ゴジラ×コング 新たなる帝国のレビュー・感想・評価
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※エンドロール後、何も無いんかいっ(トイレ我慢してたのに😭)
このGODZILLAシリーズのファンだから見続けてはいるがコング寄りの作りだから個人的に残念
もっと人間たちのパニックやら奮闘やらを見たかったので……
モンスター映画としてなら、まぁ見れました
映像とかは良かったけど話の規模があまり変わらずむしろ既視感のせいかストーリー的にスケールが小さく感じました
敵?側もインパクトが弱いし人間側の描写も中途半端だし感情移入出来なかった
深く考えずに娯楽映画としてなら楽しめるとは思うけどシリーズのファンだけに過去作より期待してしまうので今作は残念でした(前作も個人的にはあんまりでしたが)
ゴジラとコングの最強タッグの圧倒的破壊力
かっこいいゴジラとコングとスカーキングの人間臭い争いを軸に重量感ある怪獣プロレスであっという間の2時間でした。
見所も多く、
エジプトでのコングVSゴジラ?
全然話を聞かないゴジラにそれをなだめようとするコング。
でも、一瞬で諦め、マウントをとりフルボッコにするコングに思わず笑ってしまいました。
そして、モスラが来てからのゴジラの聞き分けの良さが更に笑いを誘いました。
地下空洞でのゴジラとコングの大疾走から始まる空中アスレチックでの戦闘はゴジラの軽快さに笑い
そしてリオデジャネイロでのラストバトルでは
スカーキングが圧倒的な小物感からの予想通り、ゴジラとコングの最強タッグとシーモの逆襲にあい
予定調和でありつつも明快で気持ちのいいバトルでした。
今回はモスラもしっかり、人の味方として活躍したので満足です。
次回は何の怪獣が出るのか
今から楽しみですね。
格好いい!!お金かかりすぎる!
ゴジラ-1と比べて 本作は1+1=2という等価な効果があり ゴジラ-1は1+1>2というコストを超える視覚効果がある。それはゴジラ-1のいい所だと考える。
しかし 本作はコストが高くかかり 素晴らしいアクションのシーンと前作より楽しめる視覚効果ができた。それは本作の魅力的な所だと思う。唯 世界観は申し添える感じがあり 前作と連続して 隠せた謎を解ける物語の方がもっと良いと思う 。それは非常に残念な所だ。
やはり映画を作るのは非常にお金が掛かるんだね。
ノリと勢いで突き抜けろ!
【”ギャース、グワー、バキバキ!”怪獣オールスター戦の装いを帯びて来た「モンスター・バース」シリーズ最新作。モナークの人間も頑張っているが、今作はそれよりも、怪獣同士のバトルを楽しむ作品なのである。】
■特務機関のモナークは、異常なシグナルを感知する。
アンドリュース博士(レベッカ・ホール)たちはその地点に向かうのだが・・。
◆感想<Caution!内容にやや触れています。>
・「モンスター・バース」はご存じの通り、地上はゴジラが、地底世界はコングが人間を守っているという設定だが、その割にはゴジラもコングも遣りたい放題である。
ゴジラに至っては、ロシアのコロッセウムで寝ているし、(で、出る時には一部壊している。嗚呼、世界遺産が・・。)ギザのピラミッドをバシバシ壊しちゃうし。(嗚呼、再び世界遺産が・・。)
・イーウィス族の唯一の生き残り、ジアちゃん(ケイリー・ホトル:前作に次いで連続出演。可愛さ増し増しである。尚、私は変態オジさんではないです。)はヤッパリ可愛いなあ、と思ったらナント、モスラが発信していたSOSを感知するとは。
可愛い顔をしながら、最早、コング&モスラと、立派な怪獣遣いである。
そして、ジアちゃんは”モスラ~や、モスラ。”と歌っていた歌のお姉さんコンビ(片方。)にも似ているのである。ビックリ!
・地下を仕切っていたスカーキングの悪そうな顔。
そして、彼奴は単独ではコングに勝てないので、慣らした氷河期怪獣シーモを使ってコングの右手を凍傷にするのである。
ー 卑怯な奴であるが、”策士、策に溺れる”如く、自身が氷河期怪獣シーモの光線を浴び、砕け散るのである。
◇辞世の句 ”砕け散る、我が行いの成すがゆえに。Byスカーキング。” -
・ゴジラも氷河期怪獣とバトル・・、でイロイロと壊しながらも楽勝。
・今作は、途中から、モナークの人達は余りでなくなり、怪獣達のバトルが延々と繰り広げられるのである。
ー 非常に正しい構成である。人間なんて小さい存在なのである。ー
<このシリーズは、ゴジラ生誕70年(お爺さんか?)とシリーズ10年を記念する作品である。故に怪獣オールスター戦の装いは深まっている。
モナークのアンドリュース博士を始め、人間もイロイロと頑張っているが、今作はそれよりも、怪獣同士の戦いを楽しむ作品なのである。>
ゴジラ×コング 新たなる帝国 一応シリーズ通して観てはいる。このシ...
