「怪獣プロレスだとしても無意味過ぎて無理のある描写はありますがそこそこいけます。」ゴジラ×コング 新たなる帝国 ykb1991さんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣プロレスだとしても無意味過ぎて無理のある描写はありますがそこそこいけます。
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まず、スカーキングがコングを狡賢さだけで追い詰めるしか能のない弱小で、ある意味ではコングの格を下げないかませ犬として機能していました。次に、ミニコングがハリウッド映画の王道を往く「逃避行や冒険に付き物の小悪党」をちゃんとしていました。それに、人間キャラが怪獣たちの邪魔をしなかったのもナイスです。
まぁ、ポケモンのキュレムのパクリギリギリの怪獣が出るなど際どいオマージュネタもありましたし、ワープホールでコングがランダムに世界の都市にワープして理由もなく街を踏み荒らすなど越えてはいけない無意味の壁を越えていましたし、割と目に付くところや違和感はあるにはありましたが。後は、モスラがただの便利屋になってたり、ただのかませ犬みたく本筋と関係ない戦闘で退場したチョイ役の怪獣がいたりと、若干怪獣のごった煮みたくなっていたのが気になりました。
ただの怪獣プロレス映画でももっとストーリーや演出は整えようがあったのではないかと思いましたが、まぁそこそこ楽しめました。
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