり得るでしょう。…一部宗教団体は本作を観て目くじらを立てていると思います😅
得体の知れない男女数人、強盗にしては礼儀正しい人もいれば、どこかオドオドしている人もいる。対する家族3人の動揺は想像を超えるでしょう。
残された時間は殆ど無いと慌てている様子を見せながらも、相手家族の気持ちに共感しつつ、椅子に縛りつけておきながらも丁寧な口調で説得を続ける大男の姿は、非常に異質です。
論理的な考えのエリックと、家族を守るために感情をあらわにするアンドリューの姿、どちらにも共感を覚えつつ、感情移入して固唾を飲んで鑑賞しました。
とても考えさせられる作品です。残酷なシーンはありますが、家族で観て考えてほしいと思います。
不気味な出だしだった!!
訳が分からない人達に話しかけられる出だしと不気味なBGM、クライシスを報じたニュース映像は良かったですが、終盤になっても話は中々進まず、また宗教じみた内容だったのかと、何かションボリさせられました。
VOD鑑賞 冒頭からテンポよく展開も進み いい感じで観れたのだが ...
VOD鑑賞
冒頭からテンポよく展開も進み
いい感じで観れたのだが
中盤くらいから
全く話しが進むまなくて
終盤に差し掛かり
まさかこのままオチがないまま終わるのか?
と嫌な予感が‥
もう一捻り、ふた捻り
あって然るべきなのでは
残念
あ〜、期待してたのになあ
シャマラン節のどんでん返しを期待してたから残念
不気味な訪問者が訪ねてくる設定はハニーゲームみたいで面白かった。過去と現在を交互に見せる構成で、どっちが真実か分からず最後までドキドキ。ゲイ夫婦+養子という絵面がインパクトあり設定も斬新。最後あっさり終わって、シャマラン節のどんでん返しを期待してたからちょっと残念。
薄っぺらい
期待してなかったが、不条理で残酷。重苦しいだけで、教訓があるとか深みが全くなく残念。結局、キリスト教聖書による解釈がなされ、キリスト教信者にのみ響くような偏りがあるのもイマイチ。神がたったひとつの家族に犠牲を強いて人類の存亡を決めるなんてことがあるなら、それこそカルトではないか。
因果関係が不明な予言において、これをやったらこうなるが、やらなかったらこうなる、という話は、どちらかを選択して結果が当たっていても、選ばなかった方でやり直せないのだから、真実か否か明らかにならない。最後に家族がひとり死んだら、即不幸中の幸いみたいなニュースがいっぱい出てきたが、分かりやすすぎてコントか漫画みたいだし、だから何? 死ななかったらどうだったの?
ナイトシャマランさんには、もうちょっと脚本を練ってもらいたい。もう期待してないけど頑張ってほしい。
ノック7回
訪問者が何者なのか、結局のところ目的は何なのか等、
難しいなと感じる鑑賞者の方が多そうな作品でした。
(もちろん自分も)
ただ、訪問してきた彼らが何を表しているのかをセリフで簡単に説明してくれているので、同じような分かりにくい系映画の中では親切な方なのではと思います。
鑑賞後にネットで調べたところ、原作の展開とは180度違う結末にシャマラン監督が変更したそうで
その影響で当作品に対して、宗教的な側面に関する批判や論争が起こったようです。
ノックの回数7回、バスルームのシャワーカーテンに羊が描かれていることなど、宗教に関わる要素なのでは…と勘繰ってしまう小物や演出が色々あって、それを探すのも楽しい要素の一つでした。
鑑賞動機:ノックの音がした10割
いやあ、これはちょっと。
本人たちは盛り上がっても、こちらの感情は盛り上がらず。結局はセカイ系なんだけど、余計なミスリードを入れたもんだから、「世界か君か」という決断すらたまたま行った薄っぺらいものに見えてしまう。もうちょっとこう、本当らしく思わせる上手いやり方ないんですかね。
冒頭からやけにバッタを推すなあと思ったが、前半の訳わかんないまま進んでいくところは良かったんだけど。バウティスタが小学校教師みたいなギャップとかね。
あれ、今回シャマランいたっけ? …そこ!