ゴジラ×コング 新たなる帝国
一応シリーズ通して観てはいる。このシリーズの大ファンというわけでもなければ、ゴジラをはじめとした怪獣映画の大ファンって程でもないが怪獣プロレス映画として軽い気持ちで観たら極々普通に楽しめる程度ではあった。
シリーズの過去作見ても分かる通り日本のゴジラとは本シリーズのゴジラのイメージは異なるし、コングもシリーズを重ねる事に人間っぽくなり本作では二週間後に新作を控えた猿の惑星の様な舞台になってきてるのはなんか目立つ。
ストーリーはあまり好みのものではなく所々退屈に感じる事もあったが、戦闘シーンは迫力があるのはやはり映画館で観ると楽しく、本日からオープンのローソン•ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいで鑑賞する事もでき個人的には思い出に残る一作ではあった。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 アイアンクロー 4.7
5 オッペンハイマー 4.7
6 クレオの夏休み(横浜フランス映画祭2024) 4.7
7 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7
8 ARGYLLE/アーガイル 4.7
9 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
10 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
11 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
12 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
13 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
14 アクアマン/失われた王国 4.5
15 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
16 マリア 怒りの娘 4.0
17 異人たち 3.7
18 ミツバチと私 3.6
19 ブリックレイヤー 3.5
20 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4
21 オーメン:ザ・ファースト 3.4
22 RHEINGOLD ラインゴールド 3.3
23 12日の殺人 3.3
24 インフィニティ・プール 3.3
25 ゴーストバスターズ フローズン・サマー 3.2
26 プリシラ 3.2
27 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2
28 コヴェナント/約束の救出 3.0
29 僕らの世界が交わるまで3.0
30 ゴジラ×コング 新たなる帝国 3.0
31 ブルックリンでオペラを 3.0
32 ストリートダンサー 3.0
33 カラーパープル 2.9
34 弟は僕のヒーロー 2.8
35 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
36 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7
37 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6
38 関心領域 2.6
39 ジャンプ、ダーリン 2.5
40 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
41 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3
42 マダム・ウェブ 2.3
43 落下の解剖学 2.3
44 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
45 哀れなるものたち 2.3
46 ザ・エクスチェンジ 2.2
47 DOGMAN ドッグマン 2.2
48 パスト ライブス/再会 2.2
49 リトル・エッラ 2.2
50 パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ 2.2
51 ボーはおそれている 2.2
52 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
53 瞳をとじて 2.2
54 ゴースト・トロピック 2.2
55 葬送のカーネーション 2.2
56 Here ヒア 2.1
57 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0
58 ハンテッド 狩られる夜 2.0
59 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
60 ゴッドランド GODLAND 2.0
61 キラー・ナマケモノ 1.9
62 ザ・タワー 1.9
63 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
64 マンティコア 怪物 1.9
65 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
66 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
67 デストラップ 狼狩り 1.6
68 No.10 1.5
69 VESPER/ヴェスパー 1.5
70 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
ソウルフル・ワールド 5.0
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
あの夏のルカ 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
犯罪都市 NO WAY OUT 4.5
DUNE デューン 砂の惑星 リバイバル 4.0
メメント リバイバル 2.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
貴公子 1.5
ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5
ハリウッド版「南海の大決闘」
怪獣が暴れるのに理由は要らぬ
怪獣映画が大好きな自分としては、スクリーン上でゴジラやキングコングが大暴れしているだけで満足といえば満足なんだけれど、ただ、大怪獣が暴れるのにもっともらしい理由は要らないな。ゴジラが他の怪獣と戦うのはいわば闘争本能の発露なんであって、それで人類が助けられたとしても、結果としてそうなっただけなんだ。また、キングコングは唯一無二の孤高の存在だからこそ尊いのに、コングもどきがぞろぞろ出てきては気高さが薄れてしまう。それに、モスラはもうちょっと可愛らしく造形してほしかったな。
まぁ、ハリウッド映画によくある、「子供のわがままのせいでたくさんの人が死んでしまう、だけど本人はそのことをちっとも反省していない」というシーンが、本作ではほとんどなかったから、そこはイライラさせられずに済んだ。
今回観て改めてモンスターユニバースがハマらないと分かりました
レジェンダリー版がハマらず避けていましたが、特に観たい映画も見つからなかったのでIMAXにて鑑賞。
映像美や迫力は流石にハリウッドクオリティーでしたが、怪獣バトルもこれが見たかった感は薄かったです。
特にコング族同士のやり取りは虚無感すら感じました。
後半にかけてプロレスになるシーンも、これゴジラコングでやる必要あるのか?と思ってしまいました。
ストーリーや人間ドラマを雑にするのは百歩譲って良しとしても、目新しさが薄いバトルと適当に惑わされる人類の構図がやはりしっくり来ませんでした。
ワクワクするシーンが一つや二つあるのが普通なのですが、この映画にはそのように感じるシーンはなかったです。
ハリウッド版ゴジラの最高傑作❗
地下空洞に平和は訪れたが、地上がえらいことになってるのはスルーなのね
2024.4.26 字幕 MOVIX京都 ドルビーシネマ
2024年のアメリカ映画(117分、G)
『ゴジラ』『キングコング』のリブート的作品の『ゴジラVSコング』の続編映画
レジェンダリー・エンターテイメントとワーナー・ブラザーズによる「モンスター・ヴァース」シリーズの第5作目
地下空洞からのシグナルを察知した人類が未曾有の生物とゴジラ&コングの戦いに巻き込まれる様子を描いた怪獣映画
監督はアダム・ウィンガード
脚本はテリー・ロッシオ&サイモン・バレット&ジェレミー・フォスター
原題は『Godzilla × Kong : The New Empire』で、「ゴジラとコング:新たなる帝国」と言う意味
物語は、前作にてゴジラVSコングの決着がつい手から3年後の世界を舞台にして、未確認生物特務機関「モナーク」が地下空洞からあるシグナルを受信するところから紡がれる
技術者たちは機械の不具合だと考えていたが、そのシグナルと呼応するようにゴジラの活動が活発になり、人類言語学者のアイリーン・アンドリューズ(レベッカ・ホール)は、何かしら意味があるのではと考え始める
そこで、ポッドキャストで陰謀論を配信しているバーニー・ヘイズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の元を訪ね、ヒントをもらうことになった
バーニーは「これまでの怪獣出現の時に同じシグナルを感知した」と言い、今回も「何かしらのSOSではないか」と言う
そこでアイリーンたちは地下空洞に降りて、何が起きているのかを確かめることになったのである
モナークの長官ハンプトン(レイチェル・ハウス)は、アイリーンの他に獣医のトラッパー(ダン・スティーヴンス)、パイロットのミケル(アレックス・ファーンズ)を同行させるものの、イーウィス族の生き残りであるジア(カイリー・ホットル)とバーニーもついてきてしまう
コングとともに地下空洞に入った一行は、そこで前線基地が破壊されていることに気づく
そして、そこにはコングではない何かの血のついた手形が残されていた
監視カメラを回収して中を確認すると、やはりそこには何かが映り込んでいて、地下空洞にはコング以外の何者かがいることがわかった
そして、ジアは何かを感じ取り、彼女の示す方へと向かうことになったのである
物語は、ジアの民族の生き残りと、グレイトエイブスの集団が見つかると言う流れになっていて、髑髏島の一族は地下空洞に逃れていたと言う展開になっていた
そして、そこには地上から守護神モスラを呼び覚ます救世主がいると語り継がれ、それがジアであることが判明する
ジアは期待通りにモスラを復活させ、コングVSグレイトエイブスの戦いに加勢することになったのである
映画は、所狭しと巨大怪獣たちが暴れまくる内容になっていて、それを楽しむために物語はかなり単純明快に作られていた
イーウィスの生き残りが伝説を壁画に残しているとか、ですよね展開が続くので、人類パートはあまり面白くはなかったりする
傷ついたコングにパワースーツみたいなのを装着させるのだが、何となくトランスフォーマー的な既視感を感じてしまった
ゴジラの放射能集めも大した出番がなく、原発が無茶苦茶になったフランス住めないよねとか、戦いの舞台になったブラジルもヤバいよねとしか思えない
アメリカ本土が舞台じゃないために米軍の出動がなかったりするのだが、あの戦いに人類が入っていけるはずもないので、傍観してどうなるかを見守るしかないのだろう
いずれにせよ、アトラクションムービーとしては良いと思うが、その割にはアイリーンとジアの母娘の絆みたいな安っぽい人間ドラマがあったりするのがノイズだったように思う
コングとスーコ(小さい猿)の関係とか、スカーキングとシーモ(囚われの氷の怪獣)が隷属的で、それがコングとの従属に変わると言う流れの方が重要だったように思える
自然界は「強者に従う」と言うが、シーモとスカーキングの関係は武器(クリスタル)を使っての恐怖政治だった
それが己の力だけで制圧し、頂点に上り詰めたことでシーモがなつくと言う感じになっている
でも、コングがパワースーツ(ビーストグローブ)を使用して、ゴジラとモスラの助けを借りて勝ち残っているので、このあたりはもう少しアシスト寄りにしても良かったように思う
VSではなく「×」なので、協力関係になるのは分かるのだが、本作の流れだと、コングが生身で打ち破る方が爽快感があったのではないだろうか
途中で邪魔になって脱ぎ捨ているとかでも良かったかもしれません
1番強いのはダイワマン‼️❓関係無いけど‼️❓
世界でバカウケなのが、良く分かる映画でした。!!でもノー天気に楽しんじゃいました!!
