ゴジラ×コング 新たなる帝国のレビュー・感想・評価
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のっけから「ゴジラは街を護っているのよ!」(直後に原発襲撃)なん...
のっけから「ゴジラは街を護っているのよ!」(直後に原発襲撃)なんて怪獣至上主義な台詞が実にモナーク的で頭抱え、シリーズを通して味方側組織なのが改めて不思議に思う。陰謀論者のユーチューバーも彼らの中に放り込めば常識人に見える!もっともそんな人間パートは必要最低限(親子の絆を確かめ合う横でボンクラおっさん2人が仲良くなってるのは笑えるが)、9割怪獣プロレスが占めるお腹いっぱい贅沢仕様。表情豊かなコングをはじめ、妙に怪獣たちのノンヴァーバルなコミュニケーションが豊かなのも変なおかしみがある。どうも制作陣は人間文明は怪獣に蹂躙されてこそ!と思ってるらしく、足元で街が盛大に破壊されててもあんまり気にならなくなってくる。見てる側までモナーク化されてるようでちょっと怖い…?!飛んだり走ったり、あげく無重力戦闘まで披露する本作のゴジラはシリーズ屈指の身軽さ。とばっちりで襲撃されたティアマトーが最大の被害者だったと思う。20倍のパワーとか絶対必要なかっただろ!というくらいラストバトルが一方的に終わったのが唯一の瑕疵か。怪獣としてより狡猾形ヴィランとしてキャラ立ちはしていたのでカタルシスはあったけど…次回作は平行世界からシンゴジラ最終進化系かアニメ版ギドラが転移してくるくらいの強敵求む。
だいたいポスター通り
ゴジラとコングが全力疾走で大暴れ。
だいたいポスター通りのハリウッド映画です。
世界の謎解きとか、謎の古代文明とか、母と娘の葛藤とか、地底探索とか、本日のビックリドッキリメカとか、色々要素は詰め込まれてますが、見終わった後に残った記憶は「ゴジラとコングが大暴れしてたなー」しか無いですね。
人間関係に振った日本の「ゴジラ-1」とは対極的な映画ですが、暴れる怪獣と、翻弄される人類という、コレも怪獣映画の正統進化系だと思います。
少なくとも2時間楽しめるので、見て損はないと思います。
謎解きパートは前作の知識が無いとよくわからないと思いますが、その辺は刺身のツマなので、怪獣映画としては見てなくてもいけると思います。
エンドロール後の特典映像は特にありませんでした。世界の謎も明かしたし、一連の作品もコレでひと段落ということですかね?
「センター・オブ・ジ・アース」+時代劇
バカな映画…
この手の映画を「バカ」っていうときはたいてい褒めてるんだけど、これは言葉通り。アタマ悪い感じ…
ゴジラとコングが一緒に駆け出す予告編を見て、「ははぁ、ヤンキー映画なんだな。だから余計な人間パートを減らして2時間に出来たんだな」と予想してたんだけど、ちょっと違った。
ヤンキー映画じゃなくて時代劇。「コングの『センター・オブ・ジ・アース』」から始まって、悪代官から農民救う感じの「用心棒」ってか「七人の侍」ってか…「三匹の侍」!三匹だし。
そのくらい「勧善懲悪もの」をなぞってるだけだし、人間パート周りは説明過多の謎理論も含めてアタマ悪過ぎ。これに比べりゃた山崎貴ゴジラなんてリアリズム映画ですよ…
そういうところが良い、って方もいらっしゃると思いますが、俺はそろそろもう良いかな…エンドロール後も「…… will return」は無かったしね。
流石ゴジラ作品
タイトル通りゴジラ作品はハズレ無し
今作は「ゴジラ・コング・モスラ」が登場
後は、ボスと数十体の怪獣が登場
今作を観る前に前作を観た方が良いと思います。
今作は前作の続きって感じがする為
ゴジラ氷河時代を吹き飛ばす
凄い時代が来ました。
劇場にて日米のゴジラ作品が同時期に上映されているのですよ。
あのFINAL WARSが終わった暗黒時代が嘘のようです。
歴史的快挙を成し遂げたゴジラ-1.0の感動を持ったまま、ゴジラ×コングを鑑賞出来る事に感謝します。
ゴジラ復活の先陣を切ったギャレス監督のゴジラ(2014)から10年。
モンスター・ヴァースシリーズとも長い付き合いとなりました。
多くのゴジラ信者としては、モンスター・ヴァースの最高傑作はマイケル・ドハティ監督のKOMだと思います。
私も例外ではなく、ドハティ監督の圧倒的なゴジラ崇拝を惜しみなく発揮したKOMが1番好きです。