Theシャマラン
深みもないがテンポは良い。
4人の人間が訪ねてくるってファーストインパクトだけでもう2捻りぐらい欲しかった。オチも。
回想シーン要らん。子供の傷も伏線なかったなぁ
「ガッカリ映画界の巨匠」が放つ最新最強のガッカリ作品w
シャマラン映画は「ガッカリしたかどうか」を問うてはいけない。ガッカリするのは当たり前だからだ。したがって「どれくらいガッカリしたか」が正しい問題の立て方なのであるw
こんなガッカリ映画界の巨匠wシャマランの最新作が、知らないうちにアマプラで配信されていたので慌てて観た。
で、本作がどの程度ガッカリするかと言えば、「『ハプニング』と同じくらいガッカリした」という感じだろうか。つまり、ガッカリ度最上級の最低の作品ということだ。
前作『オールド』の場合、何故、物語の舞台となる海岸だけ時間の進み方が早くなるのか説明されないままなのだが、主人公たちは一応はその謎を解明できたし、そこから脱出することに成功し、海岸を利用してショボい事業をしていた犯罪グループの実態も暴露されるという点で、とりあえずカタルシスは得られた。
ところが本作では、ある日突然、ゲイカップルとその子供の別荘に奇妙な4人組が来訪し、カップルと子供のうち誰か一人が犠牲にならなければ世界が破滅するから、死ぬ1人を選べという。
来訪者の発言が真実なのかウソなのか、ウソなら何のためなのか、まるでわからない。
また、発言が真実だとしたら、何故、世界が破滅するのか、それと主人公たちの犠牲に何の関係があるのか、最後まで皆目わからない。さらに来訪者が1人ずつ犠牲になれば、破滅を先送りできるのは何故か。こうした疑問が次々に上積みされる。
最後までそのどれ一つとして解明されないまま、来訪者は全滅、カップルの一人が犠牲になってメデタシメデタシという結論だから、どこからもカタルシスのカケラも生じてこないのである。
いくら「ガッカリ映画界の巨匠」作品とわかっていたとしても、さすがに投げやりすぎるだろう。次回作ではもうちょっと「本気」を出しましょうねwww
わからないです
前作「オールド」が科学的だったからか、今回はその逆へ振り切った感じ。「オールド」では確かさを提示してオチもはっきりしていたが、今回は不確かさを提示してきた印象。
とはいえ、宗教に詳しい人が楽しめる映画。逆にいうとこの宗教に詳しい人は、シャマラン監督の意図を汲んでいるかもしれない。
側から見れば「ゲイのカップルが罰せられた」という見解もできるので、この大きな力は、ゲイを許せなかったのかもしれない。
だって、①人類が死ねば3人生き残って、②1人死ねば人類生き残る。
この場合、①を選んでも2人には罰だし、②を選んでもどちらかには罰になる。どっちを選んでも女の子は生き残る。全然調べてないからわからないけど、あの女の子の傷が神の子的な特別な存在を示すサインなのかな。女の子はどう転ぼうと無傷。
考え方によっちゃどこかの宗教へ大きな一石を投じた?とも取れる。オチを曖昧にして、4人にカルト的な要素も残して濁してはいるが、エンタメとしてギリギリ成立させているから、世に出ているんだろうなとも思う。うん。インタラスティングという意味のおもしろさだと思う。
捻っていないことが捻っているということ!?これがシャマランにしか出来ないアプローチか
M.ナイトシャマラン監督作品はあらかた観てきた。
予告は非常に不穏で素晴らしいものであり期待MAXで鑑賞。
今回はどんな捻りを魅せてくれるのか、と楽しみに観進めるうちに別の意味で不穏な空気が…。「これどう転んでも、どうにもならなくないか?」という不安が湧き上がり…。
しかし、ある啓示を受けて、ビジョンを見て、それを同時多発的に見ていた人間がいると知ったら行動せずにはいられなくなるというのは行動原理として筋が通っているし、その本気度もビンビン伝わる。でも決定的な証拠というのは他者にはわかるはずもなく、軟禁状態でその”狂った”状態の人達の気持ちに寄り添えるのか?どんな人権活動家でも寄り添えないだろう。「お前たちのせいで人類が〜」なんて言われてもなぁ。それぞれが自分自身の正義によって動きつつ(啓示によって”動かされている”という矛盾もある)、3人の家族は解決策を模索するがあらゆることの確証がない現状では解決する術は無い。
こうやって書いていて自分でもよくわからなくなってくるが、答えが出ない問答を繰り返させられているそれこそがシャマランの思惑の一つでもある「あえて捻らない、だけど濁しておく」というものに踊らされたような気もする。