クロスオーバーのモンスターパニック!!
もう「猿の惑星」なのか?
「ジュラシックワールド」なのか?なんなのか?
メチャクチャ《怪獣大集合》のサービス満点の映画でした。
楽しかったです。
…………………D olby C inema 字幕で観ました。
この映画の隠し玉(主人公)は、一人の先住民族の少女ジーアでした。
もちろん主役は破壊神ゴジラ、そして守護神コングですが、
人間界の主役はジーアちゃん(前作から続投でした)
ここからは内容に深く触れてますので、ご注意ください。
「ゴジラvsコング」2021年の続編という映画で、前日、
復習をしておいて本当に良かったと思いました。
「キングコング 髑髏島の巨神」2017年で髑髏島の先住民族の
イーウィス族は絶滅したと思われていました。
そのただ一人の生き残りが、聾唖の少女ジーアでしたが、
ジーアはコングと心を通わせてシンパシーで会話できるのです。
ジーアはコングの気持ちの代弁者なのです。
その意志を義理の母親のアンドリュース博士(レベッカ・ホール)に
手話で伝えるのです。
《ゴジラ愛でゴジラ命》の日本人の私には【会話するコング】が心底
羨ましいですね。
ゴジラは心の中を語らないもの(涙)
私だってゴジラの気持ちを聞いてみたいもん!!
(コングにアメリカ人は、えこひーき・・ですよね!!仕方ないけど)
(ゴジラはその点で、一歩も2歩も、損してますよね。)
予告でも盛んに、
《地上テリトリーのゴジラ》
《地底テリトリーのコング》と言ってます。
【VS】ではなく✖️の意味とは?
ゴジラの住んでいた地底王国は恐竜と共存・敵対する帝国です。
そして更に更にその地底奥深くには、
【猿の王国】と髑髏島を追い出されたイーウィス族の王朝が
あったのです。
ジーアには家族といえる仲間たちが地底王国の王朝を築いていたのです。
お後は観ていただくとして、
我が愛するGODZILLA君は、最初はローマのコロシアムの中を
住処にして居眠りしてましたよ。
コング(キングコング)君も今回野生的で、恐竜の内臓とかムシャムシャ
お食べになっていて仰天いたしました。
ちょっとグロかったです。
所詮は人間は添え物で、ストーリーは気にしなくていいのかな!!
虫歯の痛いコングの治療、
やたら最先端の飛行機で抜歯して差し歯にするシーンなんかも、
楽しく。
その差し歯(ステンレスなのか銀色)を、大笑いする
猿族の長(おさ)やその仲間・・・なんてシーンも楽しい。
猿の惑星の新作も公開される噂ですし、クロスオーバーは
どうなっちゃうんでしょうね!!
音響・映像の大迫力に血沸き肉躍りました。
神秘的な力と怪力。
地下空洞の異常シグナルのグラフとジアの無意識に書いた絵に何かあるのでは?!と思ったジアの母アンドリュース博士と、博士の相談に乗ったヘイズ、獣医トラッパーも同行で地下空洞へ異常シグナルの原因を調査へ行く話。
不思議な力を持ったジアの力で目覚めるシークレットモンスターと怪獣達との意思の疎通でどうなる世界!?なストーリー。
本作のタイトル通りな話かと思ったけどちょっと違った、ネタバレになるとあれだから書かないけど(←書くことないからの言い訳)、ほんとネタバレになったら楽しみにしてる方に悪いからね(←文字数稼ぎ)!と、毎度ふざけるけど、正直人間部分の話にはあまり引き込まれなく、やっぱモンスター同士のバトル部分が面白かった。
個人的にはジアの力で目覚めたモスラのシーンは神秘的でちょっと感動。
その後のジアの力でゴジラ、コング、モスラを束ねた辺りも神秘的だし何か分からないけど涙。
洋画版ゴジラを観ると思うのはバランス良くてカッコいいけどゴジラの腕が長いのよね!と思ってしまう、邦画版だと短いけど、角度の問題?!ブラーンと垂らさず90度位の角度で腕が上がってるのよね邦画版は!と、ちょっとマニアック、とりあえずモンスター達のちょっと団結と熱いバトル面白かった。
にしても数ヶ月前公開のゴジラ-1.0は怪獣部分、人間ドラマと良く出来てたなと改めて思ってしまったのも正直な話。
ちょー微妙〜
ザ・ハリウッド
アメコミ風ゴジラの続編。これでいいのか?