しかしアダム・ウィンガード監督も素晴らしいゴジラ信仰の持ち主。
何も不安なく公開を迎えられました。
長々と私事を書いてしまいましたが、ここからは
私個人的に感じたGOOD POINTとBAD POINTをレビューしたいと思います。
【GOOD POINT】
〇物語進行の手法は前作同様
前作同様にコング主体で物語は進行しますが、
決してゴジラは不遇ではなく、コング以上の立ち位置として待遇されていました。
多くのゴジラ信者ならばゴジラは、単なる巨大生物ではなく“神”として認識しています。
それはドハティ監督もウィンガード監督も同じ。
人類が到底及ばない力や深遠なる哲学を持つのがゴジラ。
物語の進行は人間とコミュニケーションを取れるコングに任せ、重要な局面にゴジラと云う軸は至極当然。
ゴジラの格を落とさず上手い具合に仕上げていたと思います。
〇思い切りが良い怪獣ドラマへのシフト
怪獣映画に於いて人間ドラマを描く難しさは、最早説明不要である難題。
それを見事にクリアしたのがゴジラ-1.0。
対してウィンガード監督は、無理に人間ドラマに焦点を置かずゴジラとコング&スコを主軸にしたドラマを選んだ。
とても英断だったと思います。
ドラマは人間だけが持つものと云う認識は驕りです。
モンスター・ヴァースはゴジラ達のドラマなのです。
〇オマケ程度の人間ドラマ
字幕と吹き替えを両方鑑賞しましたが、どちらでも問題はありません。
好きな方で鑑賞して大丈夫です。
正直、このレベルの人間ドラマで充分。
主役はゴジラとコングなのだからゴジラの動向を見る、コングをサポートする位が丁度良い。
〇圧倒的存在感のゴジラ
もうゴジラが登場するシーンは全て最高です!
ゴジラが出るだけでニヤニヤしちゃいます。
ローマでのスキュラ戦、フランス空軍相手の体内放射、北極海でのティアマット戦、そして強化形態のエヴォルヴによる決戦...
もうどのシーンを切り取っても圧倒的怪獣王として戦いっぷりに感動しました。
スカーキング率いるグレイト・エイプ軍団を単騎で撃破したと云うイーウィス族の伝承でも別格な存在として伝えられていたのも良かったです。
前作や小説「プロジェクト・メカゴジラ」同様に地球の危機を察知する描写が、地球の調停者としての存在感を現してる。
正直、エヴォルヴならば単騎でスカーキング&シーモも圧勝だと思ってしまいました。
〇愛着あるコング&スコ
類人猿でもあるせいか前作以上に人間らしい愛嬌ある仕草のコングと新怪獣スコが良かった。
滝をシャワー代わりにしたり、虫歯で苦しんだりと怪獣を神の化身として捉える日本のゴジラ信者的には困惑する描写ではありましたが、今作は同族を探すコングの孤独さを現す描写としては良かったのではないでしょうか。
前作のゴジラの背鰭が使われている斧だけではなく、篭手のビースト・グローブを手に入れたアクションも最高。
〇貴重な氷属性の怪獣シーモ
ゴジラ作品にはかなり珍しい冷気を操るシーモ。
デザイン的にはシンプルながらも格好良さよりも可愛さを感じました。
設定的に単騎で氷河時代を引き起こせるスペックなのが、今作の隠しボスとしては申し分ない。
とは云え、やはりゴジラ・エヴォルヴが強すぎた。
〇モスラ復活
KOM以来の復活で相変わらず良デザイン。
モスラは前世の記憶を引き継いで転生する設定なのでギドラにより悲しい別れとなったゴジラとの再会は嬉しかった。
〇地下空洞の戦い
エヴォルヴ&コングの地下空洞戦は凄く良かった。
重力反転による物理法則ガン無視のアクションは、テンション爆上がりです。
流石は我らが怪獣王だけあって、直ぐに無重力に適応したゴジラの泳ぐような動きが美しいです。
ここでシーモの冷気ブレスが効かないと分かった時点でスカーキングは完全に詰んだ。
2014年のゴジラが、まさかここまでアクティブな戦闘をするようになるとは...感慨深い。
〇最終決戦
恒例の周囲の被害甚大な最終決戦の映像美は圧巻。
サンフランシスコ、ボストン、香港に続き、リオデジャネイロがヤバい事になって笑いました。
ビル群の倒壊のVFXは目を見張りました。
白組の実力を知った身でもやはり莫大な予算とスタッフによるハリウッドの映像は凄い。
最後まで苦戦する事無かったゴジラ・エヴォルヴが、シーモが放った氷期を引き起こす暗雲を吹き飛ばす最高の締め!