ラストも賛否は分かれそうだが、濁すということを考えると「犠牲が必要だったか否か」も濁しておく必要があったのかなと思った。
導入が面白くない
シャマラン大好きな自分としては中の下くらいな感じ。
引き込まれなくて、一度やめてしまった。
今回のシャマランはテレビショッピングだったのね。
前回のオールドの方が断然面白かったかも。
映画の導入すっ飛ばしてメインのとこだけ流したくらいに薄い気はする。
仲良し家族を襲った悲劇、嘘か誠か、極限の選択
エリックとアンドリューはゲイセクシャルのカップルだ。
アンドリューの両親からは、2人の仲を内心では認められていない。
周りの人や愛する家族から認められていない。そんな時、エリックはいつでもアンドリューに、自分とアンドリューを指差し、「何があっても一緒だ」と優しく言っていた。
お互い、あるいはアンドリューが何か辛いことがある時は必ず。
ある時2人は家族になろうと決意し、養子をもらった。(ここの養子をもらう時、自分たちの関係の説明で嘘を言っているシーンがあって、なんか胸がズキッとなりました)先天的に上唇がパックリ割れている赤ちゃん。ウェイだ。
(赤ちゃんを抱っこした時、エリックは、体の奥底から湧いてくる喜びに打ち震えていたと思う。)
この3人家族は白人のパパが2人、東洋人の娘が1人の仲良し家族だ。
笑いの絶えない家族で、見ていてとても幸せに見えた。微笑ましかった。
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そんな時、予期せぬ訪問者が
3人がいるキャビンに現れた。
初めは、外にいたウェイとコンタクトをとってきた。
大柄の(はっきり言ってドウェイン・ジョンソンみたいな見た目の)男で、優しくウェイに語りかける。
お互いに名前を教え合い、男は自分をレナードと名乗った。
初めは怯えたウェイだったが、自分の好きなバッタを捕まえることが上手いレナードに少し心を開くウェイ。
ところが、家に案内して欲しいと頼まれて、怖くなる。
ウェイの後を追って、キャビンに集まる訪問者たち。レナードを含めた謎の4人組は、
キャビンの住人たちに丁寧だが、何やらのっぴきならない雰囲気をまとわせながら中に入れて欲しいと頼み続ける。
数回の交渉の後、訪問者たちのキャビンの入室を断り続けた3人。
しかし訪問者は、扉や窓を破壊しながらキャビンの中に無理やり押し入る。
その様子に怯えたが、勇気を出して反抗したパパ2人。ところがエリックは頭を打ち、アンドリューは足を負傷してしまう。
侵入者たちはパパ2人を椅子に縛り上げ、3人に核心を告げた。
『このままだと世界が終わる。
3人のうち誰か1人が率先して◯んでくれたら、
世界の終焉はピタリと止まる。
…君たちは、その役目に選ばれた。
申し訳ないが、◯ぬ人を決めてくれ。
我々4人は、世界の終焉のビジョンを見た。
だからここに来た』
と。
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突然やってきてこんなことを言われて「えっ、そーなの!?」って信じる人の方が少ないだろう。
これは、3人家族も辛いが、この訪問者4人組も辛いことが観ていてわかってズーンと重くなりました。
だけど、演出なのか、撮り方なのか分かりませんが、終焉のシーンがテレビの映像のためなのか、
すごくポップというか、どこか地球ではない遠い世界の話のように見えて、そこまで胸にズシンと来なかったのは有り難かったです。
想像できるのはここまで。大切なパートナーをなくす痛みや悲しみは、察するに余りあるので書けません。
こちらも、あまりお勧めしたくない映画…。
今日あなたたちの一人にちょっと死んで貰います
その昔、人間一個の命は地球より重いと何処ぞの政治家が言ったが、本作はそれとは真逆。
突然の謎の訪問者たち。おかしな事を言い出す。
我々は世界が滅ぶ“ビジョン”を見ました。世界を救えるのはあなたたちだけ。あなたたちの一人が犠牲になる事で世界を滅亡から救えます。たった一人の命か、世界全人類の命か、選択して下さい。
えー、何かの宗教の勧誘ですか…? 私はそんなヘンな宗教には引っ掛かりません。ハイハイ、帰って下さいな。
そしたら突然…
たった今裁きが下されました。大勢の人たちの命が失われました。
そう言って訪問者たちは一人一人命を絶っていき、TVを点けると、世界中で異常事態や天変地異の地獄絵図…!
