ノック 終末の訪問者のレビュー・感想・評価
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シャマラン、ホラー、法螺話
初期の出世作「シックス・センス」「アンブレイカブル」「サイン」によって、“どんでん返し”や“予想外の展開”の名手と称されるようになったM・ナイト・シャマラン監督。ただし好んで扱う題材としては、幽霊、エイリアン、超人的な存在、謎の奇病など、伝統的な怪奇譚で定番のネタが多い。英語のホラーと日本語の法螺(ほら)は偶然音が似て駄洒落みたいだが、人間が本能的に恐怖を覚える対象を空想で誇張したり、想像を膨らませて非現実的な存在を創り上げたりと、意味的にも通じる部分がある。シャマラン作品の本質は、映画で上手に法螺を吹くことなのかもしれない。
さて、最新作の「ノック 終末の訪問者」は、前作「オールド」と同じく原作小説があるのだが、シャマランの過去作に類似する着想のストーリーであり、だからこそ監督も自身の手で映画化することを望んだのだろう。シャマラン映画を知る観客は、登場人物が必ずしも真実を語っているとは限らず、また目に映るものが“真実”とは限らないと、疑いの眼差しで臨む。私たちはゲイのカップルと幼い養女の3人家族と同化し、訪れた謎の男女4人が突きつける「家族のうち1人が自ら犠牲にならなければ、全人類が滅びる」という究極の選択に対し、狂信的なカルト集団の妄言を聞かされているのか、テレビで流れる大災害の映像を含め何かのトリックを見せられているのか、それともすべてが真実なのかと思い悩むことになる。シャマラン節を疑ってかかる観客の心理をもうまく利用した映画と言えるだろう。
重いストーリー
先日(2024/11/01)、2回目を観ました。
M・ナイトシャマラン監督は、しばしば良作を生み出してくれます。本作はそのひとつです。
カルトや陰謀論者が、幸せ絶頂の家族を台無しにする話と思いきや、蓋を開けてみると予想外の展開をみせます。素晴らしい役者達の演技に支えられている映画ですが、ウェンを演じたクリステン・クイは本作のMVPでしょう。
古今東西、終末論を唱える人や団体は後を断ちませんが、本作は数多あるシナリオのひとつになり得るでしょう。…一部宗教団体は本作を観て目くじらを立てていると思います😅
得体の知れない男女数人、強盗にしては礼儀正しい人もいれば、どこかオドオドしている人もいる。対する家族3人の動揺は想像を超えるでしょう。
残された時間は殆ど無いと慌てている様子を見せながらも、相手家族の気持ちに共感しつつ、椅子に縛りつけておきながらも丁寧な口調で説得を続ける大男の姿は、非常に異質です。
論理的な考えのエリックと、家族を守るために感情をあらわにするアンドリューの姿、どちらにも共感を覚えつつ、感情移入して固唾を飲んで鑑賞しました。
とても考えさせられる作品です。残酷なシーンはありますが、家族で観て考えてほしいと思います。
シャマランだからね…
なんコレ?映画ではあるけれど…
ストーリーは解りやすいし、この話はどこに行くんやろう?って感じもある。
答えるべきは「シャマランだからね…」って感じだろうか。
面白いかと聞かれれば、別にオススメはしないと答える。
宗教に詳しければ、もう少しは「なるほど~」ってなったかな?
シャマラン作品限定の低評価に物申す
先月から個人的にM・ナイト・シャマラン監督特集として未見の作品を見続けていて、今月も『ハプニング』と本作2作を鑑賞しました。
とりあえず、この二作も一般評価は非常に低い(笑)(ちなみに現時点で『ハプニング』2.6点『ノック』2.8点)
しかしこれほど映画をコンスタントに制作出るのは、それなりの安定した映画作りと集客率を見込める手堅い監督だからであり、それにも関わらず世間的評価の低さとのギャップは実に興味深いです。
この2作も個人的には映画的に評価ほど酷い作品でもなかったのはいつものことで、ここまで来ると観客(レビュアー)側に対しての胡散臭さの方が強くなって来るし、集団感染しているかの様なシャマラン映画ならどんなに酷評しても構わないという空気になってんのかなぁ。
もっと出来の悪いクソのような下らない作品に対して、もっと高評価されているのを目にすると、この低評価のレビュアー達に敢えて汚い言葉で厳しく言いたくなってしまいますよ。
「お前らなぁ~~、つまらん、酷い、意味不明などと毎回毎回同じ文句言いながら見続けてるんとちゃうんかい!! 何やかんや言いながら楽しみやがって、ホンマにおもろないんなら絶対にもう二度と見るなよ!!」ってことや。何回騙され続けて見てんねん!!