シーモにも救済があり安堵。
ゴジラとコングは無闇に殺生をしない。
それにしてもスカーキングが、シーモを制御する為に石を使用していたのに対して、解放後のシーモをアルファコールであっさりと従わせたゴジラ。
これが格の違いです。
【BAD POINT】
〇スカーキング&シーモが弱い
改めて怪獣大国日本の凄さを思い知った。
ギドラ、メカゴジラが如何に強大で絶望的な戦いだった事か。
スカーキングは単なる手長猿にしか見えず、デザイン的にも強さ的にも微妙でした。
予告の時点でバリバリゴジラ&コングにボコボコにされていたので噛ませ感が半端ない。
これまでのギリギリな戦いの緊張感が皆無だった。
〇人類の味方発言
アイリーンの台詞や映画の紹介文にてゴジラを人類の味方として紹介していたのは駄目ですね。
人類の道義を神に持ち込むなと言ったドハティ監督を見習って下さい。
ゴジラは星のバランスを守護する調停者。
人類如きの善悪なんかに干渉しません。
〇設定の矛盾
ゴジラは星のバランスを維持する為に世界中にいるタイタンをその生息地から動かないか監視する存在。
エネルギー吸収の為、フランスの原発襲撃は良いとして、北極海のティアマットを殲滅して吸収するのは、これまでの怪獣王として設定的におかしいかと。
確かにアメコミ「ゴジラ:ドミニオン」では、ティアマットによる侵攻はありましたが、今回は眠っていただけなのに...
〇音楽が弱い
KOMのベアー・マクレアリーが別格だったせいか今作では、印象に残るBGMが無かったです。
前作でさえメカゴジラ戦のBGMが良かっただけに残念。
〇モナークの存在が便利過ぎる
実は用意されていたビースト・グローブだったり、
登場ガジェットが便利過ぎる。
コングがどんな窮地でもモナークがいるから「まぁ、大丈夫だろ」と思ってしまう。
【総評】
BAD POINTも多く書きましたが、もう文句の付けようがありません。
ゴジラ新作を連続して鑑賞出来るだけで幸せです。
東宝がメッセージ性重視の反核・反戦のメタファーとして神性あるゴジラを描き、
レジェンダリーは怪獣王として激アツの怪獣バトルを描く。
両者が、この真逆の方向性で進んで行くのが素晴らしいです。
共通しているのが、監督に恵まれている事。
どの監督もゴジラを時には愛し、時には崇拝し、
とても大切に描いてくれています。
スタッフ・キャストの皆様、本当にありがとうございます。
もうゴジラ氷河時代はやって来ない。
日本とハリウッドが、これからもゴジラを生み出し続けてくれる事を本当に嬉しく思います。
モンスター・ヴァースシリーズはまだまだ続きます。
我らが怪獣王の更なる戦いを心待ちにしてます!
ピンクゴジラとプチメカキングコング、モスラを添えてvs氷結アンギラスと赤毛猿の群れ
全部載せチーズ盛り盛り超ハイカロリーピザ。ハリウッドゴジラはとにかく派手ですね。あっという間に2時間が終わりました。➖1.0の怖ーいゴジラを観た後だったので擬人化されたゴジラやコングはなんだか可愛くて笑ってしまいました。エンターテイメント。お祭り。今回もてんこ盛り怪獣お祭り映画でした。ちょっとだけ猿の惑星入ってたな。
猿の惑星か❓
久しぶりに劇場鑑賞〜☺️。
公開日初日に鑑賞できました〜✌️、たまたま仕事休みだったし昼間なら大丈夫だろうと思い行きました。
前回同様やはりメインはコングなので、途中「猿の惑星」かっ❓ってぐらいわからなくなってた(笑)。
物語的にも戦いやモスラが出て来たのもひっくるめて良かった〜けど、前回みたいなサプライズがないね〜💧。
前回のメカゴジラの登場はめっちゃ胸熱やったけどそんな要素は今回なかったね〜💧。
冷凍の怪獣が「バラゴン」や「アンギラス」のオマージュやったら熱かったんやけどな(笑)、みようによっては「アンギラス」と言えなくないが。
印象に残ってるのは歯のやりとりだね、銀歯を笑われたコングだったけど相手の歯が折れた事を笑い返してたから地味な伏線で印象に残った(笑)。
もうちょい重要かと思った歯だかそんな感じだったね😁。
あとゴジラはコロシアムが寝床なんだねってなんか可愛かった(笑)。
次回作もあるのかな❓また東宝怪獣のオマージュ出してほしい😆。
喧嘩上等一匹狼コング!喧嘩番長ゴジラ!喧嘩屋二人の共闘戦線!相手は地下帝国の族長だ!夜露死苦!!