一体これはどういう事…? フェイク? ヤラセ? それとも今本当に起きている滅亡の始まり…?
彼らは何者…? イカれた奴ら…? それとも何かの使者…?
そもそも何故自分たちが…? 何故こんな選択迫られる…?
何を信じたらいいのか…?
こんな謎めいた作品を作るのはあの人しかいない。
M・ナイト・シャマラン。
いつものオリジナル脚本ではなく、同名小説を元に、二人の脚本家が書いた脚本にシャマランも参加。
しかししっかりと、ハッタリか衝撃か見る人によって賛否分かれるシャマラン・ワールドになっている。
状況や説明もないまま。シャマラン作品で“何か”が起きるのはいつも突然。
謎や伏線が意味深に暗示めいて張られ、ますます見る者を混乱させる。
今回どんでん返しは無いが(と言うか、シャマラン作品で衝撃のどんでん返しがあったのは『シックス・センス』一本だけで、いつもいつもそれを期待掛けられるのは気の毒…)、見る者を引き込むストーリー・テラーの手腕は遺憾なく。
100分ほどの尺、予想の付かぬラストとシャマランからの選択に、なかなか飽きずに見れた。
誰だってこんなイカれた訪問者からの選択は信じない。
怪しい言動もある。訪問者の一人が過去トラブルあった人。TVのニュースには一瞬驚くが、事前にそれを知っていたり録画だったら幾らでも作り上げられる。
そうタカを括っていたが、説明の出来ぬ惨事も起こり…。
これは本当の事なのか…? いやいや、断じてそんな訳がある筈ない!
拘束されていたが、それを解き、反撃。
だが、さらに信じる信じないを揺さぶる惨事が…。終末の時まで時間が残り少ない。選択を早く!
当初は信じてなどいなかった。が、託された側も疑心暗鬼になってくる。
下した選択は…?
究極の選択を迫られるのは、同性愛カップルと幼い養女。
何故彼らが選ばれた…? 彼ら自身もそうだが、見る我々も疑問を持つ。
彼らのバックボーンも途中途中挿入される。出会い、養女を迎え入れた時、平穏で幸せに満ちた日々…。
平凡な我々自身の代弁…? 平凡であろうとする多様性の象徴…?(同性愛カップルとアジア人の娘)
何かヒントや意味があるのかもしれないが、う~ん、よく分からず…。
いやそもそも、理由など求めてはいけないのかもしれない。
もし本当に世界の終わりが近付き、命運懸けて選ばれた時、誰も説明してくれないだろうし、あまりにも突然それはやって来る…。
訪問者たちも単純に善悪区別出来ない。
リーダー格の巨漢の男。見かけによらず穏便に乞う。小学校教師。
事ある毎に身を案じてくる女性。看護士。
信じ易い若い女性。コック。
唯一、威圧的で挑発的な男。彼の事は何処かで見た事ある…?
彼ら自身も面識はナシ。同じビジョンに導かれて。
彼らは何故こんな選択を強いる…? ビジョンって何…?
選択迫られる家族側と同様、彼らにも理由などないのかもしれない。ある日突然ビジョンを見て、残酷とも言える使命を負って…。
訪問者たちも意味深な存在、配置。その基は黙示録から。
そこで気付く。本作は謎と衝撃のサスペンス・スリラーではなく、宗教映画の類いだったのだと…。
まあでも、シャマラン的エンタメ醍醐味はあった。
スリルはあるし、展開も飽きはしない。デイヴ・バウティスタやルパート・グリントはこれまでのイメージを覆す抑えた演技と怪演。
だがしかし、煽って煽って、ラストはちと呆気なく、拍子抜け感も…。
もうちょっとはっきりとした説明も欲しかった気も…。
こんな事言ったら元も子もないが、結局我々は何を見たのか、見せられたのか…?
