「許しについて考える素敵な映画でした!」親のお金は誰のもの 法定相続人 アキシさんの映画レビュー(感想・評価)
許しについて考える素敵な映画でした!
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映画を見るまで、まさか三浦翔平が悪い弁護士キャラ設定とは思いもせず、いい意味での裏切りからのスタート!
テンポ良い流れと、美しい景色、小手伸也はじめいい味を出してくれる俳優陣の演技に時間があっという間に過ぎました。笑いあり、感動あり、最後には涙も流して心が洗われました。
6億の真珠をめぐるドタバタ劇の中で、比嘉愛美が母の生き方を認め自身の人生を歩むことを決意する部分が本筋だったと思いますが、三浦翔平もまた母を許したであろうと思われる描写があり、そこに一番感動しました。みんな何か自分の中の大切なものを押し殺して生きてるよなーと。けれどそれは偽りの姿だったりすることに、はたと気付く。
誰かを恨むこと、憎むことは簡単ですが、それを「許す」ことはとても難しいです。特に距離が近ければ近いほど、、、田中監督がおっしゃられてた、愛と許しが至る所に散りばめられており、自分自身を省みる貴重な時間となりました。
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