21世紀の『怪獣大戦争』
感無量!!
1つの映画館でゴジラの新作が2本も上映されているという僥倖!!!
1本は日本の東宝ゴジラで、もう1本がこのハリウッドのレジェンダリーゴジラ。
そして両方とも充分すぎるクオリティーの作品!
東宝ゴジラはアカデミー賞作品、レジェンダリーゴジラもキングコングと共演、いかにもアメリカ的な超ハイカロリー作品。
キングコングの歴史がざっと90年、ゴジラの歴史が70年。怪獣映画の2大トップスターが今も現役で、しかも当たり前のように共演して、貫禄充分なパフォーマンスを発揮してるんですよ?
映画130年くらいの歴史で考えても、これってフレッド・アステアとジーン・ケリーの共演とか、市川雷蔵と勝慎太郎の共演に匹敵するありえないレベルの共演でしょ?それが今では普通にシリーズ化されてるんですよ?
ゴジラもキングコングも、これまでの道のり、名作ばっかりじゃなかったですよ。むしろヘンテコリンな作品の方が多いんじゃないかと思いますよ。
でも今上映されてる両作品とも、モノのハズミで人気が出ちゃったラッキーヒットではなく、ちゃんと狙ってヒットさせてるんですから、ちょっとどうかしてる(ホメ言葉)!
なんていうか…大谷翔平的な…。
私思うんですが、本家日本のゴジラもシェーしたりシッポ抱えて熱線放射で空飛んだり荒唐無稽なコトしてるんですから、走ったり飛び込みしたりするゴジラってまったく正しい!
それから私の解釈なんですけど、アンギラスとミニラの生まれ変わりも出て来て、まさに昭和ゴジラ!
レジェンダリーゴジラは、昭和ゴジラシリーズを実に上手く踏襲してると思いますよ。個人的にホントこういうのが見たかった!
そしてキングコングの「キング」の称号は「群のボス」ってことでしょ?ゴジラは今でも「キング・オブ・モンスターズ」の称号をキープしたまま、いよいよキングコングを昭和ゴジラの世界へ見事に取り込みましたね。
次はガイガンとジェットジャガーを出して下さい!
…ということで、良い時代になったなぁ…本当に感無量です。
今年は本当にゴジラのピークの年で、キングコングのピークの年だと思います。
これから『ゴジラ−1.0』も見てきますよ。
こんな体験もう2度と出来ないと思いますし。
ホント超幸せ。
これぞハリウッド映画
新怪獣に魅力が無い。
試写会にて鑑賞。
マイゴジと違ってとにかくゴジラが躍動感たたっぷりに動く動く。カメラのアングルや建物の破壊描写も凄くて怪獣のシーンはどれも迫力満点でさすがはハリウッド大作といった仕上がりだった。
人間パートは前作より主要キャラが減ったので見やすかったけどこれまで散々人間殺してきたゴジラを人類の味方と言い切るのは無理があって平成ガメラと被るけど地球の守護者の方がしっくりきたな。後ヒロインのジアがコングの通訳でモスラの使役者と設定重ね過ぎ。
メイン敵怪獣はキングギドラにメカゴジラと東宝の人気怪獣が続いた後で猿タイプのスカーキングは素早い以外にコングとの差別化ができてなくてシーモはなんかモンハンに出てくる敵キャラみたいな上に終始嫌々操られてて被害者にしか見えない点も残念でどうせなから洗脳解けた後はゴジラ達と戦ってやられて欲しかった。次回作は東宝の人気怪獣で出てないガイガンかメガロを出して欲しいところ。
ゴジラの描かれ方が日本と全然違うからマイゴジ見た人達からはかなり評価が別れると思う。
ゴング&ゴジラでした
三つのストーリーが平行してに進行してゆくよくあるハリウッド映画のストーリー展開の手法、途中で猿の惑星かスターウォーズかと思う位SFっぽい流れの映画、たぶんこの監督は小さい頃このようなSF映画をよく観て育ってきたのかと思う位のSFタッチの映画でした。