私が思うにこの監督、一つの「お題」に対しての発想力が目茶苦茶優れている様に思える。
今回も「原因なんて何でもいいから突然人がどんどんと死んでいくという話で1本の映画を作ってみて」とか「こんな訪問を受けて同じ状況になったらどうする?」とか無茶ぶりの企画を渡されて作ったという感じで、それなりの作品に仕上げてしまえる、娯楽映画界にとってはとても貴重な存在の監督だと思いますよ。
内容有る無しに関わらず(ジャンル映画って元々そんなもんでしょ)これだけ映画に引き込む技術だけでも凄いやん。
不気味な出だしだった!!
訳が分からない人達に話しかけられる出だしと不気味なBGM、クライシスを報じたニュース映像は良かったですが、終盤になっても話は中々進まず、また宗教じみた内容だったのかと、何かションボリさせられました。
感想書くの忘れてた!
公開初日に観てるのに🤮
と思ったら 前のアクセス出来なくなったほうで感想書いてたし🤢
まあついでだから2回目の感想書きます🥹
あいつらの立場で最初のやつが自分だったら あーなるわな😱
あと実は普通の人ってのが良いね👍
想像よりも楽しめましたし大ドンデン返しさえ求めなければ普通に楽しく見れますね☺️
VOD鑑賞 冒頭からテンポよく展開も進み いい感じで観れたのだが ...
VOD鑑賞
冒頭からテンポよく展開も進み
いい感じで観れたのだが
中盤くらいから
全く話しが進むまなくて
終盤に差し掛かり
まさかこのままオチがないまま終わるのか?
と嫌な予感が‥
もう一捻り、ふた捻り
あって然るべきなのでは
残念
あ〜、期待してたのになあ
シャマラン節のどんでん返しを期待してたから残念
不気味な訪問者が訪ねてくる設定はハニーゲームみたいで面白かった。過去と現在を交互に見せる構成で、どっちが真実か分からず最後までドキドキ。ゲイ夫婦+養子という絵面がインパクトあり設定も斬新。最後あっさり終わって、シャマラン節のどんでん返しを期待してたからちょっと残念。
薄っぺらい
期待してなかったが、不条理で残酷。重苦しいだけで、教訓があるとか深みが全くなく残念。結局、キリスト教聖書による解釈がなされ、キリスト教信者にのみ響くような偏りがあるのもイマイチ。神がたったひとつの家族に犠牲を強いて人類の存亡を決めるなんてことがあるなら、それこそカルトではないか。
因果関係が不明な予言において、これをやったらこうなるが、やらなかったらこうなる、という話は、どちらかを選択して結果が当たっていても、選ばなかった方でやり直せないのだから、真実か否か明らかにならない。最後に家族がひとり死んだら、即不幸中の幸いみたいなニュースがいっぱい出てきたが、分かりやすすぎてコントか漫画みたいだし、だから何? 死ななかったらどうだったの?
ナイトシャマランさんには、もうちょっと脚本を練ってもらいたい。もう期待してないけど頑張ってほしい。
わけわからん迷惑4人組
はっきり言って、終末論をかざして勝手に人んちに押し入り、勝手に死んでくってめちゃくちゃ迷惑だよね
まあ、低予算なりに盛り上げようと頑張ってたけどネタ不足というか話も広がらないし、尺も下手したらこれ1時間におさまるんじゃないかというくらい無駄が多いというか
ここでも出しゃばってテレビの中まででてくるシャマラン
なんというか才能枯渇してきてるというかヴィレッジまではギリギリ面白かったんだけどなあ
サスペンス映画
人狼みたいな話だった
原作があるということで、
ストーリーについては、ああこういう話か
といった普通の感じ。
えー?なんで?とずっと疑うアンドリューの心が
見てる側と同じ目線なので
最後まで楽しめたのだとおもう。
観たい気持ち疼く監督・・なのだが
かつて「ビレッジ」で、実はソコは・・・ってな展開のオリジナル作品有りました、原作よりの作品化だが
どこか、そんな展開過っていたが救いが無く、共感出来なかった。
どこか仏教的と言うか、アジア特有の感性が良い効果を、含んだ興味そそったのだがこのところ どうも・・残念です。
ヨハネの黙示録
要はキリストのヨハネの黙示録をモチーフにしたスリラー。もう少し現実味がある内容の方がハラハラ・ドキドキするが現実味がなさすぎて(かと言ってSFや近未来とも異なり)興醒めするしかない作品。
宗教的思想
予告編の作りとは全く印象の違う内容の映画でした。
日本人と括ると乱暴で雑ですが、宗教的感覚がかなり乏しい現代日本に置いては置いてけぼりと言うか、なんじゃこれ?的な感想を持たれがちな映画だったのではないでしょうか?
本国での評価も調べてみたいと思いますが、主人公を敢えて同性愛者二したのはより現代社会の多様性を表すためだったのでしょうか?
単なる愛とはと映画ではなくかなり壮大なテーマとなっており終わってみたら、世界を救うと言う着地点に。
宗教的思想がかなり色濃く入っている映画なので娯楽映画とは言い難いですが、面白く鑑賞出来ました。
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