それも含めて、良くも悪くもTHEシャマラン・ワールド。
原作とはラストが違うという。
原作を読んでないのもあるけど、これはこれで。
シャマランからの究極の選択であり、我々への問い掛け。
一個人か世界かだけではなく、我々の生活や人生全てに於いても。
その時その時その都度その都度、私たちはいつも選択を迫られている。
あなたなら、どうする…?
スリルや恐怖の中に、シャマランはいつも“愛”を描いていた。
にしてもやはり、こんな選択と訪問者、実際だったらヤだなぁ…というのが本音。
さすがシャマラン
まさかの真実。凡百のサスペンスにはできない技よね。でもアンドリューの選択は仕方ないよね。だってどう考えても狂気のカルト集団が押し入ってきたとしか思えないもの。エリックがビジョンをみたのはやっぱり信心深いから?だとするとやっぱり宗教は信じないほうが幸せに生きられるんどなと実感、さすがシャマラン様。
チョーーーーーーーーーーーーーつまらなかった
何故3人が選ばれたのか…
何故1人が自ら進んで犠牲になったのか…
納得の行く說明がなく…
ラストまで監督ファンが期待されてたようなどんでん返しもなく…
雑で、安直で、?な作品でした。
映画を見るときは必ずいいところを一つ探して(例・女優さんや景色が綺麗だった・脇役に懐かしい役者が出てた・食事のシーンが勉強になった等)
作品自体はつまらなくても、自分なりにみてよかった!と納得するようにしていますが…
本作は何一つありませんでした。
本作を好きな方ごめんなさい。
チョーーーーーーーーーーーーーッつまらなかったです🙇
なぜ仲良し家族の3人が選ばれたのか?
それが一番の疑問でした。
100分間、全く飽きずに、見て終える映画でした。
飽きないしラストがどうなることかと気になるしそれなりに面白い映画
でした。
【飽きないでそれなりに面白い】って凄いことです。
おまけにまるで疲れない、これも凄い(褒めてます)
しかしタイトルに書いた、なぜ彼ら3人のうちの一人が犠牲になれば、
ハルマゲドン(世界の終焉)が阻止できるのか?は、理解出来なかった。
ラストにも、なぜ?どうして?そんなに【簡単】と言うと語弊があるけれど、
疑問が消えなかった。要するに説得力が乏しい。
この映画の予告編とあらすじをザッと読むと、家族の3人のうちの1人が
犠牲者になり殉教者にならなければ地球は終末して人類は滅亡する・・・
つまりハルマゲドンを阻止するには生贄が必要なのです。
一人を選べと押し入ってきたリーダーの大男のレナード
(デイヴ・バウティスタ)は言います。
口調は紳士的ですが、体格とタトゥーが威圧的です。
山小屋の窓をハンマーで叩き壊しドアを破って現れる4人。
よく見るとレナード以外は非力な女2人ともう一人も弱そうな中年男。
だが、このシーンは怖かった。
そして次々と起こる事件(?)もゾッとした。
リーダーで教師を名乗るレナードは3人に決断を迫る。
翌朝には、殉教者を決めておけと、言う。
山小屋をノックする4人は多分「ヨハネの黙示録」の人々で、
キリスト教では、彼らは地上の人間を殺す権威を与えられている。
無宗教の私にとってハルマゲドンを防ぐために家族の一人を生贄に
差し出せ!!
なんて思想は非常識を通り越して一種の狂気だと思うけれど、
ハルマゲドンを信じる4人は【善行である】と信じている。
宗教では、その善行の対価として天国へ行ける・・・などと説くのですが、
この映画は天国へ行けるとは言わなくて、何十万人が救われると説く。
しかしそれがレナード、サブリナ、レドモンド、エイドリアンの
4人の訪問者の「死」では駄目で、
エリックとアンドリューと養女のウェンの仲良し《3人家族の内の一人》
でなければならないのか?