ゴジラとコングという作品名ですが、そこはアメリカ映画、大部分はコングの世界がストーリーを占めています。だからゴジラの登場は少な目、確かに映像描写は日本のゴジラ映画よりも迫力もあり描写も奇麗だけどそれもまたハリウッド映画、相当お金を掛けているのでしょう。少し辛口ですが個人的には多くのCG映像の良いとこだけ張り付けたようなB級映画って感じでした。
3人の登場人物の役割分担的には先に書いたように少しスターウォーズ風の感じですね。
アジア系の登場人物の俳優は中国人ですが、この辺はゴジラ映画なんだから日本人を使わないのはチャイナマネーが絡んでいるのかとちょっと推測してしまう。
こんな感じの映画ですがまたまた先に書いたように、凄い迫力と綺麗なCG映像が次から次へとてんこもりで観れるので中だるみも感じなく最後まで一気に見れました。なのでこの映画は子供が観たらとても楽しめる映画だと感じます。
一つ重要な所は、ネタバレにならない程度に書くと、この作品名が「ゴジラ×コング」だという事、つまりVSではないがゴジラとキングコングがこのストーリーの中でも戦うという事、それは生物のお互いの世界の縄張り争いなのだろうか、但し本当の見所はそこから先にあります。
その結末は観てのお楽しみという事で
最後にゴジラってやはりカッコイイですね、ハリウッドが認めるのも解りますこのデザインを生み出した日本人は本当凄いと思います。
追記
ゴジラは普段色んな所に潜伏しているが、今回はなんとイタリアのあの有名な建造物の中に寝て休んで活動して、またそこに戻って寝に帰る所がgoodでした。
走るゴジラ、人間くさいコング
細かい設定やツッコミはさておき、とにかくモンスター同士の素手ゴロ(飛び道具も含む)バトルが見もののモンスターバースシリーズ。今回も存分に堪能。
前作『ゴジラvsコング』はラスボス兼隠しキャラがちょっと“ざんない”扱いだったけど、今回はその隠しキャラ(と表していいのかは分からないが)が意外な活躍をしてくれる。どんどん『猿の惑星』シリーズを観ている錯覚に陥るが、やっぱアメリカにとってはゴジラよりコング主体の方がストーリーを作りやすいんだろうなあ。
予告編の段階で物議を醸していた“走る”ゴジラも、そのシーンに至るまでの過程が何でもアリ状態だったので、まあ許容できてしまう。というかプロレス技まで繰り出されては、もう何もかも受け入れるしかない。とどのつまり、ハリウッドゴジラはこの路線で突き進んで欲しい。
あと試写は日本語吹替版だったけど、タレント吹替に関してはそんなに違和感は感じず。鈴木もぐらは、こなれてくれば普通に上手くなるのではと思わせるぐらいノイズにはならなかった。もっとも出番が少ないキャラだったからという事もあるが。
“怪獣”格闘プロレス場外乱闘超大作!レジェゴジ は進化してる?
『godzilla × Kong enpire』anniversary nightで鑑賞
godzilla × Kongの×はVSでは無い、本作。
予告編でほぼほぼ既にネタバレしてますが、想像以上のゴジラの走りっぷりは必見です(笑)
ストーリーある様で無い様で・・・見事に何も無い!
けれども“怪獣”プロレスは想像以上に凄いので、是非劇場の大スクリーンでという感じです。
(キングコングが途中から大仁田厚にしか見えなくなるのは私だけ?)
マイゴジやシン・ゴジラの様なクオリティを求めて行くと、多分全く入り込めないと思います。とにかく“怪獣”によるアクション!アクション!またアクション!