字幕版を鑑賞。ハリウッド製ゴジラの5作目で、2021 年の「ゴジラvsコング」の続編である。アメコミのような軽いノリで、大暴れする怪獣が見られれば満足という客向けなので、「ゴジラ -1.0」のような感動を求めると肩透かしを喰らう。登場人物も前作から引き継がれており、特に各人物の説明はないので、前作を見ておく必要がある。ゴジラのデザインも踏襲されているが、あまりにずんぐりムックリし過ぎていた前作よりはだいぶスリムになった気がする。
前作同様、話は非常に荒唐無稽であり、リアリティを求めるのはナンセンスである。地球の中に巨大な空洞があって、そこがゴジラなどの巨大生物の生まれ故郷だというのだが、何故か重力が逆転しているというワケワカの設定になっている。地球の中に深く入ってしまえば自分より下の地球の質量が減るので、重力が減ることはあっても、逆転する理由はない。また、特に必要な設定でもなく、何故あんな話になるのかと首を傾げた。そもそも、地下なのにどこから光が来ているんだという疑問は何の説明もされない。
ゴジラがトップネームにあるのだが、前作よりはるかに出番が少なく、ほぼコングがメインの話であり、都合よく働かされる姿には、ゴジラファンとして非常に忸怩たるものを感じた。「巨猿の惑星」とでも呼ぶべき状態がかなり続く。ゴジラがローマに定住しているという話も何だかなである。ゴジラが動き出す度に市街地や橋などを壊すので、ローマ市はとんでもない出費を抱えてしまうはずである。
前作同様に、今作のコングは何と手話を理解して、自分も手話を使うので、人間とコミュニケーションが取れてしまっており、モンスターの条件から外れてしまっている。ゴジラまで人間や他の怪獣の言いなりになって活動してしまうようでは、大昔に見た子供に迎合しまくった怪獣映画を見せられているような気がした。コミュニケーションが取れるなら、暴れるシーンなど不要だったのではないかと思われてならない。
本作に登場する怪物はコングとゴジラばかりではなく、他にも何種類か出て来るのだが、全てが CG で作られている。いずれも魅力に乏しく、コングの食料になってしまったりしているが、筒切りのように刻んだ獲物をコングが食べているシーンは、缶ビールでも口に運んでいるように見えて仕方なかった。コングの義歯についても、どうやって上顎に固定したのか全くわからない。抜けた穴に差し込んだだけでは何も噛めるはずがない。
何もかも謎の世界で、何一つ謎が解明されることなく話が進む。かと思うと、登場人物の一人が突然状況を説明し始めたりする。本当に訳がわからない。そういう点にこだわりを持つような客筋を求めていないのだろう。ロケだけは世界中で行なっているようで、潤沢な資金の存在が察せられた。
本作には、前作同様に巨額の 47 資本が投入されたようで、代償として 47 人俳優が登場しているのが見え見えである。ゴジラ研究者とその養女との親子の関係をさも大事そうに描きながら、同行したクルーの一人がとんでもない目に遭ったのに誰一人それを悲しまず、全く尾を引くこともなく話が進んだのには呆れ果ててしまった。これを書いた脚本家は、FF7 でエアリスが死ぬように進言したというスクエアのクソ社員並の冷血感なのだろう。
音楽は本格的にクラシカルな作りで好感が持てたのだが、完全にオリジナルの曲で、伊福部昭を感じさせるようなところが皆無だったのには残念だった。CG での戦闘シーンはそれなりに見応えがあったが、やはり脚本の出来の悪さがハリウッド版の難点であると思わされた。この先、更に続編が作られる可能性もゼロではないと思うが、この調子で続けられても見る意味があるのかどうかは極めて怪しいという他はない。いずれにせよ、くれぐれも 47 の言いなりにはならないで欲しいと表明せずにはいられない思いに駆られた。
(映像5+脚本1+役者3+音楽4+演出3)×4=64 点。
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