この違いを解らせてくれないのが、最大の欠点だと思います。
教師(レナード)に看護師(サブリナ)にコック(エイドリアン)に
ガス会社の社員(レドモンド)
【訪問者の4人】は40代前後のの平凡な人々。
何故彼ら彼女たちが選ばれたのかも、その描写はほしかった。
シャマラン監督の出演シーンを削っても、訪問者4人と、
エリックたち3人がなぜ特別に選ばれたのかは、知りたかった。
ちなみにシャマラン監督の登場シーンは、訪問者がTVを点けると写る
黄色いシャツ姿でコマーシャル番組ののホスト役の濃い系のイケ面です。
(オールドにも運転手役で出演していましたが、
(ヒッチコック監督よりもバレバレに出演してますね)
そしてエリックたちがためらってる内に実際に災厄が起こり、
レナードがテレビニュースを見せると
地震による津波、航空機の落下と爆発、疫病が・・・次々に起こる。
ゲイカップルのアンドリューは終末論を信じないが、
パートナーのエリックは徐々に終末論を信じ始めます。
もしかして自分が犠牲になれば【人類の終焉を救えるのではないか?】
涙を一杯に目に溜めたエリック。彼の揺れ動く心と葛藤が一番の見所でした。
この映画はサスペンスとあるが、一種の宗教関連のジャンルでは
ないだろうか!
人気のあるM・ナイト・シャマラン監督の作品。
なんだかんだ言いつつもツッコミ所満載でいつも楽しみです。
神の不条理が暴れすぎ
◉選ばれし悲劇の三人
フツウなら話がある程度進んだら、結末が気になるものだが、この映画はもう「何故」こうなったかしか、頭になかった。誰がこうしたかは分かる。神だ。しかし何故こうなったかが、全く分からない。凶暴な不条理が、人の運命に手を伸ばす。
家族か人類か「究極の選択」のどちらを選ぶのか? ではなくて、何故山小屋の三人が「究極の選択」を迫られたのか? この弄ばれ感。どっちを選んでも、負けだ!
いずれ審判の日がやって来て、天国組と地獄組に分けられる。その境目の最終戦争がハルマゲドンで、そこで天国に召されるために、人は徳を積んだりするのだと言う話は知っていました。でもそれが三人に委ねられた経緯とか企みとか、何故かを思い巡らすためのキーがない。神と共に監督も暴走してしまう。
◉騎士も悲劇の主人公
神の啓示で集められた四人は、戦争や飢饉、疫病、災害などで世界を滅ぼす「黙示録の四騎士」らしい。三人の家族が犠牲になってくれないから、一人一人死ぬことによってハルマゲドンの災厄を出現させていく。しかし、レナード・レドモンド・サブリナ・エイドリアンたち騎士の疲弊感と焦燥感。人は神の思し召すままに生き、滅んでいかねばならないのだろうか。それほどちっぽけな、バッタみたいな存在なのかとひたすら虚しかった。
◉数ではなくて、家族
聖書世界に牙を剥かれたエリックとアンドリューの同性カップルが、天秤の片方に「人類」を載せられても、ギリギリまで「家族」を捨てない。その切実な愛情が主題だと思っておきます。私は、三人家族は誰も死なないと予想していました。
ウェンが大人になってからの、アンドリューとの未来映像が流れたのが、私にとっては、ドンデン返しでした。
ラストシーンでアンドリューとウェンが「ブギーシューズ」をかけて消して、かけて消して、またかけたのは、神の不条理に抗っても無駄なんだから、悄然としているより、もう気楽に行こうぜ! ひとまず神を克服したと言う、焼けっぱちの明るさだったのでしょうか。確かにウェン、君のことは守りたくなる。
ストレートな物語
今回は監督にしては珍しくストレート。
なので予告編のみで良かった様にも思えた。
いつも様に理由(箱)を隠し物語は進むのだがその箱の中には何もなく肩透かしにあった様だった。
また4人が同時に見る妄想とその4人が起こす行動に対する理由。ただ悪夢という縛りだけで死を目の前にして、それを受け入れるだけの理由になるのだろうか?
もしそうなら過程をもっとしっかり描くべきだった様に思える。
なぜ君はその選択?
ゲイカップル、エリックとアンドリュー、養女のウェン山小屋で暮らす3人、そこへ武装した男女4人が訪ねてきてそこから始まる話。
突然来た4人に拘束され決断を迫られる、家族の誰か一人が犠牲になれば世界の終末を止められるという理不尽なストーリー!(笑)
作品観ての率直な感想は話多めで眠くなる!(笑)
ストーリーは面白いんだか面白くないんだか微妙なところ。
何故ラストの主人公の一人は無駄に死を選択したのか?三人で暮らせば良かったんじゃない!てのが個人的感想。
もうちょっと派手な展開があったら眠気も飛んだのかもです!
全58件中、1~20件目を表示