※昭和ゴジラへのオマージュたっぷり!な怪獣好き少年が作ったらこんな作品になるだろう的振り幅マックス作。さすがゴジラシリーズ異色作『vsへドラ』監督坂野義光がエグゼクティブプロデューサーを務めたレジェンダリー!ならではでなんでもありだが、とにかくここまでアクションするとある意味爽快笑。
中国・韓国・台湾はじめアジア圏ではマイゴジは何も無かったかの様に公開されてませんが(特攻隊員が主役だとアジア圏では公開できる訳も無いし、そもそも韓国で邦画が公開できる様になったのも映画祭などの特別上映以外は1998〜/レジェンダリーとの契約でレジェゴジ公開年と東宝ゴジラは同年公開NGという契約もある様で、そもそもアジア圏での公開は視野に入れて無かったでしょう)、本作全世界興行収入3週目657億円突破〜マイゴジが73.5億/公開161日目なので、やはり巨大マーケットを意識するかどうか、数字的には無視出来ないのかもしれません。
ただ、結論として確実にゴジラ-1.0やシン・ゴジラの方が圧倒的に面白い(CGクオリティも水の表現とかマイゴジが上)!そして、和製ゴジラはやはり己の道を貫き通してほしいと改めて思うに至りました。
しかし、そんなに面白い和製ゴジラを観てもらえないという現実にも、戦後って終わったのかと深く考えさせられた次第です。
(以下ちょっとネタバレ注意です)
レジェンダリーのモンスターバース作品はどこへ行くのでしょう?
キングコングが猿の惑星ばりに大群になり、ゴジラが人類の味方になってしまった今、この先向かうはもうエイリアン対ゴジラ&コングしか無くってしまう気が・・・。そして、今回吹き替え版上映でしたがレジェゴジ吹き替えの中では圧倒的に今回作が良いです!
KOMとかマーク・ラッセル(カイル・チャンドラー)役の田中圭の声と役があまりにも不釣り合いで・・・全く入れなかった。
それと、モスラの画は相当良かったです。内容は無いけどあのモスラはIMAXで観たい、プラス日本版のみエンドロールでYaffle x AIの主題歌が流れますが、この怪獣プロレスにハマりすぎるくらいピッタリハマるので普段吹き替え版を観ない方にもオススメです。
※公開後のゴールデンタッグ(寝ろ!/起きろ!)編CMが面白すぎW
余談ですが
自分的にはやはりレジェゴジ のデザインをかっこいいと思えない、果たして海外のゴジラファンはどう思っているのだろうか?少なくとも、今フリマアプリでゴジラのフィギュアも販売しているが圧倒的に和製ゴジラの人気が高い。そして、ゴジラの造形は常に進化し続けている、昭和ゴジラ然り平成・ミレニアム・GMK・FWゴジ極めつきはシン・ゴジラ!今までのゴジラとは相当なデザイン変更だが、ちゃんと和製ゴジラとしての地位を確立している。そしてマイゴジでも新たなデザインとなったがやはりかっこいい。実際販売されてるゴジラフィギュアでもレジェゴジ はあまり人気がないのだが和製ゴジラはどれも人気が高い、レジェンダリーゴジラも10周年という事だが、いくらコングとかけっこしても、ピンク色に輝いてもなんか代わり映えせずイマイチかっこ悪い。今後デザインが変更されカッコいいゴジラに進化したらもっと良いのにと思う次第です。
ちゃんとゴジラがカッコいい🥰
『新たなる帝国』は、ゴジラとコングの激突のその先に待つ、未知なる脅威を描くシリーズ最新作。日本公開に先立ち、3月29日より北米3,861館で上映がスタートし、週末3日間で約8,000万ドル(約120億円※1ドル150円計算)を見込む、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』『ゴジラvsコング』の初登場週末興行収入を上回るオープニング興収を記録した。
シネプレックス会員、月一無料なんで、3ドル出して3Dで観ました。3Dメガネ、何年ぶりだろw
いやー、マイナスワンの後でメイドインUSA なんてかすまないか?と思ってましたが、ストーリーはさておき映像の迫力はすごかったです。
ただ、ゴジラよりコングがメインで、観客はコングに一気にシンパシーが集まる展開なので、タイトルはちょっと誤解させますね。何ならゴジラが出てくる前の、コング対赤ゴリラの方が迫力がありましたw
ゴジラも、ファイヤー・ゴジラとフローズン・ゴジラが出てくるしw、CGにいくらかけたんや?っていうくらい、わっちゃわちゃでした。
まぁ、字幕なしで観るには、このくらいセリフが少ないとありがたいし、娘役の女の子は聾唖の設定なので、英語字幕も出るから、私にはかなりわかりやすい作品でした。
…そりゃもちろん、ゴジラ・マイナスワンが優勝ですけどね。
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